2020年4月の読書

図書館が休館になったので、読んだ本も少なく、8冊。
今月の1冊は、麻生幾のアンダーカバー。
湊かなえの落日も捨てがたいが、ここはあえてこの本を勧める。
現実に起きた事件とうまく合わせて進む内容なので、有り得るなぁと思いながら読み進む。
自分が利用する図書館の休館は5月6日までの予定だが、未定だろう。
読書再開のメドはコロナの収束と共にある。かも知れない。

3月の読書

11冊読んだ。
ペースとしては少なめです。
1番は騎虎の将です。
読書メーターではそれほど人気は高くない作者ですが、歴史物と言うか、時代物が多い。
北条早雲の話と合わせて読むと面白さが倍増する。

歴史小説

読書の話。
時々、歴史小説を読む。
今読んでいるのは、太田道灌の話。
上下巻の構成で読み応えたっぷりだ。
上巻を読み終えたところだが、戦国時代の悲惨さは感じられない。
昨年読んだ北条早雲の小説の時代に近いと思うが、あの中では山内家は強大で、早雲の行く手を阻む存在。
太田道灌は小国ながら戦上手の伝説の存在で、道灌が亡き後には治めていた国は衰退したとなっていた記憶がある。
小説で作者も違うのだから、少しは話も違うだろうが、下巻での展開が楽しみだ。

2020年2月の読書

11冊読んだ。
ベストは、再読だが、蝮の孫。
天野純希の作品。
蝮は斎藤道三。
信長の義父。
その孫なので、竹中半兵衛に10数名で城を乗っ取られた龍興の話だ。
どんだけ、うつけなのかと思っていたが、偉丈夫でなかなかのやり手として描かれている。
今年の大河が美濃から出た明智十兵衛光秀が主役。
道三役の本木の芝居もなかなかのもの。
興味がある方はぜひ、読んでみて下さい。

本を忘れた

ほぼ毎日、バスや電車の移動時間、休憩時間に図書館で借りた本を読む。
ペースとしては、一冊読むのに大体1日か2日。
週末は読書しないので、1週間で3冊から4冊といったところだ。
ある日、読書する本をカバンに入れ忘れた。
そういえば、小学生の頃は教科書を忘れると隣の席の子に教科書を見せてもらっていた。
いつもは少し離してある机をくっつけて見せてもらっていた記憶がある。
私だけかも知れないが、中学に入ってからは教科書を見せてもらっていた記憶がない。
何故だろうと考えていたのだが、別のクラスの部活の友達に教科書を借りていたからだと思い出した。
そういえば、体育のジャージとかも貸し借りしたなぁ。
多分今では考えられないような話だ。

2020年1月の読書

1ヶ月の読書結果。
12冊読んだ。
良かったのは鷹匠裕の帝王の誤算。
新年だから、ビジネスネタ押し。
海賊と呼ばれた男が好きなら、これも面白く読めるのではないか。
もはや、日本のビジネスにロマンは無いのではないかと思っているので、戦後からの経済復興時代に企業が成長するのは小気味が良い。
なおさら、今の閉塞感にため息が出そうになるが、もしかすると30年後にはこの時代が輝いて見えるかもしれない。
あとは定番の居酒屋ぼったくり。
まあ、これは言わずもがなかな。

ドラマと原作本

長岡弘樹の教場が新春ドラマで放送された。
教場と言えば、隻眼の元刑事が警察学校で教官として新人警察官の教育を行うが、沢山の者が退学させられる話で、教場、教場2とシリーズ化された作品だ。
隻眼の風間教官が木村拓哉なのには驚きだが、ドラマでは違和感なく受け入れることができた。
警察もののドラマは沢山あるが、大概は原作の小説がある。
少し前のヒットドラマでは、今野敏のキャリア警察官、竜崎の小説がある。
警察小説は好きで多く読んできているが、今野敏と長岡弘樹が秀逸だというのが私の持論だ。
ドラマの原作のヒットメーカーと言えば、池井戸潤が有名だが、小説がドラマ化する場合は何冊かの小説からおいしいところをつまんでいる場合が多い。
小説がドラマ化したり映画化したりすると、図書館でその原作本がなかなか借りられなくなる。
それは、すなわちドラマが面白かったことのバロメーターになる。
逆に、自分が面白いと思っていた小説がドラマ化されると、興味深くドラマを見る。
あ、原作とここが違うとか登場人物が増えているとか、そんな発見がある。
今年も沢山の本を読むつもりだ。
ドラマや映画化されるものも、あるだろう。
純粋な読書の楽しみだけでなく、エンターテインメントとの融合も楽しみだ。

2019年の読書

何度もここで書いているが、読書データは読書メーターで管理している。
2019年は174冊の本を読んだ。
全てが図書館で借りたものだ。
時々思うことがある。
速読ができたら、読書は変わるだろうか。
速読で感動して泣くことはあるのだろうか。
歳を重ねると、涙もろくなる。
老化で感情の起伏は緩くなると思っていたが、自分の場合どうやらそうでもないらしい。
仕事でも腹をたてていることも多いし、ちょっとしたことで泣けてくる。
読書で何が得られるか、そんな事は関係なく今年も多くの読書をするだろう。

そろそろ今年の読書数がみえてくる

読書メーターによれば、12月10日の時点で、2019年の読書数は、164冊。
ほぼ2日に一冊のペース。
休日には読まないので、読書するのはだいたい、年間240日と言ったところだろう。
残り13日として、あと7冊か6冊。
年間170冊が多いのかは分からない。
だが、本離れしていると言われる現代では読んでる方でしよ。
これを更に増やそうとか、少し抑えようとかそんなことは考えてはいない。
だが、どのくらい本を読むのかと聞かれたら、なるべくなら正確な数字に近い答えをしたいと思っているのだ。
そして、来年の読書目標も立てて、良い作品に出会いたい。

図書館の利用者

高岡中央図書館の利用時間が短くなるという記事が新聞に載っていた。
日曜日以外は午後8時までのところ、午後7時まで。
休館日も月に1度のところ、毎週に。
背景として、利用者の減少があるそうだ。
人口自体が減ってきているが、それ以上に利用者の減少率が高いと言うことだ。
利用者の減少には、電子書籍の普及が一因として挙げられていたが、無料利用は限られているので、図書館利用者への影響は軽微だろう。
多くの人が本など読まない時代になってきたということか。
そこそこ読書をする自分としては、残念なことだ。