地方のバスは、運行本数が少い。
従来の幹線道路では、住宅地から遠いために利用者が少いと考えて、生活圏を運行するコミュニティバスがある地域も少なからずあると思う。
地方では自家用車が生活に不可欠といえる。
交通網が不十分なため、自家用車が公共交通網を補完する。と言うよりは、自家用車での移動が困難な部分を公共交通で補完するというのが正しいかも。
近距離の移動であれば、自家用車に圧倒的な優位性がある。
また、地方では車通勤でなければ無理といったケースも多い。
自家用車が生活必需品となるわけだ。
一方で高齢者の運転免許自主返納を勧めている。
高齢者の立場としては、自家用車の維持費や事故リスクを考えれば返納して公共交通を利用したいところだが、代替手段がない現状では難しい選択だろう。
コミュニティバス運営でさえ、廃止する自治体がある。
コスト面で仕方のないことなのかも知れないが、実質の運営が民間企業に丸投げではコスト意識があったかどうかは全くわからない。
利用者から廃止に対する徹底抗議が無かったことから、運営価値があったかどうかも怪しいのではないかと思う。
何でも反対、抗議する市民団体は決まってしまっている、コミュニティバス廃止に意見するのは間違っていて、運用していた期間に投入した税金に目を向けるべきだと思うのだが。
代替の交通手段として、乗り合いタクシーを市役所の職員が説明した時に、タクシー会社と市の癒着があるんじゃないかという意見が出たときには半分笑えないなぁと思った。