墓石がずれた

菩提寺から、墓石が地震でずれたとの連絡があったと実家の母親から言われた。
まさか、富山県で墓石がずれるほどの揺れがくるなど想定外。
寺へ行き、住職と妻と3人でとりあえず安全だろうというくらいまで墓石を戻した。
最終的には石材店が他のずれた墓石と合わせて直してくれるとの話だった。
熊本地震などで、墓石が倒壊している映像は見たことがあったが、我が家の墓ではないものが完全に倒壊していた。
妻の実家の墓石も見ておこうとなり、見に行ったがこちらは数ミリずれただけで全く問題なくほっとした。
近所でも塀が倒壊したり、土蔵の壁が崩落したりしている。
元日の夜は避難所で過ごした人も結構いたようで、隣の町内では安否確認を行い、自宅で過ごすのか避難するのかを全世帯に確認したようだった。
家の所属する町内では、避難所が開設されたことも連絡されないし、安否確認もされない。
この差はどこから来るのだろうかと、疑念を抱くのも仕方が無いだろう。
知らざる人が不利益を被るのは当然の理なのだとしたら、自治会は干渉することも退会することも止めて欲しいものだ。

災害時の情報

NHKでは元日に発生した地震の発生直後から、ずっと地震に関する報道を繰り返している。
民放では、2日の朝には通常放送にもどり、画面の1部に地震に関する情報を流すといった感じだ。
住んでいる地区では建物の倒壊や道路の陥没地割れなどの目に見えた被害は今のところ見当たらない。
消防車が地震発生後に1台走っていったが、何かを呼びかけるでもなく、被害状況確認のための出動だったのだろう。
自治会にも災害時の体制表が記載されているが、果たして高齢者世帯に対する安否確認ができていたのかなど、どのような対応が取られていたのかは不明なままだ。
震源地に近い地域の広域情報を全国放送で繰り返し流すことも大切だが、行政が都合良く使う共助の構成グループとなる自治会や校区に対する情報が伝わっていない。
ラインで高岡市からの災害情報は送られてきており、避難情報へのリンクが作られているものの、そこには避難が必要な人は避難所に避難してくださいとだけ書かれている。
現在避難所が開設されているのか、避難行動に際して注意すべきことはあるのかなど、二次災害を起こさないようにするための情報が絶対的に不足していると感じた。
確かに自然災害に対するリスクは地域によって種類も危険度も異なる。
だが、全国チェーン展開する店舗がどこの店舗でも同じ店舗デザイン、サービスを提供するように災害時の行動マニュアルが地域によって千差万別とは考えられない。
もちろん、島部、山間部など大きく異なるマニュアルが必要なものもあることは理解する。
だが、ユニバーサルデザイン的な情報提供により、誰がどこで被災しても、情報難民が激減することは間違いないし、GPS情報から情報の取得先を確定することも可能だ。
自然災害は実際に起きなければ対応など何も変わらないし、何かが変わったとしても、長くても数年で古びたものになってしまう。

地震

元日の夕方、能登半島沖で大きな地震があった。
横揺れがひどく、トイレのタンクから水が溢れて、食器も若干割れて棚、冷蔵庫なども大きくずれた。
富山県は地震が少ない県なだけに、震度が4を超えることに慣れていない。
家具の固定にしろ、物が地震で揺れ落ちることに対しての対策が疎かだ。
今回の地震では大津波警報が発表され、実際に津波は海岸に到着した。
そして、現在は稼働停止している志賀町の原子力発電所の変電装置で火災が起きた。
大事には至らなかったが、もしも原子力発電所で事故が起きれば、自分が住んでいる町も避難対象区域となる可能性がある。
今回の地震で恐ろしかったのは、最大震度を記録したのが、原子力発電所のある志賀町だったことだ。
発電していなければ、燃料棒は冷却状態のはずなのだが、地震リスクをコントロールできているのかとても不安だ。
雪害があっても、台風被害と地震被害のリスクが低いことが富山県のアドバンテージだと思っていたのだが、地震リスクに加えて、原子力発電所の事故リスクがあるとなると。。。

2024年が始まった

今年はパリオリンピックが開催される。
新NISAも始まる。
健康保険証が廃止され、マイナカードか、有資格者証のようなものが必要になる。
考えると、これといって2024年に特化した楽しみが思い浮かばない。
大病することもなく過ごせることが1番の望みといったところか。
まだまだ働かなくて生きていけない。
サラリーマン並なら後7年。
65になったからといって、悠々自適な暮らしは望むべくもない。
どんどん、暗たんとした余命へとしか視線は移らないが、1年ずつを懸命に生きていく。

穏やかな天候

大晦日は雨混じりの天候になりそうだ。
クリスマスころの大雪には閉口したが、今では路面の雪も無くなっている。
パーティ券の問題で安倍派の主力議員が東京特捜に聴取を受けている。
いずれも、キックバックされたお金が収支報告書に記載されていなかったことは知らなかったと言っている。
国民は、あぁ秘書のせいにして議員は立件されずに終わるのかと思う人もいるだろうし、何も知らない議員が任意とはいえ事情聴取されて気の毒だと思う人もいるだろう。
秘書が議員のために勝手に政治資金を捻出して、そのお金がどのように使われたのか知らない。
何て日本の政治家は、大らかな人が多いのだろう。
もしかして、秘書が対抗勢力の回し者だったり、反社だったりしてそちらにお金が流れていても、議員当人は気付かないということだ。
絶対に議員は悪くはならない。
いや、失言。
絶対に議員は悪くない。
ただ絶対的に人を見る目も、未来を見る目もないお人好しなだけなのだ。
日本人は彼らにリードされて世界から搾取されるかも知れないが、良い人でいられるのならそれで良いじゃないかと考える有権者がたかだか3割もいないのに、政権は過半数を取ることができる。
でも、こんなに穏やかな大晦日が迎えられるのだからこのままでも良いのかも知れない。

2024年を予測する

2024年はどんな年になるのだろうか。
増税メガネなどと首相を揶揄しても、国民のほとんどがこんなふうに考える。
悪いのは増税メガネ本人で、そんな首相は自分達で選んでいるわけでも無いのだからどこか他人事なのだ。
2024年は解散衆議院選挙があるだろう。
だからと言って、自民党が単独過半数を割り込むことは無いと断言しよう。
岸田が首相として再登板することはない。
天候は、やはり猛暑だろう。
農作物の出来は悪く、野菜、食肉共にかなり高騰する。
為替は円安基調から脱出できないだろうから、値上げラッシュは継続。
あまり明るい1年にはなりそうにない。

2023年を振り返る

毎年恒例のタイトル。
今年は酷暑だった。
そんな中で釣りには沢山出掛けた。
正直フラフラで熱中症になるのではないかという状況もあった。
魚たちもこの酷暑では、生息域が変化していたように思われる。
家庭菜園はミニトマトと鷹の爪だけを育てたが、良くなかった。
果樹についても良くなかった。
この状況がスタンダードになるという意見もある。
県内産のコシヒカリも1等米比率が50%を下回るという作柄。
暑さに強い富富富の作柄は悪くなかったようで、今後の気象状況に対応できるように作付面積を増やそうとする動きも見えるが、収穫時期が狭いため、作付面積が大きくなりすぎると、果たしてベストのタイミングで収穫てきるのかという不安もあるようだ。
仕事に関しては、インボイス制度の導入で可処分収入は減少する。
消費税は預かるのだから、納税するのが当然だという意見には耳が痛む。
だが、消費税導入が1989年なのだから実に34年間も免税制度があったのに、何故このタイミングで変更するのかは甚だ疑問だ。
ガソリン税や軽油税などにも消費税をかけて、多重課税になっているのにこちらはそのまま。
単純に考えれば、軽油税、ガソリン税を消費税込みの税率にして、消費税をかけないようにすれば良いと考えがちだが、それぞれの税の用途は異なる。
軽油税やガソリン税などは、道路の為に使われると考えれば、国土交通省の懐を温かくしすぎるのは、政治の力学として問題が生じるのだろうなと勘繰ってしまう。
防衛費を大幅に増やすことも決まった。
日本は専守防衛なので、守ることだけで国土や国民を守ろうとするのが基本なのだが、考えてみれば投げられる石をはたき落としたりするだけで、石を投げてくる奴を止めない限り、いつかは石が自分に当たってしまう。
戦争反対だのなんだのと、言う人は大勢いるが、仕掛けてくる国に対して、戦争は悪いことなんだよと説こうとしても詮無いことだ。
彼らには戦争を仕掛けるという意識などない。
彼ら自身を守るために起こしている行動でしかないのだから。
世界はドンドンきな臭くなっている。
ウクライナへのロシア侵攻もパレスチナに対するイスラエルの報復行動ですっかり報道されなくなっている。
何かしらの報道統制でもされているのではないかと心配になるほどだ。
マスコミへの不安といえば、ジャニーズ事務所の性被害者問題についても、大きな責任があるのだけれど、日本人は何故かグレーなものに対しての断罪意識が低い。
自分が被害者にならない限り、犯罪行為に対して良く言えば中立、悪く言えば無関心であることが今年の事件でわかった気がする。

師走

さすがに最近では師走が先生も走り回るほどに忙しいことが語源だと言う人は減っだろう。
一概に、先生という表現が間違いではないのどけれど、この師走の師はお坊さんを指す。
かつてのお坊さんは博識な人であるイメージが強かったので、先生という解釈もできる。
師と呼ばれる人だからと言って、せわしなく動く人がいないのかと言えば、そうではない。
だが、人から尊敬される師と呼ばれるような人は普段からせわしない行動はとらないというイメージでこの言葉になっているだけだ。
ちなみに他の月を見ると、
1月は睦月、2月は如月、3月は弥生、4月は卯月、5月は皐月、6月は水無月、7月は文月、8月は葉月、9月は長月、10月は神無月、11月は霜月
となる。

メルマガのgmail対応状況

日経クロステックのメールマガジンでgmailの受信アドレスに対して確実に配布するための条件への対応状況を色々なメルマガで確認したとの記事を目にした。
詳細なレポートは、有料会員向けのコンテンツだったので、結果は知らないのだけれど、日経クロステックからのメルマガはどうなんだと言うことで、メールヘッダをチェックしてみた。
まず、これらの認証に関して簡単に書いておくと、gmailのチェックでは配信数により、求められる条件が異なる。
部数が増えても確実に届けるためには、dkim、spf、dmarc、これら3つの認証にパスしている必要がある。
この中でdmarcはspfとdkimにパスしていることが条件になるので、条件としては1番厳しいと言われるのだが、spfとdkim認証にパスしているなら、特に問題は無いと言える設定だろう。
さて、日経クロステックのメルマガだが、メールヘッダに記録される認証情報ではdkimだけがpassしているものを配信している。
これは、暗に求められる全ての認証を通すことが難しいことなのだよと言っているのだろうか。
いや、考えてみると本の出版をする会社だからと言っても、社としてオリジナルの本を執筆できるわけではないし、三面記事のライターが未解決事件を解決できるわけでもない。
こんな感じだよと、まとめ記事を発行しているだけだと考えれば納得がいく。
あと数年もすれば、詐欺メールを語られて送られたもので誰かが詐欺被害にあったら、オリジナル側にも自分を証明する義務を怠ったとかで被害額の一部を負担する決まりが出てくるかもしれない。

DAIHATSU不正

自動車の試験で不正が発覚して、全車種の出荷停止となった。
自社販売だけでなく、OEM提供している車種も対象となる。
購入して納車を待っていたとしても、いつ出荷が再開されるのか目処は立たない。
既にお金を全額払い込んでしまっている場合は一体どうなるのか。
不安な思いでいる人も少なからずいる。
更に不安なのはDAIHATSUの社員、部品納入しているメーカーだろう。
100%トヨタ出資なので、大丈夫だろうと考えている人もいれば、そうでない人もいる。
不正行為の原因と判断された人らには粛清人事が行われるのは避けられない。
もちろん、親会社のトヨタでも関連する部署はあるはずなので、そちらにも懲罰人事があるはずだ。
トヨタでは在庫を持たないJIT、just in timeという管理がある。
トヨタにだけ都合の良い仕組みで、必要な時に必要な量だけを準備するための管理だが、急な大量注文に対応するために、納入業者が在庫を肩代わりすることになる。
全ての購入予定の部品に対して購入金額を払い込んで、物納だけをコントロールするわけではない。
在庫は資産なので、節税のためにも、在庫は極力減らす。
在庫が減るのはトヨタだけ。
トヨタだけがハッピーで、世界一の自動車メーカーであり続けるために、大きい犠牲を誰かが肩代わりしているわけだ。