早いもので、今のクルマに乗り換えて8年ほどたった。
若い頃は、ステアリング自体を交換していた。
NARDIとかウッド系のものが流行っていたが、革巻きのイタルボランテを使っていた。
エアバッグが標準になると、ステアリング交換しなくなった。
対応したものもあるのだろうし、ステアリングのエアバッグを諦めれば、交換も可能だが、任意保険の金額も変わるし、そこまでのこだわりも無いので、標準のステアリングのまま使っている。
標準のステアリングは最上級グレードとか、スポーツパッケージとかでない限り、見た目も握り具合も安っぽい。
冬とかになると、案外ツルツルしていてグリップも細いのが気になる。
安価なハンドルカバーでもかなり見た目や握り心地が良くなる。
今のクルマに乗り換えてすぐにステアリングカバーを取り付けた。
ウレタン素材に薄いフィルムが貼られて、そのフィルムにカーボンシート柄のデザインがされているが、それが破れてきた。
一部合皮のグリップとなっているが、それも表面がボロボロになってきている。
8年ほど経過すると流石に数千円のカバーは耐久年数を超えるのだなと思いつつ、カバーを新調した。
あと何年のるかわからないが、少しだけ新しいものの気分を味わえた。