今年10回目の釣行はハゼ釣り。
阿尾川の河口で魚影の濃さと根掛りの少なさが良い。
妻と二人で朝からお昼まで釣ってきた。
甘露煮用のハゼをどうしようかと悩むところだが、二人で釣ると数が半端ない。
いつもは、餌づけと針曲がりを嫌って流線8号を使うのだが、釣果重視で競技用キスの赤針6号。
老眼なので、エサ付けさえ四苦八苦するが、掛かりが良い。
Daiwaのキス針の7号を使ってみたり、キススペ7号を使ったり、競技用キスの7号を使ったりもしたが、6号に勝るハリではなかった。
もちろん、来年も同じハリがベストかどうかはわからない。
釣れすぎたので天ぷらだけでなく、煮付けにしてみた。
まだ食べてみていないが、期待。
ベイトリールの致命的弱点
バックラッシュではない。
サーフで使う時に格段にそのリスクは増大する。
それは、砂。
もちろん、スピニングリールでも砂を噛んでジャリジャリしてしまうことはある。
だが、ほんの少し砂の上に置いた位で砂トラブルになることはまず無い。
ベイトリールをサミングする側を下にして砂の上置いてしまったら、確実に砂トラブルに巻き込まれる。
レベルワインダーのギアは丸出しなので、そこに砂が入り込むと、最悪の場合巻取りができなくなる。
機種によっては、キャストもできなくなる。
レベルワインダーに砂をかまなくても、リーリング時にジャリジャリするのは確実で、ベアリング追加でヌルヌルのリーリングにしようが、ガサガサのリーリングになる。
この前の釣りで安物バスライズを砂まみれにしてしまった。
スプールはゼロ調整しているつもりだが、それでも砂はスプールと本体の間に入り込む。
リーリングでどこかが削れている感じが最悪。
巻取りもガタガタ止まるので、スムーズな巻取りなんてできない。
とりあえず、キャストすればしばらくだけ、滑らかさが戻るが、すぐにジャリジャリしてしまう。
いっそのこと、海水でジャブジャブ洗おうかとも思ったが、それこそリールが終わってしまう。
もちろん、分解して塩抜きしてオイル、グリースを完璧にできるのなら良いが、そんなのはハードルも高いし、なにしろ面倒くさい。
今年はとにかくサーフでのシロギス釣りが多かった。
今までは堤防からの釣りがほとんどだったので砂のトラブルを感じたことは無かった。
正直、今さらスピニングリールをメインタックルにするつもりはない。
砂まみれになったのは、餌付けの時にクーラーボックスにロッドを立て掛けていたのが、倒れてしまったからだ。
クーラーボックスも超安物なのだが、ロッドを立て掛けられるようにすればいいのか。
それなら簡単にできそうだ。
リベンジならず
海老江海浜公園にリベンジに行ってきた。
ロッドを新調した。
アブガルシアのベイトフィネスロッドと言われるやつ。
ティップが細い。
ルアーじゃないけど、ルアーウエイトは3-18グラム。
3号のオモリは約10グラムなので、ちようど使いやすい重さ。
向かい風が強く、波もある。
濁りもあるので、濁りの少ないポイントを探す。
結果はシロギス11匹。
6時間近く釣ってこの数だから、リベンジには程遠い。
唯一、良かったのは27センチのキスが釣れたこと。
今年のキス釣りはこれで終わりかな。
次はハゼ、カワハギと続いて、今シーズンはお終い。
海老江海浜公園リベンジ計画
6月に行って惨敗だった海老江海浜公園。
海老江の海岸の砂の質が変わった。
海外線の後退はサーフでは深刻な事態。
海岸に砂を入れたようなのだが、粒子が荒い。
粒子が荒いと、海中がうねった時にでもすぐに濁りが消える。
シロギスは海底に水を吹きかけて、餌を探す。
粒子が荒いと、砂の中の餌が見つけられない。
そうなると、シロギスは粒子の細かい砂のある場所に移動してしまうので、魚のいるポイントは沖目になってしまうので、ちょい投げで釣るのが難しくなる。
沖に離岸堤のある場所が増えているのは、海岸線の侵食を抑えるためにある。
海老江海浜公園の砂はと言うと、それほど粒子が荒くないので、ベイトのちょい投げでも釣れるはず。
とは言え、人は不思議なものでオカッパリの人はなるべく沖目を釣りたがり、手漕ぎボートなどの人は陸に近いポイントを釣りたがる。
この話はブラックバスの時の話なので海での釣りには当てはまらないか。
リベンジなるか?
釣りの便利道具
釣り針の糸を結ぶ道具を長年使っている。
かれこれ、20年は使っているのだが、先日壊してしまった。
壊した原因は落として、重要なパーツが割れてしまったからだ。
パナソニック製品だったが、既に生産はされていなくてハピソンというメーカーが全く同じと思われる製品を生産していた。
これを使うと、糸が結ばれていないハリと好きなハリスを縛って使える。
糸付きハリだと長いハリスが付いているので、無駄に捨てるゴミが減る。
そもそも、糸なしの針のほうが種類が多い。
20年使ったとは言え、縛った針の本数は1000本あるかどうか怪しい。
そもそもキス釣りに行って針を交換する数は平均すると5-6本程度だろうか。
それでも、カワハギ釣りなんかだと2.5号の色付きナイロンをハリスにするとか、糸付きハリではありえないような仕掛けを簡単に作れる。
新しく買った針縛りを使っていつまで釣りに行けるやら。
全く同じと言ったが、微妙なところは仕様が変わっている。
針を固定するためのスライドレバーの向きとか、レバーの強さとか、長年の慣れとは異なる。
今年8回目の釣り
夏休みを変則でとって、釣りに行った。
平日なので大田マリーナの小突堤。
貸し切り状態なので大漁だと思ったがそうでは無かった。
ここもやはり、小鯛とチンタが多い。
キスのアタリは遠い。
2時間ほどで雨が降り出した。
竿を立てていると、アンテナのように竿先がジジっと音を鳴らす。
これはカーボンロッドが空気中の帯電で鳴り出すのだと勝手に思っている。
建物のそばだと、音はならずに、海岸の何も無い場所とかだと音がなるのできっとそうだろう。
雨も嫌だが、雷は怖い。
即死ならまだしも、全身火傷で体の一部が、損傷とかは絶対に嫌。
そそくさと撤収。
結局キスは4匹だけ。
バスライズに追加したマグネットは効きが強すぎるのか、なんとも言えない微妙なキャスト。
ブレーキ最弱でもバックラッシュしなさそうなセッティングにはなっている。
今年のチョイ投げは何だか迷走している。
ロクテンのゾディアスMHで会心の釣りができていない。
期待しているのは能登島カセのカワハギ。
6フィートのトルネードでも良い感じではあるのだけど、25センチ長くなったロッドでの微妙な取り回しの差がでるのかどうかだ。
金属を叩くような本ハゲのアタリは見逃さないとは思っている。
あとはクワセを弾くかどうか。
ロクロクのミディアムライトのロッドも買うか。
日本メーカーのリールに勝るものなし
シマノの最安ベイトリールであるバスライズ。
シマノで多分唯一のマグネットブレーキで右ハンドルしかない。
ハンドルとスプールにベアリングを追加して、ブレーキもマグネットを追加。
大雨の後の釣りでデビューさせた。
ラインはナイロン。
海平の2.5号、ポンドならば10lbだ。
このリール、DAIWAのトルネードには取り付けられない。
ロッドはゾディアス。
三号中通しオモリに一本バリだが、オモリのストッパーとなるヨリモドシからフロロカーボンの2号ラインを50センチほど縛って、その先に小型の自作ハリス止めを取り付けて出来上がり。
三号のオモリはグラムで言えば11.5グラム。ルアーマンに分かりやすくいうと、3/8ozより1グラムほど重い。
サーフでフルキャスト。
ゾディアスはロクテン。
ラインの巻取りで長さを測ることもできないので、ハンドルの回転数でザックリ飛距離を計測。
ハンドル1回転で77センチとなってはいるが、これは多分平均値。
ラインをフルに巻いてはいないので、少し短めか。
ハンドル1回転が73センチ位として、ハンドル86回転。
大体60メートルくらい飛んでいることになる。
これならオモリを5号にすれば、80メートルくらいは飛ぶかも。
いわゆる、3色のゾーンは狙えることになる。
ただ、このキャストは2-3歩助走しているので、サーフでしか無理。
ピシファンのシャロースプール飛ぶとか思っていた自分が恥ずかしい。
バスライズのキャスト性能がスゴイと言うのはホントの話だね。
マグネット強化しているので、ブレーキは2-5の間で調整。
それ以上強くすると、ホントに飛ばないブレーキセッティングになる。
河口でハゼ狙いの時には飛び過ぎは困るので、ブレーキ8とかで、普通にキャストが良さげ。
残るはDAIWAのベイトリール。
最安モデルの評判はかなり良いが、マグネットブレーキにも種類がある。
正直なところどれが良いのかよくわからない。
スプールが低回転でも高回転でも一様にブレーキが効くのでは、シマノの遠心ブレーキには敵わない。
スプールの回転数によって、マグネットブレーキが効くように、可変するようになっているらしい。
可動部品は、回転数が高くなるとせり出してきて、低回転になると、引っ込むようだ。
高回転の時の遠心力を縦方向の力にして、可動部品がせりだす。
低回転になった時の戻りはバネで制御するようだ。
バネが劣化すると、可動部品の動きに影響が出てくる。
非接触ブレーキなのに、とても残念な構造だ。
バネなんて、個体差があるのだからリールによってブレーキにも差が出る。
廉価ベイトリールで遊び倒す計画は終わりか。
2021年6回目の釣行
富山県にもコロナまん延防止措置が発令された。
先週は大雨の晴れ間となった日に国分に釣りに行った。
数は少ないが、酢飯にちらし寿司のように乗せて食べたのが抜群に美味しかったので、2週連続でのキス狙い。
場所は雨晴海岸にした。
ここはキャンプ場があるのだが、まん延防止措置で閉鎖中。釣り人もいない。
大雨で流れてきているゴミがすごい。
ボランティアの方数名が流木を集めている。
北日本新聞の釣り情報では、シロギスは釣れていることになっている。
一投目であたり、シロギスが釣れてきた。
実に幸先の良いスタートだが、後が続かない。
ここでも、チンタが食ってくる。
4時間粘ってキスは14匹。
でも、捌いて食べるには丁度良い数。
今日のあたりのハリは競技キスの六号。
古いロッドと新しめのリール
2018年モデルのベイトリール。
シマノの最安モデルのバスライズを買って、ラインを巻こうと思い、20年ほど前のダイワのトルネードに取り付けた。
が、リールが付かない。
リールシートとリールが干渉して、取り付けられない。
今どきのリールシートはスリムで、しかもブランク周りも感度重視でブランクに手が触れる感じのものが多い。
去年買ったベイトリールのアブもピシファンも問題なくトルネードに取り付けて、ラインを巻いたのに、シマノはダメなのか。
しかし、このロッドにはScorpionの1001を取付けてカワハギ釣りをしているので、メーカーの組合せの問題ではない。
メーカーも20年も前のロッドが現役で使われるとは思わないのかも。
バスライズと筐体が同じサイズのものがあるようなので、それらは全てトルネードには取り付けられないことが確定。
トルネードはそろそろ引退か。
少し柔らかい2ピースのベイトロッドが欲しい。
大雨の後の釣り
2021年、6度目の釣り。
国分港から濁りの影響の少なそうな港内の少し水深のありそうなポイントを狙えば良いかと事前に予測しての釣行。
しかし、国分はすっかり変わってしまった。
港内は、チャリコだらけ。
7-8センチのやつだらけ。
かろうじてサーフ側でポツポツキスとヒイラギがあたるが、それでも圧倒的にチャリコ。
粘るが、小ぶりのキスが6尾。
そう言えば、ヒイラギを相葉マナブで煮付けて食べていた。
食べるところは少ないが、美味い。
食べる地域もあるようだが、少なくとも富山では食べる人はほとんどいない。
春先の寒い時期のヒイラギしか食べなかったのだが、あまりにも貧果なので持ち帰る。
サーフからも投げてみたが、濁りが酷い。
まぁ、大雨の後で、晴れて釣りができただけで良しとしよう。
来月後半は、ハゼが始まる。
甘露煮も今年作れば3年目。
白焼きが焼きすぎなのか、固すぎるので、今年の白焼きはカチコチになるまで焼くのはやめよう。
10月の後半は大好きなカワハギ釣り。
キスもあと何度か行けば、今年の目標である10回釣行に届きそうだ。