2022年12月の大雪で、国道8号線で車が身動きできなくなったり、新潟県の佐渡と柏崎で停電が起きた。
柏崎といえば東京電力の原発がある。
地元柏崎の電力供給会社は東京電力ではなく東北電力。
住民の激しい建設反対となる原発は、札束で黙らせて地方に建設する。
原発の地元も、保証や雇用、行政にすれば税収入もあるので議員も含めて建設に踏み切る場合もある。
何しろ安心安全な原発という触れ込みで全国に作られた原発。
しかし原発には使用済核燃料の問題、設備の耐用年数の問題といろいろある。
耐用年数は長くすることで、原発を再稼働させる道筋を付けようとしている。
使用済核燃料は北海道で処理。
軍事基地にしろ原発にしろ、首都から遠い場所に都合の悪いものは作られる。
軍事基地に関しては、首都防衛が必要になれば、首都近辺に作られることも考えられなくもないが、侵略戦争は海に囲まれた日本ではあまり現実味が無いのだろう。
首都から危険なものを遠ざけるのは、歴史上当たり前のように行われたことだが、それらのことも含めて未来に責任を持つということはずっと行われない。
輪廻転生が行われ、今の自分が死んでも数十年後には生を受けることになることにでもなれば皆が未来に責任を持つことをするようになるのだろうか。
一気に冷え込む
さすがに雪が降ると寒い。
節電対策で作業場所のエアコン設定温度は19度にしている。
これだとどうしても足元が寒い。
電気敷き毛布を足元に敷いてやるしかないか。
着るコタツというのがある。
お値段は10000円ほど。
電気料金の高騰で、いかに安いランニングコストで暖かく過ごすかで人気らしい。
我が家は電気ポットは使っていない。
やかんで湯を沸かし、真空ポットに入れて使っている。
お湯を沸かすコストはおそらく電子レンジが最安だが、石油ストーブにやかんをかけて、加湿もできるし、お湯も沸くので一石二鳥だ。
吹雪
今朝は吹雪だ。
朝6時で積雪は30センチほどだったが、これからも降り積もることが予想されている。
相変わらず、家の前の融雪装置からは水が出ていない。
数年前、ポンプの故障で1シーズン融雪装置が機能しなかったことがある。
除雪車は雪を移動するだけで、雪が減ることはない。
幸いなのは、近所の小学校が冬休みになるので、除雪されない歩道を避けるために危険な車道を歩かなくてもいい。
車の運転手は、車道では車が1番偉いと思っているのか、雪が少ない状態だと減速しないで走行するものもいる。
とにかく、このまま降り続いて融雪装置が稼働しないと車道にも雪が積もるし、この様子だと国道は大渋滞だろう。
雪が積もって渋滞した車の中で一酸化炭素中毒に関しての注意喚起の放送が多い。
自分たちの世代にすれば何を今更という感じなのだが、白々しく感じてしまう。
そのうち、国道渋滞で車の中で亡くなる人が国を訴えることもあるかも。
大雪は天災だが、渋滞は人災だと、食いっぱぐれの弁護士が訴える可能性はある。
国道は無理でも、県道ならばとか、市道ならばとか。
夏のゲリラ豪雨、冬の豪雪。
根本原因は同じだろう。
自身の進退を問うたイーロン・マスク
ツイッター上でCEOから自分自身が退任すべきかをツイッターユーザーからの投票してもらい、それに従うと発表している。
最大株主でなくなるわけではなく、金は出すけど口は出さないということになるのかどうかはわからない。
SNSによる個人の発信により、さまざまな変化が起きた。
そのさきがけは、日本発のミクシィだと思うのだが、発信者の信頼性を高めるためなのか、自由に参加することが難しいものだった。
大きな変化をもたらしたツイッターだが、転換点を迎えようとしている。
大雪立ち往生
大雪で車が立ち往生する事態が今回も発生した。
富山県では、除雪のために通行止めなどの措置が取ることができるような対策をとったが、今回立ち往生したのは国道。
県道を含めて多くの道路には融雪のための水がでるいわゆる融雪装置が付いている。
自宅前県道にもそれが付いているが、融雪水は地下水を利用しているため、水位の低下が問題となっており、水がよく出るところもあれば、出にくいところもある。
日曜の降り始めには県道の融雪装置は作動しなかった。
センサーにより、降雪を検知すると水が自動的に出るのだが、センサー稼働の状態になっていなかったのだろう。
県民には早めのタイヤ交換など事前準備を進めるくせに、県道の融雪装置は事前準備していなかったということだ。
まぁそれは致し方ないとしても、肝心なのは実際に雪が降り出してからの挙動だ。
県会議員は有権者の目に見える活動というのがあまり無いと、選挙になると必ずいう人がいる。
それは事実だ。
だって県民目線で活動していないのだから、動かないといけないなんてことは考えていないのだろう。
何かが起きてからでは遅いと考えるのではなく、何かが起きたときにどう好感度高く謝罪するかを優先する県議は正直なところ要らないな。
ツイッターの文字数
あくまで個人的な感情なのだが、イーロン・マスクは何だか好きになれない。
電気自動車なんて、それほど目新しいことではなかったのに、テスラ自動車がなぜあれほどまでに株式価値が高いのか理由がわからない。
資産に任せて、ツイッターを買収したのは良いが、リストラと仕様変更を進めた。
何で文字数制限が日本語で140文字から2000文字になる。
サーバーのリソース利用を増やして、有料サービスにしたいというのが目的なのだろうか。
正直なところ、ツイッターは140文字縛りだからこそ価値があるのだ。
140文字で投稿したければ、そうすれば良い、私は利用者により多くの選択肢を提供することが悪いことだとは考えてはいない。というのが言い分なのだろうか。
簡潔な文書で投稿されるから、ツイッターには価値があるのだと思う。
長文が入り混じり、見づらくなったらツイッターは完全にオワコンになると想像してしまうのは考え過ぎだろうか。
積雪
北陸は豪雪地帯だというイメージがあるかも知れないが、年内に積雪となることはあまりない。
過去の38豪雪だとか56豪雪は、かつての成人式である1/15を過ぎてからのドカ雪が豪雪となっている。
近年はそのパターンも変化してきていて、年明けの早い段階から豪雪となることが多い。
今年は12/18に積雪となった。
19日まで降雪が続くようで、平野部でも注意が必要だ。
いつも、12月の頭には冬用タイヤに交換するのだが、今年は予約がとれずに12/18の交換となった。
事故もなく、無事に交換できたが早めの交換が大切だなと改めて感じた。
増税
防衛費の話は少し前に書いたが、財源は何かというと増税。
あまりにも簡単に決まりそうなので唖然としている。
防衛費と言っているのは日本国内だけの話で、世界的に見れば軍事費。
脅威を排除するのではなく、脅威からの攻撃を防ぐためだけの軍備増強など本当に有効なのだろうか。
例えば、北朝鮮が弾道ミサイルを日本領土内を目標に発射したことを想定しよう。
着弾地点を正確に予想して、防衛ミサイルを発射できるのかが疑わしい。
仮に予想できたとして、ミサイルの発射許可は誰が有していて的確な判断ができるのかはさらに疑わしい。
そしてミサイルを発射しても迎撃できるのか。
迎撃できたとして、ミサイルの破片で日本国民に被害があった時に何ができるのか。
もしかすると、日本が迎撃ミサイルを発射した時点で北朝鮮は報復措置と判断したとしてさらなる攻撃が行われるかもしれない。
ミサイルの追加発射、国内工作員によるテロなども考えられる。
憲法改正ができなくても、軍備増強はする。
世界からは二枚舌としか映らない。
北朝鮮が行っている軍備増強は彼の国では防衛力の強化の位置付け。
国民の生活向上よりも防衛力の強化を行っているから彼の国を非難するのか、彼の国の防衛力の強化は防衛のためだけでないと考えるから非難するのか。
多数派は侵略を想定するからの非難だろう。
世界の覇者
例えば、一国が世界の覇者になるとする。
そのために必要な軍事力は核兵器ではない。
全世界を制圧し、一国家として運用するには、地上兵器と地上部隊が必要になる。
全世界の人口は78億人。
日本が世界を直接管理しようとすると、老若男女問わず日本人一人あたり65人を管理しなければならない。
とてもじゃないが無理な数値だ。
これが、アメリカが支配国になるとしても35人を管理しなければいけない。
これも無理な現実的ではない。
歴史を遡ってみても、一国が世界を直接支配することはできていない。
支配国を頂点とする多国籍の支配系統が必要になる。
支配される側から見れば、最上位に位置する者たちのために、搾取される構造でしかない。
現代社会における民主主義国家は大小さまざまな支配系統が複雑に絡まり合って成り立っているだけで、平等社会ではない。
かと言って社会主義国や共産主義国が平等社会を形成しているわけでもない。
不平等社会でありながら、ほんの少しだけ小さな支配系統の頂点に立つことができる可能性が高いのが民主主義国家で、低いのが非民主主義国家というだけだ。
国家が防衛力を持つのは国民の保護が目的ではなく、国家の保護が目的。
国家さえ存続すれば、国民は残る。
それだけのことだ。
世界の覇者は生まれない。
少なくとも人類が世界の覇者となることはない。
実は超タカ派だった岸田首相
タカ派といえば、故安倍元首相というイメージが強かったが、岸田首相の方がタカ派だった。
軍事費がGDPの2%を超えるなんてのは今までの戦後政権では誰も言わなかったことだ。
実は国内には隠れタカ派を含めて大勢のタカ派の人たちがいる。
根本思想については、完全な独立国家として自国を守ることが必要だという人もいれば、ロシア中国、北朝鮮の脅威に対抗する必要があるという考え方の人もいるだろう。そして、ただ単純に右翼的な思想の人も居る。
何だか、野党も騒いでないし、財源についてどうすべきかの話が出てきているし、規定路線のように進んでしまいそうで怖い。
軍備増強するならば、自国製の軍備であるべきだと個人的には考えるが、間違いなく米国からの購入品での軍備増強となる。
もちろん、兵器開発費用を含めての自国軍備増強は想定予算では到底収まらないので、今のところ現実的ではない。
だが、世の中には米国に型落ちの兵器を高く売りつけられるのはけしからんという考え方の人もいる。
戦後、軍事産業に手を出さなかった日本であるが、明治維新後に海外からの兵器を輸入して、その後は自国製の兵器開発に至ったことが今でもできるとでも思っているのだろうか。
もちろん、できないことではないかも知れないが、自国製の兵器を生産するということは、米国に対して庇護を求めないことを宣言することになる。
兵器を開発できるようになるまでに、米国に護られることなく、日本を存続させることなどできるのだろうか。