岸田内閣で多くの閣僚が辞任した。
次々と閣僚が辞任する、いわゆるドミノ辞職というやつだ。
本来ならば、野党は一気に内閣解散総選挙の要求へと突き進むところなのだと思うのだが、そうではない。
もっとも、野党だけでその要求を可決させるだけの票はないし、仮に総選挙になったとしても、野党が衆議院で過半数を取ることはないだろう。
日本は、民主党政権が与党となったときに二大政党体制とする芽を数十年か、それ以上の期間摘み取ってしまったのだ。
重箱の隅をつつくことで、日本の政治を変えることができるなどと勘違いしてしまった国民が1番馬鹿を見た。
東日本大震災発生時の対応の拙さがトドメを刺した。
現在の与党である自民党も、閣僚ポストに切り出す手持ちの人事カードは能力の低いものしか無いのだろうか。
暗黙のうちに、派閥でポストを持ち回るだけなのだから、たまたま良いカードでも出てこない限りは、弱いカードはアホみたいな理由で辞任していく事態が後を絶たないのだろう。
国民も知ったような顔をして、官僚が実務をこなすのだから、誰が閣僚に就こうと大して影響はないと心の内で思っている人も少なくない。
日本の借金が増え続けても、お金を貸しているのも借りているのも日本なのだから、大丈夫などと寝言のような事を言うのは辞めよう。
選挙自体、無記名投票ではなく、誰に投票したか記録が残り、自分の投票した政治家がミスを犯したら投票者自らペナルティを受けるくらいにならないと、国力は上がらないだろう。
AIが発達したら不要になる職業とか記事になったりしているけれど、第一位は政治家だと思うんだけどな。
大河ドラマ
2023年は家康が主人公のものだ。
とはいえ、主役は松本潤なので荒々しい戦国時代とはならないのではないかと考えるがここ数年、最初から最後まで録画でなくリアルタイムで見たいと思える大河ドラマは少ない。
2022年の鎌倉殿の13人は久しぶりに最後まで楽しめるものだった。
この時代をドラマにするなら、義経が主人公になりがちだが、北条義時が主人公とは意外性もある。
ところで、現代の神奈川県の北条家と言えば、小田原城の城主であった北条早雲の印象が強く、時宗からの血を継ぐものと思われがちだが、早雲は北条時宗の血をひくものではない。
伊勢新九郎が若いときの名前で、関東を統一するために北条の姓を名乗ったのだ。
ところで、鎌倉殿で最後までいいスパイスとなった三浦家は早雲の時代にも残っている。
時代考証がしっかりとされた過去を面白く見ることができる時代。
どうする家康にも期待したい。
元日から
以前のスパムメールは休みの日にはあまり送られてこなかった。
今では週末にも変わらない数のスパムメールが送られてくる。
以前は人がある程度介入してスパムメールを送信していたのだろうと想像できるが、24時間関係なくメール送信されてくるようになると、もはや完全に自動化されてスパムメール送信されていることになる。
スパムメールが届くアカウントは決まっているので、そのアドレスを削除してしまえば、スパムメールはぐっと減らすことができる。
でも、それはあまりやりたくない。
スパムメールのブロック手法をいつか確立したいからだ。
そのためには、スパムメールが大量に送られてくるアカウントが必要になる。
何だか、医療実験用のモルモットを飼っているような気分だ。
2023年の抱負
抱負というと大げさだが、今年も普段通りの1年になればよい。
格別なこともないだろうが、大過なく過ごせるに越したことはない。
体力はないし、腰は相変わらずの状態だが、だましだまし付き合うしかない仕事は変わらず継続の予定だが、こればかりは自分の意思通りにならないこともある。
釣りは2022年と同じ程度は行きたい。
読書はペースが落ちたが、無理せず読みたいものを読む。
抱負は自分が自分に持つもの。
家族もそれぞれ思うものはあるはず。
皆が充実した1年となることを祈る。
2022年から2023年へ
良かったことを思い出そうとするが、これがなかなか思い当たらない。
強いて上げれば、沢山釣りに行けたことくらいか。
悪かったことは沢山ある。
まず値上げが増えて、支出は増加。
収入は2021年から減少したのでダブルパンチだ。
運動不足による、体重の増加。
家庭菜園は大幅に縮小した。
縮小しすぎて、収穫がほとんどなくなり、菜園の手間は激減。
2ヶ月に一度程度の草刈りとたまの収穫で楽になったが、これだと菜園する意味があるのかと思うほどだ。
さて、来年はどうしようか。
何となく今年と変わらず過ごしてしまうのだろうと考えているが、激変しないとも限らない。
脱炭素社会
先日の大雪で30時間以上立ち往生となった車がいる。
こんな時に、電気自動車だったらどうなっていたかという議論が出る。
燃料自動車の場合、ガス欠になったら燃料を補充することで再び稼働できてその量は最寄りのスタンドまであればほぼ事足りる。
電気自動車の場合も最寄りの充電ステーションまで走れる程度充電すれば良いのだが、急速充電で1時間かかるとしたら、800台が渋滞した今回のケースでは、充電器が4台あったとして全ての車が急速充電完了するまでに200時間必要になる。
これを現実的ではないと見るのは当然だ。
だが、このことで完全電気自動車化はいけないことだと言うのは早計だとも思う。
二酸化炭素の排出量を減らすことで、地球の二酸化炭素濃度が下がるのか。
そこが肝心だ。
観光立国
新たな外貨獲得手段として、日本に多くの外国観光客を呼びこむことにある程度成功していたのは、喜ぶべきことなのか。
一定数の意見として、観光客を呼び込むことは国が貧困化している証だと言う人達がいる。
円の価値が下がり、お得に行くことができるのが日本になっただけで、本当の観光資源はそのうち、海外資本に買い漁られて日本人は立ち入ることすらできなくなるかもしれない。
海外の旅行者のために、食事と宿と、人道的ではないサービスの提供が稼ぎのいい仕事で、それすらも大元は海外資本に牛耳られることもありうる。
誇りなど、貧困の前にはいとも簡単に打ち崩される。
もちろんそうでない人達もいるだろうが、そうでない人が大多数。
そんな世の中はたまらなく嫌だな。
alexa、岸田政権の寿命を教えて
Google様に聞いても、まともな答えは返ってはこないが、確度の高い答えはあるのだろうな。
政権は論功行賞で、ただの有権者にしか過ぎない後援会幹部が、したり顔でそろそろ閣僚だとか何とか言ったりする。
誰が大臣になろうが、官僚が国を動かしていることは間違いなく、現代の官僚制度はある意味、三国志の群雄割拠前の宦官に近いのではないかと思っている。
alexa、日本人は幸せになれるの?
NISA口座
今の5年間の期間制限を無期限に。
年間投資額を120万から240万に。
投資総額は1200万。
これが新しくNISAの設計になる。
タンス預金を金額を把握できる口座に移動させたいというのがミエミエの政策だ。
タンス預金の何が問題なのかというと、相続時の脱税を防ぐことにある。
税務署は必ず見つけると牽制はしているが、タンス預金に課税するのは難しい点もある。
いきなり金遣いが荒くなるなどがあればわかるだろうが、例えば生活費としてチビチビ使っていった場合にタンス預金が相続されたことが判明することはまずないだろう。
もっとも課税したいタンス預金は数百万とかそんな金額ではなく、少なくとも数千万円の相続だろうから、一般の人のヘソクリタンス預金は非課税対象に含まれる位しかないだろう。
確実に配当金が期待できる銘柄で株を保有することは自衛作としてはありなのだが、国内企業がダメになるような国の舵取りしかされないとなると、腐っていく果物をずっと持ち続けるのと変わらないことになる。
インフラの脆弱性
国鉄時代には、この程度の雪で電車が運行停止となるようなことはなかったと話すことがある。
今回の雪では、長時間停電となっている地域もある。
果たしてこれはインフラがかつてより脆弱になったことが原因なのだろうか。
正確に表現するならば、インフラの保守が脆弱になったのか、それとも保守性能を上回る自然災害の発生頻度が高まったのかがわからない。
日本において、自然の力には敵わないという畏怖が皆無とまでは言わないが希薄になっていることは否めない。
自然災害の発生頻度を下げるための努力は一国では敵わない。
果たして二酸化炭素の排出を少なくすれば、地球の温暖化が止まり、平均気温が徐々に下がるのか。
それまでの間、様々な産業が生き残れるとは思えない。
インフラ整備と保守向上は後回しにして、世界中で災害の少ない場所の奪い合いが起こることは無いとは言えない。