福島沖での冷却水放出でトリチウムの濃度は中国が放出している通常のものよりも低く、問題ないと日本政府は言っている。
自分たちのことは棚に上げて、日本近海の海産物が放射性物質で汚染されていると不買運動を行う中国も酷いが、安全だという日本政府もどうなんだろうか。
そもそも、放射性物質がどのような性質のものか正しく理解できていないのに、それが含まれる海水を放出しても安全だというのは、かなりの無理筋だ。
そんなに安全だというなら、自宅の庭に薄めた冷却水を撒いてみろなどと極論を言うつもりはないが、もう少し丁寧な説明があっても良さそうで、これだけの濃度に薄めた海水域に数十年生息する生物に対して放射能の影響による病変などが発生した確率は、そうでないものに比べて全く高くなかったとか、そうでも言わなければいけないだろう。
環境汚染を量刑犯罪と同じレベルで単純に少しだから許されて、多いから許せないと論じても意味はない。
裏金疑惑も、金額に応じて区別しているが、金額が少なかったのは、ノルマを超えた販売が少なかったことが理由であり、その議員が自分はこれだけキャッシュバックしてくれと言ったからではないのにね。