久しぶりに土曜に妻が休みを取れたので、午前中に家庭菜園の畝作りをして、お昼は二人とも好きなドミノ・ピザのピザサンドを食べることにした。
急に思いたったので12時にアプリから注文。
時間指定で最速が12:40だったのでその時間でオーダーを進めていくと、何故か最後に、オーダーが今すぐとなっている。
念のために店鋪に行ったがオーダーメールには12:40となっているので、コンビニに行ってサンドイッチを買うことにした。
ピザサンドを2つ食べたいと思うほどでも無いが、体を動かして腹が減って別の物も食べたいので、フレッシュレタスサンドとキウイのヨーグルトドリンクを買って、オーダー時間の12:40少し前に店鋪に。
先に会計をすませろと言われるので、支払いをした。
注文番号と名前を伝えると、オーダーの品はもう少し待って下さいと言われた。
アプリの表示では出来上がっていることになっているのだが、予定時間より数分早かったので、おとなしく待つことにした。
ところがいつまで待っても呼び出されない。
コロナウイルス感染が怖いので、リスクは少しでも減らすべく車で待たせていた妻がまだなのかと、店に入ってきた。
この時点ですでに時刻は13:00。
出来上がり予定時刻を20分過ぎてしまっている。
オーダー漏れか、でも出来立てのアツアツが、食べられるならまぁ仕方無いなぁと思いつつ待とうとしたが、妻が店員に聞いてくると言ってレジをしてくれたのとは別の店員に注文番号を伝えると、棚から商品を持ってきた。
店内で20分以上待たされたのは何なんだ?
すっかり冷めたピザサンドを渡されて、スミマセンの一言もない。
こんなに待たされるなら、少し遠くてもテキサスピザにすれば良かった。
もう二度とドミノ・ピザは利用しない。
収束の時期
国民のほとんどが、このウイルスは暖かくなれば収束すると思っているに違いない。
かくゆう私自身も心のどこかではそんな期待にも似た思いがある。
仮に、収束したとして寒くなってきたらどうなるのか。
またもやどこからか、感染者が現れて大流行するのだろうか。
5月の中旬を過ぎたころには、減少が始まっているのか。
緊急事態宣言の効果も含めて、結果が出ている。
その時に、感染が下火になっていたとしたらオリンピックはやれば良かったのだと、言い出す人が出てくるだろう。
つまり、来月に感染を抑え込むことが前提ならばオリンピックは予定通りに実施できたということだ。
日本だけの話ではないのだが、そんな理屈になる。
緊急事態宣言
罰則の無い緊急事態宣言が出される。
ひと月ほど前にテレビ番組で橋下徹氏が罰則の無いお願いは、お願いを守らなかった場合に被った被害に対して保障しない、責任を取らないことの表れだと言っていた。
パフォーマンスがちな橋本さんの発言はあまり好きではないが、これには納得した。
首相が対策として行ったことは、ウイルスがダダモレとなる布マスクの一律配布と、手続きが煩雑で具体的な効果がわからない、現金給付だ。
一方で株価が下げ始めたときに行った経済出動には1兆数千億を投入している。
このセンスの無さ、それを止めない与党議員、野党議員。
日本が地盤沈下とも言うべき自体に陥ろうとしている時に、沈む地盤の上に立つ建物の玄関周りにコンクリートブロックを1段置く程度の効果しかないことをコロナウイルス対策ですと、嬉々として発表する閣僚。
米国大統領も根拠の無い持論を振りまく。
中国やロシアがウイルス対策に先んじて、アメリカが国防危機になれば太平洋艦隊はハワイまで前線を下げるかも知れない。
そんな馬鹿なと考えたいところだが、敵国の戦力が自国の戦力より遥かに低くなって、さらに放っておいても低下するのなら、治療方法が確立する前に攻撃することは、当然の選択肢だ。
治療薬が見つかった時に、中国やロシアはどこの国からでもそれを購入するが、自国が先んじた場合にどこの国にも治療薬を提供するかどうかは解らない。
治療薬戦争が水面下では始まっていると考えるのは間違いだろうか。
こんなことにまで影響
コロナウイルスの感染防止の影響で、テレビ番組はドラマの撮影ができない。
バラエティは観客なし。
特番も昔の再放送の映像をつなぎ合わせている。
米軍にも感染者が増加してきている。
日本から撤退する可能性もあるかも知れない。
そうなった時に、自衛隊はどこまで防衛力があるのかが解る。
北朝鮮のロケットが排他的経済水域内に落とされるかもしれないし、中国の軍艦が日本の領域に侵入してくるかも知れない。
外出の自粛どころではない。
感染者1億人を覚悟するしかないのか
4月2日ですでに世界の感染者数は97万人。
この際、中国の感染者数は正確な数が分からないため数えない方が良いと思うので、感染者数は89万人となる。
北朝鮮でもおそらく感染者はいると思うが、感染者はいないと言っているのだから、それで良しとする。
治療薬としてアビガンが注目されている。
ドイツからは数百万錠の受注があったという。
日本産の薬だが、国は正式な治療薬として認可していない。
厚労省は早急に認可することで認可にお金がかからない前例を作りたくない。
多くの既得権益が生み出すお金を減らしたくないからだろう。
国民の安全よりも自分達が得られる利益を優先する。
個人的に薬が欲しければ、無認可であってもメーカーから手に入れる事ができるのだから、無認可であることのリスクはない。
もちろん、政府の要人に対しても薬は提供される。
感染者の増加率が爆発的に高くなるタイミングは統計学者はかなり正確に予測できているだろう。
70億の母体に対する統計がイレギュラーな動きを見せるわけはない。
スペイン風邪クラスなら、世界で16億人が感染。
そうなると何が起きるのか。
経済や産業の破綻。
食糧不足。
治安の悪化。
そして最悪のシナリオが自国の存続の為の戦争だ。
第3次世界大戦は平穏な世界では起きる確率は低いだろうし、経済の破綻がトリガーになることも少ないだろう。
だが、食糧問題は別だ。
食えない人間が食糧を奪うために蹂躙するのは、世界中どこの国でも繰り返された歴史だ。
富山県内感染者のその後
京都産業大学がクラスターとなって数十名の感染者が出たうちのひとりが、県内の20代の女性だ。
その女性と食事をした人が感染していて、さらにその家族など感染が拡大する可能性は高い。
感染者の一人がケアマネージャーなので、高齢の方が感染する可能性が高い。
ケアマネージャーが訪問するくらいだから、その高齢者はどこかに通院していると考えた方がいい。
そうなれば、その病院がクラスターになる確率はかなり高い。
初の感染者が見つかってわずか3日で8名の感染者が見つかった。
田舎だから感染はひどくならないというのは、妄想かも知れない。
対岸の火事だと考えていた県民も多い中、尻に火がついた。
感染者発表を巡って、富山市長と県知事が方針に関してお互いを暗に批判していた。
くだらない。
治療薬
感染者拡大とともに、治療薬の開発は感染症対策の両輪だ。
かつて、MARSだったかSARSだったかの時に、世界の製薬会社は治療薬の開発に注力した。
現在、コロナウイルス肺炎に治療薬開発の状況はどうなのだろう。
さらには、耐性をつけるための予防接種の開発状況も気になる。
SARS,MARSの時には流行は自然消滅して製薬会社はかなりの損失を出している。
今回は感染者数がどれだけなら開発予算はいくらまでと言う内部指標があるような気がする。
大流行した時に、儲けられないのは困るが、流行しなかった時の損失は抑えたい。
企業倫理としてはそうなるのは当然だ。
世界各国から予算を計上して、現段階で研究の進んでいる製薬会社から順に多くの資金を提供する。
開発進捗に応じて、毎週予算編成は変動させる。
こうでもしないと、製薬会社は開発に全力を出さないのではないか。
やはり、国が主導のお飾りでない研究所が必要だと感じる。
次男の就職活動
次男は4月から大学4年生。
学部的に就職活動がタイヘンなのだが、今年はコロナが追い打ちをかけている。
都会への憧れもあるのだろう。
就職先の候補は故郷ではない。
地元にしたところで、とびきりの就職先を紹介できるわけでもないので、地元を離れる選択肢について、どうこう言える筋合いはない。
長男も次男も、親を頼ろうなんて考えていないので、好きなところで好きなようにすればいい。
こっちはこっちで老親とその家の管理や自分自身のことも考えないといけない。
私には兄弟がいないので、気楽な部分もあるが、不安な部分もある。
こんなに金のない状況では自分の老後なんて成立たない。
まぁどうにもならない事を、考えても仕方無い。
収入に応じた生活をするしか無い。
添加物がどうとか、農薬がどうとか、気にせずに安いものを食べる。
ボロボロだろうが着られるものは着る。
風呂だって服役囚並みに入ることができれば良しだ。
テレビは無くして、ラジオかも知れない。インターネットなんて見ることも無いかも。
スマートフォンも要らないか。
クルマは維持費と燃費で選んで、医者にはかからない。
そうでもしないと、生きていけない可能性が高い。
就職活動とは程遠い話になってしまったが、悲しいけれど、これが真実なんだよね。
富山でも感染者
とうとう、富山県でもコロナウイルスの感染者がでた。
顕在化していないだけで、感染者がいると思っている人が多数だったと思うが、実際に検査で陽性反応が出た人がいると言うのはショックだ。
春のイベントが軒並み中止となる中、地元高岡の御車山祭りがどうなるのか、ハッキリしない。
どのみち、県外からの観光客は望めない状況であれば、ギリギリまで判断を遅らせたいと言うのが本音だろう。
赤字財政の中では、中止にしたところで、投入済みの資金回収ができないのならば、軒並みイベント中止の状況下で開催の可能性があるのは大きい。
そんな思惑があるかどうかは定かではないが、典型的な日本人の姿勢である、せいては事を仕損じる、慌てる乞食はもらいが少ない、家宝は寝て待て、と言ったところだろうか。
そのくせ、自分の既得権益には執着があり、成功パターンのマネごとが好きなのだから、社会全体が上り調子の時には、一部の人間が美味しい思いをして、発言力があるという、地方都市に有りがちな構図となる。
延期の果てに
東京オリンピックの一年以内の延期が決定した。
ほとんどの誰もがコロナウイルスがあと数ヶ月で収束し、今度の冬に武漢で中国人が野生動物を食べなければ悪夢の再来はないと思っているのでは無いだろうか。
仮に気温の上昇でコロナウイルスの活性が下がるとすれば、北半球での流行は減少するだろう。
しかし、南半球はこれから冬になっていく。
さらに、コロナウイルスの感染のほとんどが室内などの密閉空間でおきたのだとすれば、一体気温が何度まで上昇すれば安全だと言うのだ。
来年の今頃にコロナウイルスが収束せず、くすぶっていたら再延期するのか、それとも中止するのか。
あらゆる可能性を示した上で、結論を出しているわけではない。
もちろん内部で検討してはいるだろうが、中止を選択肢として上げることができない雰囲気である可能性は低くない。
例えば、カラスが異常発生していて駆除に半年要するから今年のオリンピック開催は難しいとかそういう話では無い。
効果的な治療が見つからない、伝染性のある病気が世界中で50万人に感染していて、これから収束するかどうかわからない。
今より酷くなっているかも知れないし、収束しているかも知れない。
しかも収束するとしても、それがいつか見込みも立っていない。
世の中、一年後にはオリンピックが開催されることしか考えていない。
いつに延期するかが問題でしかもその選定理由が開催場所だとか、他の競技大会との兼ね合いだとか、維持費だとかで決めている。
SF小説の世界では無いが、世界の人々が最後に交流できたのは、2020年の春が最後となったなんてことが起きないとも限らない。