自動車産業規制緩和

少し前の話になるが、トランプ大統領が自国の自動車産業に対して課せられていた二酸化炭素排出などに関する規制を撤廃すると発表した。
こうすることで、製造コストを下げて価格競争力を強化するのが狙いだと言うのはわかるが、ますます米国製の自動車が海外で売れなくなるリスクは非常に高い。
この撤廃で自動車の値段が半額以下になると言うなら、昔のインドの自動車のような価格競争力は期待できるかもしれないが、そうするためには自動車産業に従事する人件費を大幅に下げないと無理だろう。
排出ガス規制を無くすことで部品点数がどのくらい減るのか、燃費向上につながるのかなどは全く不明だと言って良い。
もしも、関税政策で米国自動車の関税が大幅に下がったとしても、購入した利用者に環境基準を満たさない車に乗ることに対する税は重くのしかかるようにならざるを得ない。
米国の自動車メーカーが自分の首を絞めるような排出ガス規制を無視した車作りに方向転換するとは到底思えない。
まだ、トランプ大統領の任期は半分残っている。
高市政権と蜜月になるのを期待する日本の産業もあるにはあるだろう。
高市早苗よ、トランプ大統領はアホですと言ってみてほしい。