全勝は無理なのか

朝乃山だが、6番目で土が付いた。
幕下なので、7番しかとらないのだが前場所に続いて今場所も全勝はできなかった。
大関から謹慎処分で1年間場所での取組ができずに、謹慎処分明け復帰して3場所目。
今場所が全勝ならば、来年の初場所からは確実に10両。
負けたとはいえ、星次第では10両にもどれるようだが、残念だ。
これでは10両復帰してもそこでの全勝優勝はとても望めそうにない。
大関まで戻るのは難しいと考える地元ファンも少なくないだろう。
だが、考えてみれば勝負事に絶対は無いのだから、これが現実と受け止めて毎場所を楽しく観るしかない。

何が日本をダメにしたのか

あるニュースを読んで、日本がダメになった理由は1つだけだと論じる人がいた。
その人曰く、日本人が年をとっても引退、隠居しないからだと言うのが理由らしい。
まず、ダメという状態の定義をしないで解決方法を語る時点で、何それ?というのが個人的見解だ。
日本はほとんどが上手く行っている国だけど、唯一ここだけがダメなんだよねとかいうような共通認識が国民の大多数にあるとでも思っているのだろうか。
その人からみた、日本のダメなところは明確な常識的なことなのかもしれないが、個人の常識は世間の非常識であることが多々あるのだから、独善的な見解を声高に叫ぶ心理が理解できない。
50代以上の世代が引退せずに、現役で居続けて大きな声で発言しているから若い世代が声を出せないという。
若い世代が活躍できないことに限定して、その理由を言っているだけならば確かにそれは大きな理由のひとつだろうと考える。
日本がダメになったと言うのを、安心して生きていけなくなったことだとするならば、その最大の理由は敗戦したこと以外には考えられない。
敗戦していなければ、この国は世界有数の有資源国になっていたことは間違いない。
自国の資源で自国で生産し、増加する国民により、その消費が支えられるという、成長構造が確立できていれば安心して生きていけると思う。
若者にもっと頑張ってもらうには、高齢者世代がもっとクズでダメな存在になって、若者世代が目的意識を明確に持つ必要があると思うけど。

ワールドカップ

ワールドカップが始まった。
開催国のカタールについては、人権問題などで批難があり、見たくないという人もいる。
スポーツと政治は切り離して考えるべきだという意見もあるし、そうではないという意見もある。
ワールドカップではないが、戦後日本でもオリンピックに不参加だったことがある。
モスクワオリンピックへの不参加がそうだ。
西側諸国の多くが不参加を表明し、日本も同じ行動をとった。
個人的な考え方としては、最も歴史のある世界的なスポーツ大会であるオリンピックは政治的な目的が大きく、古代オリンピックに関しては兵士の強さを競う側面が大きかったと考える。
現代においては、スポーツと政治は完全に切り離すべきだと考えるのが自然だろうが、なかなかそうならない一面も根強く残るのだ。

とうとう

北朝鮮の弾道ミサイルが日本のEEZ内に落下した。
北朝鮮の狙い通りの落下地点なのか、制御ミスによるものなのかはわからない。
ほとんどの国民が理解できていないと思うのだけれど、ミサイルがどこに落下したら日本への攻撃だと見なされるのだろうか。
EEZというのは、排他的経済水域のことで、この中で他国が経済活動をしちゃダメだよっていう場所で、日本の領海ではない。
領海にミサイル撃ち込んだら、日本への攻撃になるのは間違いないけど、EEZ内に撃ち込んでも日本への攻撃だとみなすことは難しいのだと思う。
もしもEEZ内で日本人がミサイルにより、怪我や死亡したりしたらそれはどうなるのか、やっぱり遺憾だろう。
その上で賠償責任を追求するのだろうけど、海保とか、海自の船舶が被害を受けない限り、結局民事だよね、これ。
仮に海保の船舶だったとしても、中国漁船にぶつかられて、領海外に逃げられたらそれで何もなしって国なんだから、領海でなく領土にミサイルが落ちても明確な証拠が揃うまでは、軽率な行動はとらないとかいって何もできないんじゃないかとか思ってしまう。

保存食

落ちキスと言われる、型のいいやつが入れ食いになる時期。
2日連続で釣りに行った。
もちろん、ピンサイズも混じるが、元気あふれる食べ頃サイズが近距離で連発。
2日目は妻と二人で雨が降るまでの予定での釣行。
結局2日で100ほど釣れた。
型のいいのは、フライで食べることにして、残りは全てみりん干しに。
半生くらいで冷凍保存すれば保存もきく。
甘露煮用のハゼもキープしたし、新湊漁港祭りのカンパチは西京味噌漬けにしてある。
ハゼを頂いた町内の方にキウイフルーツをハゼのお礼にあげたら、柚子を頂いたのでそれはゆず味噌にして、小瓶に分けてふたつは冷凍。
冬に美味しくいただけるものがストックできた。
嬉しい限りですね。

日医工

債務超過となり、上場廃止を発表した。
株価は連続ストップ安となり、ついに東証プライムは値下げ幅の上限を撤廃し、1円まで値段が下がることを認めることを発表した。
1円以外で値が付けば通常の値段幅設定に戻すというが、実質的な1円株になる可能性が高い。
そもそも、上場が廃止された場合は株式の市場流通手段がなくなるので、その株式の資産価値が高くなっても手放すことが難しくなる。
実際に日医工の株式の純資産価値が1円になることは今のところは考えにくい。
再建が成功すれば、配当金も出るようになるので、1円で手に入れた株で2円の配当を受け取ることも可能になる。
ただ、主管となる証券会社がいない場合、配当金の受け取り手続きを自分でやらなければいけないなど面倒なことは増える。
さらに、100%減資となれば発行した株券は無価値になり、新会社としてリスタートされればいくら前身の株を保有していても何も恩恵は得られない。
つまり、現時点で日医工の株主はただの紙くずを持っているだけだ。
上場を維持してADRでの再建を目指してはいたが、叶わない夢となった。

2022年九州場所

今年の最終場所が盛り上がらない。
4日めにして幕内の全勝力士がいない。
最近の傾向では平幕力士の優勝が多く、大関の優勝はない。
かろうじて横綱の優勝はあるが、その照ノ富士も今場所は欠場。
2大関が五分の星では優勝など夢のまた夢。
平幕優勝が劇的に盛り上がるわけでもなく、三役以上の力士がかろうじて千秋楽に逆転優勝の可能性を持つだけの場所では観客も盛り上がらない。
朝乃山が6場所の出場停止を受けていなければ、幕内の星取がどうなっていたかと考えるのは意味のないこと。
トントン拍子に幕内に復帰するなんてことは考えない方が良い。

サッカーワールドカップが始まる

子供が少年サッカーをやっていたときには、富山県出身の柳沢敦が日本代表のレギュラーメンバーにいたし、ワールドカップ予選を突破すること自体が大いに盛り上がる要因になっていた。
2022年のワールドカップが始まる。
昔ほどの熱量はないが、テレビの前から応援しよう。

シーズンオフ

そろそろ自分の釣りシーズンも終わろうとしている。
冬には冬の釣りもあるが、寒風の中釣りに行くのはキツイし、何よりその後始末が大変だ。
去年はシーズンオフにクーラーボックスを買い替えた。
座ることのできる強度もあり、断熱性能も僅かながら向上させたつもりだ。
以前は釣竿を作ったこともある。
さて、今年は何をするか。
チマチマとハリスドメを量産するのも悪くない。
アルミ缶からカワハギ用の集寄板を作るのも悪くない

ふと思う

サラリーマン時代の習性というか、休みが待ち遠しい。
正直なところ、会社員のように有給休暇があるわけではないので、概ね会社員時代よりも年間の休日は減っている。
定年があるわけではないが死ぬまで働き続けられるとも考えてはいない。
65歳まで年金を払い続けるというのはギリギリのラインだと思う。
サラリーマンだからといって、65まで安泰というわけでもないのは理解している。
身体が動くうちは働けるというのは間違いではないが、正解でもない。
低下した能力に見合った報酬がいくらで妥協すべきなのか。
もしかしたら最低賃金ほどの値段で働かなければいけないかもしれないし、それにすら満たない条件で働くことになるのかも知れない。
団塊の世代が逃げ切り世代だとは思わないが、今の30代40代の将来への絶望感は相当なものだろう。
年金設計が健康で文化的な最低限度の生活を保証しているかとか、そんな話は全く出てこない。
多様な働き方とかうまいこと言っているが、終身雇用制が大前提の年金と退職金を手に入れなければ老後資金が足りなくなるのは自明。
こんな世の中だから、怪しい宗教に嵌って、なけなしの財産を失ったりする人が後を絶たない。
宗教側の規制だけではなく、人が生きていけるようにすることのほうが、重要だと思うのは間違いだろうか。
世界中が武力を持って活路を開かなければ生き残れない時代が近付いている気がしてならない。