シマノの一番安いベイトリール。
そして、唯一のマグネットブレーキ搭載。
ベアリングが一つだけというモデル。
さらに、ハンドルは右巻のみで、普段左巻しか使わない自分にとっては釣りの快適さも変わってくる可能性がある。
ありがちな改造としては、ベアリングの追加。
9ベアリングとかに改造する強者もいるが、そこまでバラす自信もないし、初心者向きのハンドルノブとスプール軸受をベアリングにした。
これだけでベアリングが6個追加されるので、7ベアリングのなかなかの高級機仕様になる。
グリスは予めジッポオイルで軽く抜いておいた。
シールドベアリングのシールドを外してグリスを抜いて、オイルをさすとかは面倒くさいのでパス。
まずは箱出しの状態でハンドルの巻き心地とか、スプール回転を確認。
確かに、ハンドルの巻き心地はヌルヌル動く感じではないが、これはこれで使えないわけではない。
そもそも、ハンドルノブにまでベアリングが入るのは中級機以上。
ハンドルのヌルヌル感など知らない。
続いてスプール回転をチェック。
メカニカルをゼロポジにして、ブレーキ最大から。
しっかりとマグネットブレーキは効いている。
噂では4以下の設定は同じだと書かれた記事が多いので、まずは4に。
クラッチを切って指でスプールを弾くだけなのでそもそも、正確な比較は無理。
ゼロと4が同じだと言うのは、嘘だね。
でも、数値と比例してブレーキの効きが変化するかといったら、そうではない。
あまり違いがない。
マグネットブレーキは磁石とスプールの距離の2乗に比例して強さが変化するはず。
ブレーキダイヤルの目盛りで磁石が等距離で変化するなら、ブレーキ強度が使いやすいところで変化するのは最も強いところでもなければ、弱いところでもない。
ブレーキ10の時はブレーキの強さは100だとすると、9の時には81、8の時には64、7の時に49と半分の強さになる。
1の時は1、2の時は4,3の時は9,4の時は16、5の時は25、6の時は36になる。
一般的かどうかは分からないが、ブレーキを3から8くらいでわりと幅広く調整したいとしよう。
この時のブレーキ強度が80から20くらいの間で調整できればすごく嬉しい。
不足する強度は、3の時の9を20にするのに11。
8の時の64を80にするのに16。
大体10から15ほどブレーキが強くなれば良いというのがわかる。
磁石の強さは製品による差が大きいが、ネオジム磁石でだいたい同じ強度だとすれば、元の磁石が6個で距離固定の磁石を1個追加すると、その分の磁石についてはダイヤル設定での距離の変化が半分になるので、上乗せされる強度はダイヤル10で元の100の6分の1なので17。
8にした時は磁石1個分は9のダイヤルなので、81わる6で、約13の強度上乗せで合計77。
3にした時に追加した磁石は6.5のダイヤルと等価で6.5×6.5÷6で約7の強度上乗せ、合計16になる。
実際のバスライズのマグネットの動きは直線ではない。
回転することで、磁力線の密度を変化させるタイプ。
ダイヤル値が等角度変化だとしたら、強度の変化はさらにややこしい。
三角関数で計算しないといけない。
ダイヤル1で角度が9度変化するならば、ダイヤル9で81度変化する。
スプールとの距離は変化した角度から三角関数で計算する。
とりあえず、マグネットを4個追加してみた。
かなり、ブレーキは強くなった。
もしかして、ブレーキ最弱で丁度くらいになっているかも知れない。
実釣投入はオリンピックが終わってからか。
中国製のリール
去年買ったピシファントレントという、ベイトリール。
海釣りで使うので、安いリールを購入しているが、今年はほとんどこのピシファンを使っている。
サーフからの釣りが今年は多い。
以前から不満なのだが、ベイトリールはレベルワインドの軸が露出している。
ここにゴミがつくとトラブルになる。
最近、ピシファンが巻取の時にシャリシャリする。
レベルワインドに砂が噛んでいるのだと思っているが、スプールだと重症だ。
他のリールと比べるとレベルワインドのギアシャフトのカバーが全くついていない。
これじゃあ、簡単にゴミが噛む。
とは言っても、砂浜でタックルに砂が付くのは避けられない。
次は違うリールをサーフで使ってみるつもりだ。
これでどうなるか。
2021年5度目の釣行雨晴
今年はなんとしても10回の釣行を実現したい。
梅雨もあけ、海水浴シーズンになる。
前回は雨晴のサーフ。
今回は大田マリーナの小突堤。
2年ほど前から、この突堤の付け根にある駐車スペースが漁業関係者以外駐車禁止となった。
歩いて2分ほどのところに、一般の人が利用できる駐車場があるので、そこに駐めれば良いのに、日本語が読めないのだろうか。
いっそのこと、鎖でも張って出入りできなくするか、有料の駐車場にすればいい。
どんどん海の釣り場が釣り禁止になってきている。
ルールを守らない釣り人のせいで、さらに釣りができる場所が少なくなるのは勘弁して欲しい。
肝心の釣果は、小突堤ではほとんど釣れず、結局サーフに移動して、36尾。
時間あたりにすれば、チョット納得できないが、弾くタックルなので仕方が無い。
2021年4度目の釣行
今回は雨晴海岸。
昨今のキャンプブームで、早朝なのにかなりの車が駐車場にいた。
サーフにもボチボチ釣り人がいる。
ゾディアスのロクテンにピシファントレント浅溝。
三号の中通しオモリで一本バリ。
アタリはあるがなかなか乗らない。
ようやくのせたら、ピンギス。
前回の国分浜より小さい。
そしてバックラッシュがヒドイ。
無風だし、ブレーキもそんなに弱めていないのに、前回よりバックラッシュしまくる。
力んで投げても飛距離は思うほど伸びないのだから、ロッドの反発を意識してキャストする方がいい。
アタリの頻度も低いし、小さすぎで乗らないのでストレスがたまる。
針をいろいろ変えて、今日は競技用6号が1番良さげ。
結局5時間でピンギスばかり20尾。
唐揚げにした。
釣行回数は順調に延ばしているけど、納得いく釣りができないね。
国内メーカーの実力、その2
シマノのリールに心が傾いた話をした。
グクって見ると、バスワンよりも安いバスライズというリールの飛距離が凄いらしい。
バスライズはシマノなのに、マグネットブレーキ。
一般的には、常に一定の力で制動するマグネットブレーキよりも、回転数が高い時に制動力が強くなる遠心ブレーキの方が飛距離が伸びると言われる。
キャストした重りは当然初速が一番速くて、徐々に減速する。
その時に制動力が弱まってくる遠心ブレーキの方が後半の伸びがあると言われるのだ。
だが、スプール重量の点からいくと、遠心ブレーキは回転するスプール自体に物理的なブレーキシステムを搭載する必要があるのでマグネットブレーキよりもスプールが重くなる。
スプールが軽い方が有利なので、ブレーキシステムがマグネットでも飛ぶ。
だが、バスライズは、最安モデルだけあって、コストを抑えてある。
回転する必要があるスプールを滑らかに回すためにはベアリングが軸受になっている方が圧倒的に有利。
他にも、リール内部には回転するところがあるが、スプールの軸受にベアリングが使われる方が良い。
チョット上位のバスワンはスプール軸受はベアリング。
ベアリングに変更すれば、ブレーキシステムの違いがあるバスワンもどきになると思って良い。
バスライズにいくつかのベアリングチューンを実施して、バスワンを超えるリールになるのか。
コロナの影響で釣りに行く人が殖えているようで、廉価モデルが品薄状態。
海外組立なので、さらに影響を受けている。
初のチューニング。
楽しみだね。
国内メーカーの実力、その1
シマノと言う釣具メーカーがある。
自転車のギアでも有名なメーカーだ。
製造、組立は国内ではなく、労働賃金の低い海外で行い、設計だけが日本国内で行われている。
昨年、釣りで使うベイトリール、しかも安いリールを2機種購入した。
最初がアブガルシアという、スゥエーデンのメーカー。
もちろん、スゥエーデンで作っているわけはない。
古い機種を使っていたので、進化に感動した。
感動ポイントはバックラッシュしない使いやすさ。
これで、チープなベイトリールの面白さに気付いてしまった。
別の機種を使ってみたくなった。
普通ならダイワかシマノを選ぶことになるのだが、ピシファンというメーカーを選択した。
理由はシャロースプールが付いてくるから。
ベイトリールは糸の放出時にスプールが回転する。
同じ長さの糸を放出する場合、スプールの外径に近いところから糸が出ていく方が、スプールが回る回数が少なくて済む。
それならば、シャロースプールでなくとも、普通のスプールに糸を多く巻けば同じ長さの糸を放出するのに必要な回転数は少なくて済む。
だが、スプールを回転させるのに必要な力はスプールの重さが少ない方が少なくて済む。
スプール自体の重量はシャロースプールの方が軽いので、シャロースプールは少ない力で回るということになる。
仮にシャロースプールとノーマルスプールの重量が同じだったら。
巻いてある糸の量が少ない方が回転体の重量が小さくなるわけだ。
そんなものくらいで飛距離が変わるもんかと思っていたが、そうではなかった。
ピシファンのシャロースプールの方が飛距離が出るのだ。
ここで、考えを改めると共に、別のリールを試したいと思ってしまった。
いよいよ、国内メーカーのリールを試すことにした。
選択肢はダイワかシマノ。
実は私はリールはシマノ派。
ダイワのベイトリールは使ったことがない。
スコーピオン、スコーピオン1001、カルカッタ、アメニスタ。
アブもピシファンもマグネットブレーキなので、遠心ブレーキのシマノのバスワンを買おうとほぼ決めていた。
話が長くなるので、続きは翌日。
ベイトでチョイ投げキス
どこかの無料ブログサイトでこんなタイトルでチョコチョコ投稿していたことがあった。
当時はベイトタックルでキス釣りなんてやっている人を見たことがなかった。
今でも、ベイトタックルでキス釣りしている人を地元釣場で見たことはなく、ベイトタックルですかと驚かれることが多い。
なんで普通の人が海釣りでベイトタックルを使わないのかと言うと、最大の理由はバックラッシュ、その次が飛距離の短さだろう。
最近のリールであれば、バックラッシュが起きないようにキャストすることはそれほど難しくない。
問題は飛距離。
友人がバス釣りで、陸っぱりの人はなるべく岸から遠く離れた場所を狙い、ボートの人は岸際を狙うと言っていた。
海釣りではこの法則は当てはまらず、できるだけ岸から離れた場所を狙えることが、釣果につながる。
単純に岸から遠くないと釣れないと言うことではない。
ほんの波打ち際で釣れることだってある。
でも、波打ち際は飛距離の出ない人も狙えるが、飛距離の出せる人も狙える。
だが、岸から50m以上離れた場所でなければ釣れない場合、30mしか飛ばせない人は絶対に魚が釣れない。
じゃあチョイ投げの定義はどのくらい飛ばすことなのか。
個人的な意見だが、スピニングタックルならば、1号のオモリで30mほど。
概ね50m以内がチョイ投げの範囲だと思っている。
スピニングタックルなら50mというのはあまり釣りをしない人でも何とか飛ばせる距離だが、ベイトタックルとなると、そうはいかない。
4号の重りなら、ルアー釣りでは1/2ozほどになる。
このくらいの重さがあれば、リールさえチャンとしていれば少しの慣れで投げられるようになるはずだ。
だが、安いアブのブラックマックスではちょっと厳しいなと言うのが、個人的な感想。
自分が下手くそなだけだとも言えるが、これが同じ安いリールであるピシファントレントで浅溝スプールであれば、飛んでるんじゃないかなと思える。
海での距離感と言うのがなかなか難しくて、実はほとんど飛ばせていない可能性もあるが砂浜から沖テトラまでの距離がどのくらいだろう。
軟弱者の自分はマグネットブレーキでトラブル回避重視だが、シマノの遠心最安バスワンを試してみたいものだ。
大昔のスコーピオンもsvs搭載だが、海対応ではない。
唯一使用するのはイカダのカワハギ釣りのときだけ。
バスワンは安いし買っちゃおうかな。
夕方釣行
3回目の釣行の夕方に妻と同じ場所に釣りに行った。
タックルはリールをピシファントレントに変更。
浅溝スプールで、ラインも同じナイロン。
ロッドはゾディアスのロクテンMH。
キャストの距離は飛躍的に伸びた。
だが、思惑通りにはいかない。
アタリも少なく、快適な気温での爆釣とはならなかった。
1時間半ほどで二人で8尾ほど。
なかなか良い場所が見つからない。
今年3回目の釣行
以前から気になっていた海老江海浜公園に行ってきた。
チョイ投げで釣れ始めていると信じてベイトタックルで臨む。
サーフはベタ凪、釣り人は数名。
アタリがない。
魚影が薄い。
あたるのはフグ。
ハリスがバンバン切られる。
今回はキュウセンも持ち帰りの予定で、干物にする。
2時間粘ってキスが2匹、キュウセンが1匹、それに舌平目が1匹釣れた。
舌平目はムニエルで、と言いたいところだが普通に煮付けで食べることに。
今回のキスもキュウセンも全て一夜干にするが、少なすぎる。
前回良い感じだった新湊漁港に移動。
ここで魚はさみを海浜公園に忘れたことに気付いたが、砂浜はボチボチ広いし、取りに戻っても残っているかどうか保証は無い。
仕方ないので、とりあえず釣り始めたが、いわゆるトロロみたいな海藻だらけで全く釣れる気がしない。
早々に見切って、国分浜へ移動。
その前に上州屋で魚はさみを購入。
無くしたやつはそこそこお値段の高いヤツだったが、チャチなやつしか無い。
これだと大きな魚は掴めないが、小物しか釣らないのだから、まぁいいか。
ずっと確認したかった国分のサーフ。
浜の西の端の方まで駐車場からテクテク移動。
ボート釣りの人のエントリーポイントになっているようで、そこそこ人もいる。
ベイトタックルなので、3号のオモリで30mチョイしか飛ばない。
この日のタックルはゾディアスのロクテンMHにアブのブラックマックス。
PEの0.8とか使えば50mくらいは飛びそうだが、PEのバックラッシュは悲惨そうなので、ナイロンの2.5号なんてトラブルが少ないことを最重視。
それでも、最初からアタリがあってピンギス。
次のキャストでもピンギス。
今日は干物のネタ狙いなので、これでよし。
だが、時間が悪い。
この時点で9時。
ポチポチ釣るがアタリはドンドン遠くなる。
10:30まで粘るが、暑いし釣れなくなってきたしアガることに。
だが、物足りないので夕方に妻とリベンジすることに。
あ、釣り餌って300円とかでも絶対余るよね。
餌も十分余っているので、夕方の爆釣を期待。
夕方の部はまた別の記事にする。
初夏になる
気象庁の平均値の算出期間が変更になった。
日本の平均気温は上昇しているので、期間変更前までは平年より高いと言っていたものが、平年並みになることもある。
とにかく、ここ数年、天気の良い日は風が強い。
これは間違いない。
風は、海水温と陸地温度の差が大きいからだろうと思っている。
風が吹くのは、気圧の差で気圧の高いところから低いところへ空気が流れるから。
だとしたら、風が強い日は等圧線の間隔が狭いのだろうか。
天気予報でも風が強く吹くとかは台風の時に聞くくらいで、晴れた日に風が強くなるとか言っているキャスターの記憶はない。
夕方になると風は弱まるので、いわゆる海風と陸風なのに違いないとひとりで納得している。
初夏になり、盛夏になれば気温変化も激しくなるので、ますます風が強くなるのか。
海風、陸風なら山間部では風が強くなっていないのかとか、思うところは色々あるが、釣りに行くには最悪だ。