東京都で4度目となる緊急事態宣言が出された。
ウイルスも変異株が次々と出てきて、ワクチン接種が本当に有効なのかもよくわからない。
そんな中でオリンピックが開催され、飲食店で皆で応援しながら共感することはできない。
自宅でテレビで応援しながら、オンライン応援なんてのもやる人が出てくるだろう。
限られた中で楽しみ方を見つけて行くのが、人間だ。
無観客開催
東京オリンピックの開催まで2週間となった。
いつもならば、日本のメダル獲得数予想とか、浮かれた番組が連日流れてオリンピックムードを盛り上げるが、今回は開催式、東京で実施される競技については無観客となることが決定している。
東京都に緊急事態宣言が出され、やむ無しと言える。
東京以外での開催については、50%、最大1万人などの制限を設けて無観客にはならないことになっているが、これもあくまで緊急事態宣言が出されていないことが前提となっているだろうから、感染者数が増加して緊急事態宣言が出れば、無観客に変更されるだろう。
夏の東京オリンピックが終わったら、来年の初めには北京での冬季オリンピックがある。
この大会の経験を生かして、より安全なオリンピック開催となって欲しいものだ。
オリンピックに合わせて、地デジの時に買ったテレビを買い替えたいと思っていたのだが、買いそびれてしまった。
テレビの前で、選手たちの活躍を応援しよう。
勘違いしているんじゃないの?
市長選挙で負けた候補者を支援していた党幹部が、勝った候補を支援していた議員に対する処罰が必要だと言っていると新聞に書かれていた。
選挙に負けた方が勝った方を粛清するなどと、全く理屈が通らない。
勝った方に投票した市民に対して、あなた方のような自民党方針に同意できない人たちのせいで、選挙に勝てなかった。
裏切った市民の名前がわかるなら、罰則を与えたいとさえ思っている人もいるだろうし、応援しなかった自治会にも、裏切り者と誹謗中傷しているケースも必ずあるだろう。
つまり、候補者選びの自由など有権者には必要無いと考えている議員も少なからずいて、議員も終身雇用制度ならいいのにと思っている人もいるのではないか。
幸いにも、市議会議員選挙が3ヶ月後にある。
ワンチームにしないのは多分、負けた候補の支援をした議員たち。
市議会での各候補の議題への賛否投票結果を確認するというのも、ひとつの選択基準だと思う。
是々非々に議員職を執行しているのか、いないのかが、自民議員のみならずわかるだろう。
初夏の牡蠣
地元新聞発行の小冊子に今年も牡蠣の店のクーポンが掲載された。
今年も行けば3年連続で訪れることになる。
この店に行くようになる前までは、牡蠣と言えば能登でしょ、みたいな思い込みで能登町の牡蠣の店に初冬の頃に行っていた。
だが、正直なところ、自分達には合わない感じ。
焼き牡蠣は爆ぜて火傷しそうになるし、店も混んで、食べたらすぐに出て行って欲しいみたいな感じがすごい。
確かに、シーズンインした牡蠣料理の店にすれば稼ぎ時に店の回転率を高めたい気持ちはわかる。
最近利用している県内の店も焼き牡蠣はあるが、爆ぜて危ないと思ったことはないし、季節的にも夏なので、岩牡蠣が食べられるのがうれしい。
もちろん真牡蠣も食べられるので、生牡蠣の味の違いが楽しめる。
火を通したものも、食べ比べることができるし、何より海洋深層水の中にしばらく置いておくことで雑菌が減少して、牡蠣にあたるリスクが激減するのが嬉しい。
もちろん、能登町の店で牡蠣にあたったことはないが、こちらの店で生牡蠣を食べたいとは思わないし、生で提供している店も少ない。
クーポンが発行される頃を目安に、いつも店に食べに行く。
今年はいつ食べに行こうか、ひとつ楽しみができた。
梅雨被害
大雨による被害がひどい。
熱海の土石流。
台風による豪雨とかではなく、梅雨前線による雨がもたらした被害だ。
気候はもはや亜熱帯なのだが、地盤、建造物などは温帯仕様。
山の保水力とか、言葉では知っている人もいるが、実際の危機管理は完全な行政任せだ。
確かに、江戸時代などの河川に対する治水工事は幕府や藩が行っていた。
個人がどうこうできるレベルの問題でもないのだから、ある意味当然だ。
しかし、これらの治水工事には藩の収入を守り、人民の流出を防ぐためという明確な目的があったであろうことも否めない。
では、現代の行政に照らした場合はどうだろうか。
洪水などの被害にあっても、農業などへのダメージで税収が壊滅的に減少するわけでもない。
ある意味、土地に縛られている市民が簡単にいなくなる訳もないのだから、地方税が減るわけでもない。
簡単に大雨被害が発生して、財産が失われるとなった時に、人は住む場所をどうやって選ぶだろう。
廃藩置県ではないが、人口が減少していく中で行政区分の見直しは必須になるだろう。
だが、その見直しの決定権を持つ人に既得権益があるのだから、物事は簡単には進まない。
トヨタの作る街
静岡にトヨタが街を作っている。
コマーシャルでも流れていて、ふーんと思うだけだった。
もしかして、この街は住む人を選ぶ未来の方舟なのかもしれないと思った。
仮に、理想的な街ができたとする。
そこに住めるのは、50万人。
住むための条件は厳しく定められていて、住居者の募集などない。
空きができたら、それが広報され、一定以上の条件を満たした人だけが移住を認められる。
町を良くするためには、優秀な人が暮らさないと無理だろう。
粛清は自然の摂理
選挙の後には、しこりを持たずに手を携えてなんてことを言うけど、どうなんだ。
しこりを持つのは負けた側で、勝った方が大きなしこりを持つことは考えにくい気がする。
もちろん、戦っている最中、勝った方に負けた方がさまざまな嫌がらせ、誹謗中傷をしていており、勝った方は実は敗戦濃厚からの逆転だとすれば、勝った方は負けた方から今までのことは水に流しましょうと言われても、お前が言うなと思うだろう。
もしも、明確な方向性を持って運営を進めたいのなら、まずは敗者側の粛清が必要なのは自明の理。
例えば、戦国武将が争い敗者とそれを支持したものたちの粛清をしなかったら、いつまでたっても小競り合いばかりが続いて江戸幕府はできなかったろうし、明治維新も起きなかったろう。
結果的に日本は欧米列強に植民地化されて、国民は貧しいスラムに押し込められていたかも知れない。
負けた方が粛清されないならば、勝つまで勝負を挑めば良い。
一般の人から、惨めだとか見苦しいとか思われようが勝負を仕掛けて、誹謗中傷、嫌がらせをすれば良いのだ。
勝ち馬に乗らなかった者が勝者と同じ処遇のまま、シコリを抱えてのうのうと大きな口を叩くのが、ワンチームだとは思えない。
そんな議員を粛清するための権限が無いのは表向きの話だけにしてほしい。
本当に高岡を前に進めるなら、来る10月の市議選で反対に回った対立候補の対抗馬を立てて、進めるべき市政を実現できるようにして欲しい。
是々非々など口先ばかりの職業議員を減らすべきで、自分の主張を共に実現すべく行動できる議員以外は要らない。
議員活動での視察報告でまるきり同じことしか書けない議員しかいないようでは、議論など起こりようもない。
具体施策の1つとして議員定数削減をまずは推し進めていくことが重要だろう。
旧態然とした産業界が今回の市長選で当選者の支援に回らなかったことは、リソースの選択と集中が必要な状況では、新たな産業への支援を強めたい自分にとっては願ったり叶ったりだと言い切るくらい、強い市長であって欲しい。
早々に当確が出たが
開票率がゼロ%の時点で、最も若い候補者に当確が出た。
事前の選挙への関心度は、93%もの市民がある、どちらかと言えばあると答えていたが、投票率は58%ほどで富山県知事選とほぼ変わらない結果となった。
期日前投票の数は増加したが、最終的に一票を投じたのは6割にも満たない人しか、市長が誰になろうと興味がないということだ。
漏れ聞こえた感じでは93%の関心というのは信じがたい比率で、関心がないと答えることへの抵抗感が関心があると答えさせているだけで、投票率58%が本当に関心のある割合と捉えて良いだろう。
市民の4割は構造赤字があろうが、市民の減少率が県内で1番高かろうが、自分が生きている間さえ何とかなれば、どうなろうと構わないし、誰が市長になろうが何も変わらないと諦めている。
何とも残念な選挙であり、新しい高岡を作るのは前途多難だ。
そんなものなの?
保守分裂選挙となった高岡市長選挙。
個人的には、40億の構造的赤字を5年間で解消するのを、累積赤字の解消みたいに広報するのにウンザリしていたので、改革前にたれ流していた赤字と未だにたれ流している赤字の累積金額を発表しろよと思っているので、首長が変革を起こす可能性にはとても期待してしまう。
新聞には93%の人が関心を持っていると書かれていた。
だが、意外とこの選挙に対する期待値というか、興味が低いことがわかった。
まず、候補者が誰だか知らないとか言う人がいる。
地方自治が財政破綻して回復目処がなくなったら瀕死の町としてどうなるのかを想像できていない。
無料の行政サービスはほぼ無くなる。
市の予算での公共工事は激減する。
市の職員は削減される。
市が運営している事業の公共料金は高くなる。
地方税が上がる。
財政破綻した市から出ていける人はまだ良いだろう。
財政破綻した町に住みたい人などいないので、固定資産は処分不可になり、ずっと固定資産税だけを払い続けなければいけなくなる。
高齢者だけが住み、不便で、全てが割高、医療機関も、買物できる場所もない、死んだら火葬費用すらバカ高くて支払えないなんてことにもなりかねないと想像することすらできないのだろう。
皆が政治に興味を持つなんてことはあり得ないと思っている。
どんなに悪い生活になったとしても、人は変われないし、変わらない。
今の位置から動いても良くならないと考える。
町に感謝することもなければ、あわよくば資産価値が高まらないかとかその程度の期待だけで、誰かが抜け駆けしないかだけに目を光らせながら、声の大きな人に合わせて口パクで話す。
そんな烏合の人たちを無視できて、個人としての価値が認められ、高められる町ができれば、人口総数か減少したとしても本当に優秀な人材が集まるのだけれど。
年齢に関係なく、優秀な人が集い、僅かな人数で税収を増やし、費用がかかっても一流を手に入れることができる町というのも、1つのコンセプトだと思うのだけれど、皆で手を繋いでいればどこに向かおうと怖くないというのが大多数であり、その意志が反映されるのが種の原理なんだね。
国内コロナ感染者数80万人
増加ペースはかなり低くなっている。
緊急事態宣言とか色々言ってはいるが、いっときの増加から見れば、落ち着いている状況と言えよう。
世界を見れば、インドが感染者数3000万人を超えた。
米国とインドがこの大台なのだけれど、米国の増加ペースは明らかに鈍化していて、インドの伸びがすごい。
変異株もインドの名前は付かないものの、インドのイメージが刷り込まれる。
変異株に対するワクチンの効果がどうなのかとか、まだまだコロナは終息しない。
収束傾向にはあるのだから、インフルエンザのように、今年のコロナウイルスは何とか型なので、予防接種しましょうとなれば少しは良いのだが。