続 労働人口

先日、新聞に2030年の労働人口についての記事があった。
発表はパーソナル総研と中央大学によるもので、総務省によるものではない。
その中でサービス業で400万人の不足が予想されていて、不足予想人数の半数以上になる。

販売員などはこれに含まれず、医療従事員や介護員などもこれに含まれていない。

じゃぁ、サービス業って何だよと思った。
いわゆる、物ではないものに対して対価を得る業務で、飲食店の調理とかホールとか、床屋、美容院、マッサージ、エステティシャンとかそんなくらいしか思い浮かばない。

AIで今の仕事の半分が無くなるというおどろおどろしい話もあるが、正直なところいつかはそうなるだろうという思いはある。
そうなった時に、人間に残された仕事は一体何になるのだろう。
新薬開発の治験台、音楽、美術、演芸が最後まで残る仕事だろうか。

人間がケージの中で飼われる生物になってしまう未来があるかも知れない。
そうなった時には生殺与奪は人類の総意で判断され、人間は平等でないことが明確になる、、、気がする。

明るい未来を作るという政治スローガンをよく聞くが、一体何が明るい未来で、今は暗いのか。
いい加減な言葉だなぁ。