php7へのダウングレード

トップページがブログ先頭記事からのリストになるので、やはりmodx evolutionを動かすべくphp7.4をインストールして、デフォルトバージョンをphp7.4に変更してみた。
php7.4-fpmを起動すると、プロセスソケットが生成されるはずなのだが、生成されない。
これではnginxが受け取ったリクエストをphp-fpmにプロセスソケット経由で渡すことができない。
確か、プロセスソケットを使わなくても通信はできた記憶もあるのだが、プロセスソケット通信はメモリーマップドファイルを使った通信なので、処理速度が極めて速いが、そうでない方法だと、実際のデータストリーム転送が行われるので速度が落ちるとかそんなことだったと思う。
リポジトリ追加してインストールするphp7.4の設定ファイルを全て確認したわけではないので、www.conf以外のどこかに、ソケットファイルを作るための設定が隠れているのだろうが、対策手段が今ひとつスマートではない。

ジャニーズ性被害

故人となったジャニー喜多川氏の自社所属タレントへの性加害報道。
現社長が完全否定しないのだから、誰もが事実だったのだろうと考えているだろう。
一体どのくらいのジュニアと呼ばれる少年たちが被害者となっていたのか。
現在デビューして活躍しているタレントたちの中に被害者はいるのだろうか?
ジャニーズ全盛の時代、TV局はジャニーズ事務所に対して完全服従の態度をとるしかなかった。
皮肉なもので、社長が鬼籍にはいり帝国の体制に変化があり被害者が声を上げるようになったのか。
それとも上げた声がマスコミに黙殺されなくなったのか。
性被害の問題だけではなく、犯罪を黙殺する体質が実在することは想像に難くない。
だが、報道の自由が何を意図するのかは曖昧だ。
報道したいことを報道することを自由と呼ぶのだろうか。
戦時中に報道の自由が侵害されていたととらえることが多いが、報道したいことが報道できないと本当に考えていたのか。
報道の自由への信頼が揺らいだ時に、何が起きるのか。

PPAP考察

メールマガジンで、TLSを使うことで、添付ファイルをそのまま送信するか、ダウンロードサービスを利用するかを切り替えるサービスを紹介する記事が掲載されていた。
メールの開封率を上げるための手法としてダウンロードの手間を取らせないための判断基準がTLS対応のサーバーかどうかを判断するようなのだが、PPAPとは少し遠い話に感じる。
メールの開封率を高めるということは、ビジネスでのメール送信というよりは、メールマガジンでの用途に思える。
であれば、元々メールマガジンでパスワード圧縮した添付ファイルを送信するかという疑問がある。
もしも、こんなセールストークでビジネスチャンスをつかもうとしているのだったら、とんだクワセ者だ。

二酸化炭素排出量

2018年と少し古いデータになるが、国別の二酸化炭素排出量ランキングで日本は世界5位。
割合では3.2%。
1位は中国で28.4%、2位が米国で14.7%。
人口を見ると中国が14億で、米国が3.3億。
日本は1.25億。
一人あたりの二酸化炭素排出量では、米国が1位で日本は2位、中国が3位になる。
日本での二酸化炭素排出量の構成は電気が、およそ半分を占める。
ガソリンは1/4だ。
仮に全ての自動車がガソリンを使わなくなったとしたら、それにより増加する発電のための二酸化炭素増加量はどれほどになるのだろうか。
車を走らせるためのエネルギー効率と、発電効率の差があるだろうから単純にガソリンで発生させていた二酸化炭素の量が電気で発生する二酸化炭素の量とはならないだろうが、電気自動車のエネルギー効率がガソリン車の2倍とかなければ、大幅な二酸化炭素削減にはならないのではないか。
そもそも、二酸化炭素の排出量を減らすことでどのくらい二酸化炭素濃度が下がるのかがハッキリしない。
排出量削減も重要だが、二酸化炭素を回収する技術を高めることの方が重要だと思うが、回収した資源を利用するビジネスモデルができないと、無理な話なのだろう。

合計特殊出生率

2022年の合計特殊出生率が過去最低の数字になった。
とてもわかりにくい言葉なのだが、意味としてはひとりの女性が一生の間に出産する子供の数になる。
15歳から49歳の女性が各年齢に何人いて、その年齢ごとに何人出産したか。
年齢ごとの出生数割る年齢ごとの女性の人数で求まる数値を合計すると、一生で女性が出産する子供の数になるらしい。
このように書いてもまだピンとこないが、同年齢の女性の15歳から49際までの出生で考えるとわかりやすいかもしれない。
1000人の女性がいて、毎年そのうちの50人が出産したとする。
出生率は50÷1000で0.05。
これを35年間続けば、0.05×35=1.75が合計特殊出生率になる。
実際に産まれた子供の数は50人×35年で1750人。
これを1000人の女性が出産しているのだから、一人あたりの出生数は1.75人となる。

modx evolutionとphp8

ubuntu22.04 ltsにアップデートすることで、phpのバージョンがデフォルトで8.1になった。
modx evolutionではphpは7までしかサポートされていなかった。
言語のバージョンで整数部分が上がることをメジャーバージョンアップなどと呼ぶのだが、この時点でlowerコンパチブルのない機能が出てくるのが普通で、メジャーバージョンアップ時点でアプリ側が改修を行う必要がある。
modxは有志がボランティアで管理しているので、早くサポートしろなどと言うのはお門違いな要望なのだが、サポートフォーラムではサーバーのphpのバージョンが上がってしまうので、早く対応してほしいとか、いつサポートされるのかとかそんなことを書いている人もいる。
そんなに困るなら自分でメンテするか、VPSを自分で導入して使えば良いのだ。
とは言っても全てのコードを自分で改修するのは現実的ではない。
このサイトもデフォルトではmodxのルートフォルダから表示させているが、裏でメール投稿に対応するためにWordPressを動かしている。
modx側では、スニペットでWordPressのデータベースを読み出してブログ表示させている。
このあたりも全て含めて対応するのは正直なところ厳しい。
残る手段はphpのダウングレード。
php7はサポートが終了しているので、致命的なセキュリティホールが見つかったら運用はかなり厳しい。
しばらくは、WordPressをトップページにして運用することになる。

ubuntu22.04 lts matrix.orgでエラー

サーバーはltsからltsへのみ更新することをポリシーにしている。
稼働開始は18.04 lts。
20.04 ltsへの更新は2020年の11月に実行していた。
22.04 ltsへの更新をようやく行うことにした。
1年後には次のltsがリリースされるけれども、2バージョンずれると、作業がしんどそうなので今のうちにアップデート。
webminでブラウザからパッケージは更新していたので、今回も簡単に更新できると思ったが、ハマったのでメモ。

終了時のメッセージが
ネットワークにおける何らかの問題です。
これに対しては一旦
apt-get install libupstream4
を実行。
リトライしてもアップデートは失敗する。
その前のメッセージに
署名照合中にエラーが発生しました。
GPGエラーで
pacages.matrix.org/debian focal
となっている。
これの対処を検索してもなかなか的をいた答えが見つからない。
エラーで表示されるURLにブラウザでアクセスすると、gpgファイルがダウンロードできる。
サーバー内のどこかに、同じファイルがあるはずなので、find / -nameで検索。
そのファイルをダウンロードしたもので置換してdo-release-upgradeが実行できた。
途中でconfigが変更されたパッケージについて質問されるので、それらは変更しないように指示して進める。
個別のパッケージについてはまた別の記事で。

藤井名人の誕生

ほとんど将棋の話はしてこなかったが、藤井聡太が最年少での名人と7冠の達成を果たした。
残すタイトルを取れば、完全制覇。
将棋界のグランドスラム達成だ。
自分の認識では、将棋はすでにAIに勝てる人間は居ないのだけれど、藤井名人との対局はとても興味がある。

3賞を逃した理由

朝乃山が3賞を受賞できなかった。
とりわけ、敢闘賞は該当なしという結果だったので、朝乃山が貰えなかった理由については、ハッキリしてほしいと考える人もいるだろう。
選考委員会の多数決で選からもれたのどけれど、やはり上位陣との取組内容が理由とされる選考委員が多かったようだ。
前頭14枚目で13日目まで優勝争いに加わったが関脇以上との取組が悪かった。
新聞には相撲が軽かったとの選考委員の記事が載っていた。
元大関だからということで、期待も大きいし、評価も厳しい。
今更ながら、コロナ禍での接客を伴う飲食店への出入りは悔やんでも悔やみきれないだろう。

北陸電力の値上げ幅

全電力会社の中で、北陸電力の値上げ幅が42%と最大の値上げ幅だ。
地元では、このインパクトに対してあまり大騒ぎしていない感がある。
発電に必要な燃料費が高騰して、赤字になったことから、電気料金への転嫁された結果がこの値上げ幅になった。
電気料金を下げるために原子力発電所は有効な手段だが、北陸電力では原発が稼働していない。
原発廃炉へ向かうのが将来の必然なのであれば、原発を再稼働させずに電気料金値上げを粛々と受け入れるのは人として正しいことなのかも知れない。
やがて訪れる廃炉問題。
かかる費用は電力会社の管内で吸収することになるのだろうか?
となれば、今回値上げ幅の少なかった電力会社は20年ほどあとに来る廃炉の際にまとめてツケを払うことになる。
だが、廃炉を含む使用済燃料の処分にかかる費用は全国民に負担を求める形になる気がしてならない。