自民党が単独過半数を獲得するという予想になっている。
高市政権を国民の大半が認めることになる。
いやいや、全面的に認めたわけではないという人もいるだろう。
しかし、政治家にその理屈は通らない。
スパイ防止法案が確実に通ることになる。
自由な発言が規制されるとまではいかないが、明らかに発言者には不利益が生じる事態は考慮すべきだ。
国旗の毀損に関する罰則も日の丸に対して適用されるようになるだろう。
日本の状態が次のフェーズに移行する。
国家主導の経済、思想、軍備の運営のスタートラインに立つと覚悟すべきだ。
総選挙で政権交代させれば良いと考えるかも知れないが、少なくとも最終的な決定権を持つ衆議院での絶対的優位は4年間維持できることになった。
参議院で惨敗すれば政権運営はできなくなると考えているなら甘すぎる。
軍拡路線になったとして、それにより国民の生活が圧倒的に豊かになったら、軍備放棄路線の政党に票を投じる人が一体どれだけいるだろう。
過去の日本が日清戦争、日露戦争と勝利を手にした時に、元々戦争反対を唱える国民が皆無だったわけではない。
だが、政権転覆となるようなことは起きなかった。
バラマキが未来の毒だと分かっていてもバラマキを辞めろと言う国民が圧倒的小数派なのと同じように、誰もとめない。
むしろ、こうすれば財源も確保できてうまくいくのだと言う危うい根拠が素晴らしいと賛辞を与えようとしている。
国家運営に失敗しても、悪いのは政治家で自分達でないというのは、間違った意見ではない。
太平洋戦争で敗戦国となり、国家として完全に主権を失いかけた時でさえ、政治家を弾圧するような言論も行動も取らなかった国民は骨の髄まで搾取される従順な集団であり、自分だけが不幸でないなら我慢しようと考えるのだ。