新年度が始まる前に、首長の成績評価みたいなことがされる。
富山県の新田知事についても新聞は論説を書いている。
正直なところを書くなら、官僚崩れの天下りが首長となる仕組みには納得てきていなかった。
おそらく多くの富山県民も民間企業出身の新田さんに大きな期待を持ったからこそ、今の知事というポジションを与えたと言っても過言ではない。
当初は果たしたい公約を定量的に評価しているように見えたので好感を持っていたのだが、3期目になってくると色々アラが見えてくる。
最初に掲げていたウェルビーイングと言うのは、当時聞き慣れない言葉だったが、要は県民満足度のことだと浸透した。
今では知事の口からウェルビーイングという言葉を聞くことはまず無い。
2026年度予算については、パッケージと言う行政では聞き慣れない言葉を多用してきた。
新田知事は確かに民間企業出身ではあるが、ライフライン企業の経営者でしかない。
何が言いたいのかと言うと、ライフライン企業が企業存続をかけるような、経営判断などするわけもないということだ。
だが、それが悪いとは一概には言わない。
理由は単純。
都道府県で自立的な存続が可能なのは東京都しかなくて、それ以外は全て生殺与奪権を国に握られている。
ライフライン企業が行政に守られていることと類似しているとは言えないだろうか。
なので、地方都市の首長は上に対して従順であり、市民のガス抜きを適度に行える能力こそが求められる。
国に噛みつく首長の下では市民には百害あって一利なし一利無しと言い切っても良い。
なので、私の新田県知事への評価は100点とまではいかないが及第点ではある、もしもこの県知事立候補が自分の出自である日本海ガスへの利益誘導とか、存続確保であったとしても文句を言う気はないのだ。