本来なら、4月から放送開始予定だったドラマが続々と放送開始となりつつある。
コロナの感染防止のために、撮影ができずに、放送開始が未定だったものが、ようやく撮影再開の目処がたち、放送開始となってきている。
しかし、感染2波の影響を避けるために、ある程度撮り貯めてから放送を開始するものもあるようで、大ヒットドラマの半沢直樹などは、7月19日の放送開始予定となっている。
おそらくは、ほぼ最終話までの撮影を終わらせてからの放送開始とするためのスケジュールかも知れない。
こういった感染病による放送延期や中止も放送関係者には怖いが、キャストの不祥事による放送自粛も怖いだろう。
出演シーンの代役によるとりなおしや、編集のやり直しなど、人が関わる仕事では、たくさんの人が迷惑を被る。
もっとも、これは日常の仕事でも同じだ。
片付けられる仕事を放置したままにしておいて、休んでしまう。
もちろん、病気や体調不良でも仕事を休むなとは言えない。
しかし、切羽詰まってストレスで休むとかだとすれば、その人に仕事を任すことはできないだろう。
それもパワハラになるのだろうか。
だとすれば、不祥事を起こした芸人に自粛を求めるのもパワハラだ。
何だかいろいろなことが歪められて解釈される気がしてそちらの方が怖ろしい。