知らない当時の話

現在、米国とイスラエルがイランに対して戦争を仕掛けている。
敢えて戦争という言葉を使おう。
ドローンや爆撃機による米国による空爆は今までも色々な場面で実行されてきた。
だが、今回は潜水艦が魚雷で戦艦を破壊した。
この状況で大多数の私を含む日本人が心配しているのは、ホルムズ海峡封鎖による石油の入手ができなくなることだったのだが、現実のものとなった。
誰も日本に戦火が飛び火するなど想像もしていない。
イランは親日国家なので、確かにイランから日本に対して直接的な攻撃が行われる可能性は極めて低いという人もいれば、一体いつの話なのだと一蹴する人もいる。
今までの日本が対外戦争を近代で行ってきたのは、全て日本が先に仕掛けている。
中国が日本の軍事力増強に敏感なのはその歴史を知っているからで、非難されるのは何ら不思議なことではない。
国民生活が窮乏した時に、果たして国民はその糧を国外に求めないと言い切れるのだろうか。
独自に他国を切り取ることは虎の尾を踏む可能性があるので、例えば米国がグリーンランドを強奪する際に協力して、何らかの見返りを求めないとは言い切れないのが国家運営ではないだろうか。
東南アジアの小国が他国に侵害されたときに、守るという口実でその小国を実行支配しないと言い切れるのか。
共産党とれいわ新選組、社民党のような左翼よりの政党が声を大にして反対するだろうが、もしも彼らがそんな行動をとるのが中国の後ろ盾だとマスコミが報道したらどうだろう。
まさに、アカ狩りが行われないと誰が言い切れるか。
私はそんなことはしないと言うかも知れないが、半強制的にアカ狩りに動員され、協力的でない人間がアカだと見られて狩られることになったら、間違いなく国民の大多数がアカ狩りをし、日本の戦果によってもたらされた富に歓喜し、得られた富がいかに正当な報酬なのかと刷り込まれる。
恐らく太平洋戦争に突入した当時の日本はそんな感じだったのだろうかと想像してしまうのだ。