ゴールデンウィークが近づき、サーバーの再構築を検討していると書いた。
現在、ドメインを2つ。
それぞれを別のサーバーで運用していて、年間費用では25000円ほど支払っている。
自由度や性能ではvpsが圧勝だが、毎月1800円近い経費は微妙な金額。
vpsのリソースの使用量はメモリが800mb、ディスクが17gbほどなので、メモリが1gbでディスクが50gbほどあれば良いことになる。
このスペックで固定ipがあればいい。
いくつか探してみたところ、amazonにlightsailというvpsサービスがある。
支払いがドル建てなのと、ディスクが40gbなのが気になるのだが、ディスクサイズはブロックストレージが1gbあたり0.1ドルなので、データを移動してシンボリックリンクする手もある。
1ヶ月お試しもできるので、サクッとためして問題なしならドメインのdnsを変更して証明書とメール設定すれば良い。
問題というか、気に入らない点は3つ。
1.データ転送量に上限があって、超えた場合には超過料金がかかる。
これにはまると、いわゆるクラウド破産が待っている。
画像などはほとんど貼り付けていないので、サイトアクセスで大量のデータ出力はない。
課金対象は外部からのトラヒックではなく、外部へのトラヒックなのでありうるとすれば迷惑メールに大量の添付ファイルが付けられて送られた場合だろう。
迷惑メールだと正しく判定出来なかった場合には、メールクライアントへの送信がされてしまう。
クライアント側で、とりあえず取得するのを一覧だけにすればいいのだろうが、何だかめんどくさい。
2.為替リスクがある。
円安が進むと、支払い金額が増えてしまう。
130円くらいまでなら、随分とお得感があるが、こればっかりは分からない。
日本経済が悪化すると円高になるのは軽度の悪化。
円自体の価値が減少したら為替なんて際限無く変動してしまう。
そんなことにはなってほしくないが、クレジットカードだと支払いリスクは普通なら1ヶ月後にならないと分からない。
3.ディスク性能が低い。
ssdだから速いと言うのは幻想で、80mb/s程度しか出ないらしい。
いまのさくらvpsのhdd性能の3分の1から4分の1程度しかない。
私はけしてスペック馬鹿ではないが、この速度はsdカードレベルだ。
さすがにこれは低すぎる。
もう少し悩むことにしよう。