初のイチジク秋果を食べることができた。
もう少しおいてから収穫したほうが良かったが、植え付けて3シーズンにして初のイチジク収穫だ。
熟す前のイチジクは実が小さくて、食べるところなど無いように見えた。
それが熟してくると、急速に肥大して直径が1.5倍くらいになる。
イチジクと言えば、実のお尻が割れているイメージがある。
あれは品種によって異なり、大きく割れるものもあれば、ほとんと割れないものもある。
今回取ったのは割れがなく、実の色もほんのりピンクになりかけたもの。
甘みも薄かったが初物を妻と分けて食べた。
まだたくさんの実はなっているので、これから少しずつ収穫できることを期待。
よく書かれていることだが、イチジクは実を食べるのではない。
あれは花。
花なので、受粉すれば結実するはずだが、イチジクコバエという、日本にはいないハエしか受粉させることはできないらしい。
日本で食べているのは、花と、その蜜の甘みなのだろう。
それでも、蕾が出てきてから食べられるようになるまで、2ヶ月ほどの期間が必要だ。
いちじくの収穫期間は長いと言えど、10月末までに食べられるとすると、8月末までに蕾らしきものが出ているものが食べられるということになる。
オイリングも試したが、時期を間違えると実が肥大せずに終わるらしい。
素人は余計なことはせず、素直に自然に熟すのを、待ったほうが良さそうだ。
次回は実の全体が色付いてほんの少し、柔らかくなったものを収穫するようにしよう。
今年は是が非でも完熟イチジクを食べたいのだ。
そして来年はさらに多くの果実を食べたいと、欲張ったことを考えている。