倫理が評価されるのはいつか

ホルムズ海峡封鎖に対して日本が日本の船舶護衛のために、自衛隊の艦を出動させるかどうかで今のところ世の中の一部では激しい論戦が行われている。
とは言え、論戦と言っても今のところはネットの掲示板で言い争うくらいなので、どちらも自分の身の危険を感じることはないだろう。
倫理が勝る人は、今回の発端は米国なのだから、米国に請われて自衛隊の派遣を行うのは、悪の片棒を担ぐようなものだという。
現実的な人は、米国の要請を無視したらこの後どうなるかわからないが、ノラリクラリと日米首脳会談をかわしてくれという。
何だか論理がすり替えられてしまった気がしてならない。
米国に請われなければ、ホルムズ海峡を通過する船舶の護衛をしないのか。
危険を承知でホルムズ海峡を日本の船舶が通過しなければ、日本の原油は底をつく。
仮に日本が有り余る原油調達資金を持っているのなら、それがどんなに高くてもホルムズ海峡を通過しなくても調達できる原油の入手経路を確保すれば良いだけの話だ。