就職氷河期と呼ばれた時代がある。
若者に仕事がないのは、年代が上の人が多すぎて、仕事の奪い合いになっているからだと。
その時にワークシェアリングという言葉が出て、仕事を分け合って雇用を創出しようという、何じゃそりゃというような話だった。
あれから時は流れて、有効求人倍率は高くなり、求人はいわゆる売り手市場になっている。
就職氷河期といわれたあの時代と現在で何が変わったのか。
実感としては何も変わっていない。
むしろ、日本の家電はボロボロで第二次産業は自動車業界くらいしか景気のいい話は聞こえない。
労働力不足は深刻らしく、65歳までの希望者雇用義務を70歳に努力目標とするとか言っている。
ただしこの話は年金問題で、払うお金を減らしたいという思惑があるので、まにうけてはいけない気がする。
一昔前は、60歳で定年して年金生活。
平均寿命も70前後だったので、医療費、年金も今より国の負担が少なかったと想像できる。
あぁ、老後に楽しみが無いなんて嫌な世の中になったもんだ。