皆が同じな世の中は気持ち悪い。
かと言って唯一無二だけを追い求めるほど人は強くもない。
人はここだけは譲れないというものがあったりする。
まぁそこまで頑固でなくても、譲りたくないなぁ程度の気持ちはあるだろう。
しかし、唯一無二を求めるあまりに悪目立ちするのも嫌だろう。
そんなことを思うのは日本人だからだと言う人もいるかも知れない。
例えば快適な環境を得ることができる住宅が皆に等しく提供されるとすれば、全員が等しく幸福感を得ることができるか。
服や食事、車などもそうだ。
快適ならば没個性で一向に構わないと言う人はどの程度いるのだろうか。
多少不便でも自分だけの何かが欲しいと思う人の方が割合的にも多いような気もする。
寿命が皆等しく、生まれてからどれだけ時間が経てば必ず死ぬ。
逆に言えば、その時が来るまでは病気も怪我も怖がることがないとなったら、あなたはどう思うだろう。
いつ死ぬのか分かっていれば、やりたい事を計画的にできるし、死ぬ瞬間が怖くなくなるだろうか。
年も年だし、自分はここが人より劣るということを素直に認めることができるようになったとも思う。
頑張ったってどうにもできないこと、その人にとっての壁はある。
壁の向こうにしか欲しい唯一無二が無いとするとかなり不幸だな。