福井敏春の、終戦のローレライを読んでいる。
その中で、ドイツがとった優生人類学と言うのがある。
有名なところでは、ユダヤ人の大量虐殺。
純粋なドイツ人、アーリア人こそが優秀な人種でそれ以外の人種はアーリア人のために使役するのがちょうど良いと考える学問と言うか、思想だ。
コロナで1番恐ろしいのは、感染者による死者の増加ではないと思っている。
戦争は何故起きるのか。
一部、宗教などによる思想の違いが原因の場合もあるが、経済的な理由が圧倒的に多いだろう。
ドイツが宣戦布告したのも、日本が宣戦布告したのも、経済の逼迫が最大の理由だ。
じゃあ、開戦当時に国民の生活が困窮していたかと言うと、それは怪しい。
今の生活に不満を訴えられるのは、まだ訴えるということができる余裕がある。
本当に窮乏した場合、戦争末期の日本のように、窮乏を訴えることなどとうていできない。
敵国を鬼畜と呼び、自国民を精霊となる民族と呼ぶ。
ドイツほどでは無いにせよ、優生人類学がまかり通っていたと考えるのは、飛躍しすぎだろうか。
経済が先細り、ほんの少しだけ全国民が不満を抱える状態になった時に、誰かがチョット背中を押すだけで、世の中はおかしな方向に転がっていく。
時短協力金
時短営業に協力した飲食店に一律で100万円の協力金を給付することが決まった。
期間は約1ヶ月。
これでも文句を言う店もあるだろうし、元々の利益よりも多い給付金に喜ぶお店もあるだろう。
結局、バラマキをするのだ。
もしもだ、ロックダウンすることになったら、一体いくらの給付をするのだろう?
野菜の生産農家など、休むこともなく、価格の下がった作物を出荷するしかないのに、コロナ補償は無い。
来年度もバラマキのために、大量に国債が発行されるだろう。
金が余ればインフレになり、物価は上がる。
しかし、世の中の金がダブついたところで会社員の収入が比例して増える訳ではない。
そして、国内金融を制御するだけの力がこの国には無いことも薄々わかりはじめている。
しかし、国債の引受先が日銀である限り世の中の物価は上がらないまま、バラマかれた分だけ経済が回るほうが良いのかもしれない。
国際金融が日本をデフォルトと認定したら、足りない食糧の分だけこの国がスリムにならざるを得ない。
絶対的な価値があるものだけが、認められる時代への先鞭となるのがコロナなのかも知れない。
世界コロナ7000万人
1000万人の増加速度は1日速まった。
年内に8000万を超えるのはほぼ確実。
一方で海外ではワクチン接種が始まった。
日本では来年の春ころから始まるらしい。
これで、増加は抑えられるのか。
既に接種が開始されているイギリスでの動向が気になる。
新たな副作用も見つかってくるだろう。
効果がいつまで続くのかもわからない。
だが、一歩明るい方向に足を踏み出した。
オリンピックにあわせたカレンダーとなるのはこれで2年連続になる。
来年開催できなければ中止。
開催の可否はワクチンの効果次第。
規模を小さくしても開催したい思惑と、万が一のための医療体制をとるために、どれだけのリソースを確保しなければいけないのか。
海外チームにも医療スタッフは帯同するだろうが、設備に関してはホスト国が準備しなければいけない。
問題山積み。
時短営業協力金
東京都では二時間の営業時間の短縮で1日あたり2万円で11日間の時短期間。
この時期の二時間の売上は5-6万円あるので2万円の協力金では到底話にならないと言う店が多い。
それならば、協力金は先着で1万店舗とかに絞ってしまえば良い。
マスコミの取り上げ方が、それじゃやっていけないという店のものばかり報道するのもバイアスのかかったものだろう。
この2万円の補助金は、経理的に言えば純利益に相当する。
粗利が3割だとすれば、6万の売上に相当する。
2時間の営業時間に20席の店が満席で各席3000円をはるかに上回る売上が望めるなら確かに2万では割に合わないかもしれない。
勝手に営業してください。
そんなお店でコロナに感染した場合、感染は未必の故意になるので、治療費は保険適用外で全額自己負担とかになれば人は誰もそのお店には行かなくなる。
累積債務が膨れ上がれば、この国の政治家はおためごかしの補助金などはやめてしまい、医療は金が無いと受けられないという例外を設ける可能性もある。
生活習慣病などを含め、自己努力で改善が期待できる病気や虫歯などは保険適用外にすることも将来的にないとは言えない。
そんな暗黒とも言える未来を思えば時短協力で純利2万円の補助金なんて、過保護すぎる政策だと思うのは自分だけだろうか。
私事ですが
長男の話。
長男は英語であればネイティブと日常会話程度ならばできる。
今は中国語も少しならば、話せるらしい。
大学を卒業して勤めていた会社を1年ちょっとで辞めて、大阪から東京に知らないうちに引っ越して転職していた。
なんだか、エッセイにでも書けそうな話だ。
そんな長男が結婚した。
相手については個人情報もあるので触れない。
こんなご時世なので結婚式は挙げず、結婚届だけを提出した。
もちろん新婚旅行なんかにも行けない。
相手の両親とは親どおし、直接会うこともない。
コロナが収まったら、結婚式を挙げましょうということで合意。
長男は25歳になったばかり。
世間一般では早い結婚だろう。
家族を持つのは重責を担うことになる。
親としては、とりあえず1人前になるのを見届けたと思っている。
世間では小室圭さんと眞子さまの結婚が取り沙汰されている。
小室圭さんが眞子さまを養っていけるのならば、それで何の問題があるのだろう。
一般人と結婚すれば、眞子さまも一般人になる。
親が経済的に援助するとかになると、それは税金が使われるということなので、やってはいけないこと。
持参金にしたって税金なのだから金額については常識的な範囲にしてほしい。
それさえ守れるなら、結婚についてとやかく言う必要など無いと思うけどなぁ。
日本コロナ15万人
日本のコロナ累計感染者数が15万人を超えた。
ここに達するまでの期間を短いと見るか、長いと見るか。
そして、この人数を多いと見るか少ないと見るか。
身の周りに感染者がチラホラと現れないかぎり、感染の流行は感じにくいし、医療機関の逼迫した状態とかも身近に医療関係者がいなければ実感することは難しい。
そして何より、自分自身がコロナに感染しない限り、コロナ感染は対岸の火事でしかないと思うのだ。
人口の800人に1人が感染した計算になるわけだが、大した数ではないと思ってしまっている。
だから感染予防のために何かをすると言うのは個人レベルではわからない。
情報がすぐに手に入る世の中だから、事実としての数字は伝わる。
しかし、感染した場合の実態についての情報は極めて少ないと思う。
世界が壊滅するかも知れないなどと言うと、何をバカなことをと思われるかも知れない。
歴史の結果は後になって、その経過や捉え方が変わっていき、当時の人達はバカな人だと思われる。
そんなことになってしまわないように、愚かだとそしられようが、用心しなければいけないのだ。
マスクをストックしたほうが良いのか
感染者の増加が激しい。
世界では6000万人
人口比率だと、日本の人口は世界の1.5%程度なので世界中で均一に感染者が出ていれば90万人ほどの感染者になるはずだが、実際にはそれの1/6なので感染は抑えられているとも言える。
人口密度の高さを鑑みれば、相当低い感染率とも言えるが日本人が特別コロナへの感染抵抗力が高いとは考えにくいので、やはりマスクの効果はかなり高いと言えるだろう。
マスクといえば、今年の春先に深刻な品不足に陥った。
今では十分な品物が確保できている。
だが、今は感染者が少ない中国で爆発的な感染が発生すれば、中国国内での需要増加と出荷体制の崩壊など供給が圧倒的に不足するリスクもある。
前回のマスク不足は概ね3ヶ月ほどで収束したことから、家族分の3ヶ月分のマスク備蓄があれば、なんとか凌げるとも思っている。
十分な在庫があるうちに、少し買いためておくことも考えたほうが良いのかもしれない。
世界コロナ6000万
5000万人に達して僅か17日で6000万人まで達した。
年内にはこのペースだと8000万人。
来年の1月中には1億人の感染者となる。
もちろんこれは累計なので、罹患中の人の数ではない。
来年の世界経済への打撃ははかりしれない。
一方、感染者が少ないままの中国。
経済でも世界一になる可能性は高くなってきた。
となると、軍事力でも世界一になる日は遠くない。
経済をキッカケに世界的規模の戦争は起きる。
米国が中国撃つべしとなり先手を打って勝機を得るには、せいぜい2-3年しか猶予はないだろう。
中国が空母、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦といった海上の軍事力を強めた場合、まずはアジアの諸島国家はひとたまりもなく軍事支配下に置かれる。
艦船の建造にはおよそ2年から3年程度かかるが、それまでにこのコロナが収まり、強く健康で健全で中国を牽制できる国家連合に戻らなければ、世界の不安は大きくなっていく。
米国は自国の安全が脅かされないかぎり、戦争への舵はきらない可能性もある。
中国にとってのかつての師であり盟友であるロシアすらも中国に呑み込まれる可能性だってある。
胡散臭い世の中になってきたものだ。
爆発的に増加
コロナの感染者数が爆発的に増加している。
夏になると収束すると言われていたが、抑えきれないままに冬を迎えることになる。
換気されない室内にウイルスが持ち込まれたら感染から逃れることは難しいだろう。
東京での1日の感染者数が500人を超えたと言って騒いでいるが、母数に対する割合ではまだまだ小さな数値だ。
ウイルス自体の変異が起きてもおかしくないくらいに時間が経過した。
経済活動との天秤が難しいのは理解できる。
正解が無いと言うのが正直な思いだ。
東京への1極集中を見直すべきだとの意見が強まる可能性もあるが、受け皿は正直なところ無いと思う。
感染リスクの高い人を受け入れることに抵抗があるというよりも、東京から来て何をするの?ということの方が問題だろう。
リモートワークを推奨とか言うが、イザというときには直接会って仕事ができるという前提ありきだと思うのは私だけだろうか。
コロナ5000万人
冬が近づく。
コロナの感染者の増加が加速している。
4000万人に達したと書いたのが10月22日。
この記事を書いているのが11月10日なので3週間で1000万人の患者が増えたことになる。
もちろんこのままのペースで増えるかどうかはわからないが、今月中に感染者が6000万人を超える可能性は極めて高い。
治った人もいるので、現在の感染者が6000万いるわけではない。
だが死亡者も100万人を超えてきている。
ウイルスの変異も怖い。
致死率、重症化率の高いものにならないとも限らない。
そうなってくると、完全に人間同士の交流を無くす必要が出てくる。
何か大きな警鐘でなければよいのだが。