モラル・ハザード

議員は公僕であると考えている。
何故なら彼等への報酬はその原資が税金だからだ。
しかし、地方議員ではなり手がいなくて、頼まれて議員になるという場合も少なくない。
そうなると、どこかにやってやっているという気持ちがでてくることもあるだろう。
議員にも生活がある。
議員報酬の問題も議員のあるべき形を考える上で切り離すことはできない。
もらった報酬に見合った働きが何なのか、それが欠如したときにモラル・ハザードとなると考える。
ある意味、宗教がもっともモラル・ハザードを起こしているのかもしれない。

残りの人生の値段

死ぬまでに得られる収入が人生の値段なのか、死ぬまでに支払う支出がそうなのか悩ましいところだ。
残りの人生を誰かに売るとすれば、死ぬまでに得られる予定収入だろう。
だが、人生を売却した場合、残りの人生は自分の物ではないのだから、その価値は購入者により変化する。
自分が死ぬまで好きなように過ごせるのに必要な金額が残りの人生の値段だとしたら、おかしな話だが自分のやりたくないことをしている人生とは何なのか。

強火の遠火

魚を焼くにはこれが良いと言われる。
火力、すなわち温度が高い熱源で遠くから炙るのが良いということだ。
家庭のグリルなどでなこれは難しい。
強火はできても遠火にできない。
強火であれば、遠火でも早く焼けるかといえばそうではない。
詳しくはわからないが、ものによっては1時間ほど焼き上がるまでに時間がかかるらしい。
肉などは低温調理がされるが、魚では聞かない。
マグロの塊などはあっても良さそうな気もするが、火を入れすぎずに調理するのは素材に火を通して固くしないのが目的のような気がするので、もともと身が柔らかいものなので、低温調理する必要がないということだろう。
強火の遠火で調理するものといえば、鮎。
子持ち鮎が来月からは食べられる。
楽しみ。

国葬するなら

国葬となって、海外からの弔問客が多数くる。
だが、弔問客が誰ひとり涙を見せない葬儀になるんだろう。
国葬に対する反対意見が多いが、考えようによっては世界の主要国の来賓による総会を開催できると考えればその費用はけして高いとは言えない。
葬儀に来てくれる海外からの来賓に対して葬儀の前後にどれだけ対談を行えるかが重要だ。
それができないのなら、この国葬は政権の独りよがりにすぎない。
たくさんの献花があることを見て、国民のほとんどに愛される人物だったと判断したのだろうか。
統一教会との関連にメディアはいま躍起になっているが、犯人の動機が明らかになったタイミングでは、死者と協会の関連を深ほりすることはなく、今でもそれはされない。
日本の村八分文化というか、死者に対して寛容というか、これが忖度でないならば日本のマスコミは一体何をやるのだろう。

ホタテで釣れる

お試しでベビーホタテでハゼを釣りに行ってみた。
ハゼだけでなく、チンタやフグも食ってくる。
東京では定番とも言える餌だが、明らかに流れも強めのポイントでホタテの集魚力は半信半疑。
試してみたら、釣れる。
青イソメに比べればエサ持ちは悪いが、釣れるのは間違いない。
お試しなので、妻と二人で小さいベビーホタテを3粒。
1時間はもつ。
冷凍したものを持っていくのだが、半解凍のときが良い。
完全に解凍されて暫くすると、身の水分が少し抜けた感じになるので、キッチンペーパーなどに、白だしを薄めたものを染み込ませて餌箱に敷いておくといいかもしれない。
さらに、針はこまめに交換しないと餌付けの効率が落ちることもわかった。
これで甘露煮のハゼの確保は見えてきた。

値上がりで食料廃棄率は下がるのか

食料品が値上がりしている。
これで食料品の廃棄率はどうなるのだろうか。
食料品に対する支出総額は減るのだろうか。
消費社会が経済を回すとはいうが、個人消費は人が増えなければ消費総量は増えない。
値上がりに対して支出を変えなければ、購入量は減る。
購入量が減り、実消費量が変わらなければ、廃棄率は下がるはず。

旧統一教会との関連調査

自民党が全国会議員に対して旧統一教会との関連を調査した。
とんでもないお粗末な話で、調査方法はアンケート。
つまり、何の裏付けもない嘘っぱちでも構わないことになる。
ここまで時間が要したのも、身辺整理の時間稼ぎと思われても仕方ない。
仮に統一教会側から何か関連を示すものが出たとしても、こちらの調査では気付かなかったですませることができる。
これが説明責任だとすれば、国会議員というのはヌルい職業だ。
放っておいても子や孫が議員になるのなら、もはやそれは江戸時代の武士の役職と何ら変わりはない。
かろうじて残された選挙権というのも、選挙の正当性が担保されていなければただの通過儀礼になる。
関連はありました、選挙応援もしてもらいました、なんの支援もしてくれない人たちより、彼らのことを信頼してます。
協会に騙されたと言うけれど、最終判断は各人でしょう?
思っていてもそういう議員はいるわけがない。

黑イチジクでした

黑イチジクとも呼ばれるビオレ・ソリエスに小さな実が1つなっている。
熟すと黒い果実になるのだが、緑のままだった。
大雪で苗木のときに根元に近いところで折れてしまい、復活はしたが今伸びている枝が本当にビオレ・ソリエスなのか確信がなかった。
というのも、イチジクの苗木も接木で台木は病気に強い品種が使われる。
伸びた枝がが台木から出たものならば、それはビオレ・ソリエスではない。
小さな実が黒く色付いた。
まだ熟していないが、間もなく食べることができそうだ。

国葬費用がいくらなら賛成されるのか?

最初の金額が随分と安いと思っていたら、案の定当初の数倍の想定金額が出てきた。
ここまで国民を馬鹿にするものなのか。
もちろん、実際にかかる費用はさらに高くなることは間違いないだろう。
国民のどこかに、国家予算からみたら大したことはないし、このお金を別のことに使うといっても何もできないだろうと思っているところがある。
民主党が政権をとったときに、劇的にお金の使い方が良くなると期待した反動は大きい。
ある意味、今の安定政権の礎はあの政権交代にあると言っても過言ではない。威勢だけがよかった政党はただの反面教師になった。
その結果、消去法で政党を選ぶなら、自民党しかないでしょうとほとんどの国民が考えているのだ。
国葬の費用がなし崩しで高くなったとしても、結局国葬がされなくなることはない。
国葬費用が安ければ、国民の反対は無いのか?
民意が確認されるのが選挙だけという時代が変わらなければとも思うのだけれど、それでは議員を選ぶ意味がなくなる。

コロナ感染確率

富山県の9/1の感染者数はおよそ1400人。
人口はおよそ102万人。
30日間で4万人が感染するとすれば、3.9%の県民が感染することになる。
流行期が2ヶ月なら7.8%が感染。
この流行の波が、年に3回あれば23%が感染することになる。
自分も感染すると思っていたほうが良い。