トランプは原油高による国内のガソリン価格上昇で非難されることを恐れているのか、勝手な勝利宣言を出して自ら始めた戦争を終結させようとしているようだ。
イランはこれ以上の自国への軍事干渉をしないことを条件にして停戦の意志を見せている。
私の無知なのか、イスラエルは停戦に応じない可能性があるようで、米国が手を引いたとしてもイスラエルが単独でイランへの攻撃を止めない可能性があるとの話も目にする。
元々宗教による対立の深い両国なのだから、米国経済がどうとか知ったこっちゃないのか。
では、イスラエルが引かなかったら米国はどうするのか。
米国がイスラエルを攻撃することはあり得ないので、イランと戦争継続するイスラエルの軍備に対するバックアップが妥当なのだけれど、その軍備費用を捻出することがかなり困難になってくる。
イランはイスラエルとの戦争が継続する限り、ホルムズ海峡の封鎖は解かないだろう。
イスラエルとイランの対立関係は単純な宗教戦争ではなくかなり複雑らしいので、そう簡単に手打ちとはならない可能性が高い。
考えられる米国のシナリオは、NATO軍がイスラエルかイランのどちらかを悪者と断定し攻撃することでこの戦争を終結することだ。
そして願わくば、攻撃対象がイランになることで再び軍事行動を何とでも言い訳を付けて再開し、石油利権を賠償としてイランから略奪したいと思っているだろう。
その時には、NATOが介入する前からの米国の軍事活動がいかにイランにとって大きなダメージを与えていたかなどを声高に世界に向けて発信するだろう。
高市早苗もトランプさんのおかげで世界の秩序が守られましたなどと歯の浮いたことを言うに違いない。
現時点では、国民からのバッシングを受けて不名誉な大統領という烙印が押されるのを恐れているトランプ大統領と、やるならやったるぞと腹をくくっているイランではどちらの腰が引けているかと言えば、言うまでもなくトランプ大統領が気持ちで負けているのかもしれない。