首切り

景気が悪くなってきている。
まずは、非正規から仕事が無くなり、次に仕事のできない正社員。
その次に給与の高い管理職の順番だろうか。
管理職が先じゃないのかと思う方もいるだろうが、管理職には仕事のできない社員を辞めさせるという大事な仕事がある。
会社にしてみれば、一般社員を減らすのは企業イメージの観点からもかなり難易度の高いことだ。
管理職なんて、何とでも理由をつけて辞めさせられることができる。
困るのは、仕事のできない社員を辞めさせようとすると、仕事のできる社員に見限られてしまうことだ。
仕事ができる社員はどこに行っても受け入れられるので、よほどのことが無ければ今の会社に執着する必要がない。
皮肉なものだ。
残るのは、給与の高い管理職と使えない社員、それに極僅かの優秀な社員だ。
もはや、泥舟。
そう言えば、富士通が基本的に在宅ワークとする方向にかじをきつた。
在宅勤務手当として、月に5000円。
通勤手当は支払わず、オフィスを半分にする。
丸儲けだ。