日本の国民負担率

五公五民という言葉が巷で言われている。
実際はそこまでではないが、46.5%という高負担率には驚く。
え?そんなに税金や保険料は払ってないと思うかもしれないが、実際には消費税負担だけで10%支払っているし、厚生年金や健康保険も実際に支払っている金額のおよそ倍額が実際の負担金になるので、そのくらいの負担率になるのは嘘ではない。
では仮に、国民負担率をゼロにしようとしたらどうなるか。
公的サービスは無くなる。
公務員、政治家はボランティアがやることになる。
儲けのない鉄道、バスは全て廃止。
教育は裕福な人間が私費で受けるものになる。
そもそも、国の発行貨幣が無くなるので小さな社会の中で個別運用される、代替通貨もしくは、外貨で経済流通を賄うことになるだろう。
なので、国民負担率は必要なものなのだけれど何故ここまでの高負担でも日本国民の多くが飢餓で死ぬことがないのか。
人間が生きていくのに必要な最低限のお金以上に、日本人は収入を得ているからだという結論に至る。
だが、いつまでもこの状態が継続するわけではない。
いずれ、国民負担率がさらに高まり、可処分所得で生活が賄えなくなれば、飢餓で亡くなる人は増加していくことだろう。

春の果実準備

キウイフルーツの冬季追肥をした。
昨年は豊作だった。
豊作過ぎて、今だに残っている果実はしわくちゃになってきている。
摘果して大きな果実だけを残すにしても、分母となる花の数が少ないとうまくない。
赤系は今年は花の段階で摘んで、木を育てる。
春は間もなくだ。

タレント市議の県議転身

一昨年の高岡市議会議員選挙でトップ当選を果たしたタレントのおかんこと嶋川議員だが、今年の春の県議選に出馬することとなった。
市議ではできないことが多すぎるので県議に活動の場を移したいというのが、出馬の動機のようだが、正直なところ得票数はかなり減少するのではないかと思っている。
まかり間違って、高岡選挙区の県議が全員自民党候補になったら、流石にそれはまずい事態だと個人的には考える。
議会での討論が意味なくなってしまいそうで、恐ろしい。
もちろん他の選挙区での非自民県議がゼロになるわけではないが、既に絶対多数の政党である自民党。
もしも、地方への権限の移譲が進んだらどうなってしまうのか?
ハドメというのは必要なことなのに。

ゼロトラスト

セキュリティというか、外部からの攻撃に対抗する方法として、ずっと以前からは入口でのブロックがされてきた。
今でもこの方法が、世界中のITシステムの大多数を占めていることに疑う余地はない。
なので、ログイン時のチェックばかりが厳しくなり、パスワードの要件が人の記憶能力を遥かに超えるものになり、パスワードを管理するためのアプリが出現。
しかし、そのアプリ利用時にはパスワードを使うという、冗談みたいな状況になっている。
例えば、悪意のある人やシステムがどこかのシステムに不正にアクセスすることに成功したとしよう。
その時に、全くクリーンな利用者のアカウントを使ったら、その人が不正アクセスの原因でなくても、その人がセキュリティ違反をしたものとして処分されるだろう。
ゲートさえ乗り越えてしまえば、後は内部システムにアクセスする際に嵌めてやりたい人のアカウントを使えばいいだけなのだ。
ゼロトラストでは、ゲートを乗り越えただけではなんの意味もない。
内部でのアクセスはその度に認証が求められる。つまり、システム内に侵入しても何かをするためには、都度認証が必用になる。
例えば、個人が唯一持つハードウェアキーに送られるワンタイムコードが必要だとか、そんな感じ。
そこまでのセキュリティが必要な環境は少ないのかも知れないが、いずれはそうなるんだろうなあ。

嘘はダメじゃない?

車検の確認がディーラーの営業からされないなと思っていたが、先日電話があった。
元々、今回の車検はディーラーに頼むつもりも無かったのだが、電話の内容が、
先日奥様には電話したのですが、車検はどうされますか?
といった内容だった。
そんな電話が妻には無かったのだが、あぁそうなんですかと答えておいた。
詐欺電話というのは、このような電話をもっと巧妙に掛けてくるのだろうなと思いながら、ディーラーの営業なんていい加減なもんだなと思った。
どこから電話しているのかは知らないが、会社の上司とかにキチンと仕事はしてますアピールでもしたいのか。
ガッカリだぜ。日産。
上客ではないので、文句を言うつもりもないが、車検に関しては以前からかなり適当なディーラーだったので、やっぱりかくらいにしか思わないけどね。

ガンガゼ

富山湾でこの時期にガンガゼが見つかったことが問題視されている。
ウニの仲間であるガンガゼはトゲに毒があるため、海水浴場で繁殖したら、怪我をする人が出るかも知れない。
生息可能な最低水温が10℃と言われ、通常であれば、富山湾のこの時期の水温は10℃を下回るので死滅するのだが、今年の水温が11℃あるため、死滅しないで生き残って繁殖する可能性があるようだ。
もっとも、今年の生き残りが繁殖したとしても、次の冬季に海水温度が10℃を下回れば、そこで死滅するので大きな問題にはならないだろうが、今年の夏の海水浴場でこいつらが見つかると、海開きできないとか、網に入り漁師が怪我をするなどのリスクがあるので、関係者には大きな問題になる。
異常気象は確実に身の回りに近付いている。

ウクライナ侵攻一年

ロシアのウクライナへの侵攻が始まって1年が過ぎた。
西側諸国からの兵器供与により、ウクライナはロシアに奪われた領土を取り返すことができるのだろうか。
携帯対空兵器、対戦車兵器、ロケット砲、榴弾砲の供与によりある程度の戦果を上げた。
続けて戦車の供与により、本格的な領土奪回が始まるのだろう。
兵器を運用するのは、あくまでもウクライナ軍でありウクライナ人だ。
西側諸国は当然ながら、兵器供与はしても、部隊は派遣しない。
もしも、ウクライナがNATO加盟国だった場合、NATO加盟国からの部隊の派遣は行われたろうが、その前にロシアのウクライナ侵攻はありえなかっただろう。
今までの国家間紛争では、代理戦争であっても西側諸国が直接軍事行動を起こしていた。
今回の国家間紛争は、一方がロシアであるため、直接介入はされないでいる。
中国の台湾侵攻も懸念されている。
この場合、米国は台湾を支援すると見られているが、直接太平洋艦隊が中国艦隊と戦火を交えるだろうか。
駆逐艦、巡洋艦、航空母艦を排除するには、対艦兵器を搭載した航空部隊としくは、潜水艦による攻撃が効果的だが、どのように米国は台湾を支援するのか。
沖縄基地が前線となるときに、中国が直接米軍基地を攻撃することは考えにくいが、後衛となる自衛隊基地に関しては例え後方支援だとしても何らかの理由をつけて中国軍からの攻撃を受けないとも限らない。
そのタイミングで北朝鮮から短距離弾道ミサイルによる日本本土への同時攻撃が行われる可能性もある。
その事態に陥った時に、米国はどのようなオペレーションを行うだろうか。
その時に、この国の首相は自衛隊への出動と侵略部隊の排除命令を出すことができるのだろうか。
そして、その命令を反対する政党がいるのか。気になるところだ。

凶悪犯罪の増加

素人が犯罪をプロデュースする事件が増えている。
目的のために手段を選ばない上に、彼らへの抑止力は無いに等しい。
彼らが国家転覆でも図っていない限り、警察は何もしない。
法律に反する行動を起こしてようやく犯罪者の逮捕に動く。
これって、何かに似てないか?
そう、日本の国防と同じ。
外国の諜報員が日本国内で活動しても、法律に違反して、発覚しないかぎりは何もしない。
なんてことだ。

sqldeveloper

PLSQLで作られるプロシージャをデバッグすることができる便利なツールなのだけど、仮想マシンで作られたサーバーのDBでリスナーが見つからないというメッセージが表示された。
ググッてみてもリスナーが起動していないとかそんなことばかりが出てくる。
オラクルは詳しく無いが、リスナーとはネットワーク経由でアクセスするクライアントからのSQLを処理するためにTCP接続を受け付けるためのものだと認識している。
つまり、接続を待ち受けているのはオラクルサーバーの方に存在するので、リスナーが動いていなければ、クライアントからはSQLの実行すらできないはずだ。
だが、クライアントである仮想マシンのポストからはSQLの実行ができる。
原因は、DBサーバーからクライアントへのpingが届かない状況だったことによるものだった。
どうやらsqldeveloperでのデバッグは、sqldeveloperからTCP接続して、クライアントのIPアドレスと、その時に使ったSocketをbindしたポート番号をサーバーに通知したら、接続を切断してサーバーからの接続を待つようだ。
なので、pingがサーバーからクライアントに届かない状況だとTCP接続が確立しないのでデバッグできないというわけだ。
TCP接続はセッションさえ確立すれば双方からデータの送信ができる。
なので、SQLの実行結果をクライアントは受け取ることができる。
なんの意味があるのかわからない仕様だ。
サーバー側でクライアントのホワイトリストを定義しないと、かなり危険だなと思われる。

ガーシーなのかN党なのかの主張

国会で陳謝させることが決まったガーシー議員。
理由は一度も国会に出席していないから。
それに対して国会に出席しなくても質問主意書を提出することでも議員活動は可能なのだから、出席しなくても問題ないとするのがN党の言い分らしい。
さて、ここで国会とは何のために開催されるのかということだ。
質問も大切だろうが、最も肝心なのは提出された議案に対して意見を述べたり、採決に参加することだと個人的には考える。
もしも採決に参加しても、多数派の提出議案を覆せないという理由で国会に参加しないと言うのならば、そのことをハッキリと示すべきだ。
れいわ新選組はガーシー議員の陳謝に対する議案への投票を棄権した。
理由はふたつあり、少数政党排除へつながりかねないからというのがひとつ。
もうひとつは、ガーシー議員が3月に帰国すると宣言しているのだから、それに合わせたスケジュールにしないと、除名となることが確実になるからということらしい。
こちらも根底には少数政党の排除を危惧する思いがある。
確かに通常国会会期は150日なのだから、仮に3月末に帰国しても会期内の出席は可能だ。
今回のガーシー議員への処分は、量刑裁定である。
国会に出席しない議員に対して毎月130万が支払われることをどう捉えるのか。
歳費の返却はできないことはないが、目安として月額77000。
この程度の返金では金を返せば良いということにはならない。
日本人は一強が大好き。
自分が一強の一部であると勘違いさせることが、選挙にかつ秘訣といったところか。