喉元過ぎた

ビジネスクラス利用に関して、新しい事実もなければ訪米成果に関する正式なレポートもないので、すっかり世の中はこのことを話題にしなくなった。
人の噂も75日というが、さすが現代。
1月ももたずに、話題から消えてしまった感じだ。
レポートの公開も議会報告にするのならば、定例市議会は12月に開催されるので、そこでヒッソリと文句も言われず終わるのは目に見えている。
さらに、それが市民と市政という広報誌に載るのは早くても1月号。
9月の定例市議会の議会便りが11月に紙媒体で市民に届いているのだから、来年の1月の広報ではまさに終わったことになってしまっている。
ヤフー掲示板では、1番悪いのはこんな市長を選んだ市民であり、リコールもしないのだから民度が低いのだと言う人までいる。
これはかなり厳しい意見だ。
民度が低いというのは教育レベルが低く、モラルや一般的な常識の欠如があるという意味なので、まともな教育を受けた市民がとても少い市ということになる。
市民にしても、ひとりあたりの負担がそれほど大きくないと感じているだろうし、この訪米のためにゴミ袋を倍の価格にするとかそんなこともないので、人に尋ねられればケシカランと言うが、他に市長に相応しい人もいないのでまぁ良しとする人が大半。
そんな市民をうまくあしらうのはとても簡単なことなのだろうな。
こんな市民は民度が却って高いのじゃない?
高岡市が財政破綻しないようにするのは、市民の力だと思っているからに違いない。
少しくらい役人が無駄金を、使っても気にしないのさ。
私は違うけどね。

2023年20回目の釣行

最近の釣果の食べ方はフライとか干物が多かったので、刺身がいいなと妻からのリクエスト。
サンバソウが釣れないかと、氷見漁港に行ったが、海面にうっすら油が漂っていて、ラインがすぐに汚くなる。
リールにも油が付いて気持ち悪い。
サンバソウどころか、キスのあたりすら無い。
足下の護岸際でもイトヒキハゼとフグ、小型のカサゴ。
根掛かりも酷く、1時間粘ったが移動。
先週の太田マリーナにするか、国分にするか悩み、結局太田へ。
まずはサーフから狙うが、今回は砂イソメではなくアオイソメ。
針に対して餌が太い。
だが、それ以前にあたらない。
普段なら狙わないどん詰まりの浅瀬で小気味よいキスのアタリはでるが、型は小さい。
数はそこそこいけそうだが、楽しくない。
小突堤に移動。
先週、釣れたキスをくれた常連のオジサンが今日は奥様と二人で来ている。
パターンが変わりましたか?と尋ねると、変わったとのこと。
さて、キスはどこにいる?
去年落ちギスが爆釣したくらいのところにキャストするが、弱々しい小さなあたりしかない。
先端が空いているので、船道を狙うがアタリは弱々しいここでもひったくるようなアタリを出してくれる落ちギスはいない。
散々粘るが、小突堤では結局2匹だけ追加。
サーフに戻るが、いかんせんピンギスしか来ない。ワカサギサイズはリリースして15匹確保で終了。
今年はキスのポイントはかなり絞られていて、正直なところ良い思いはできなかった。
いよいよ来週は今年の最終戦になる?
能登島おうた民宿からのカセ釣り。
尺アジとカワハギの両狙いだが、どうなるだろうか。

世知辛いのかまともになったのか

IT業界でない人も、もしかすると聞いたことがあるかもしれない。
Javaという言語がある。
これを使って作ったプログラムはJavaのライブラリという、プログラムの共通処理が詰め込まれたライブラリが存在する環境で動作する。
元々、新しい言語というのはライブラリも含めて誰でも使って良いフリーソフトとして提供されることが多い。
今では歴史のあるJavaだが、これを使って開発する人がいなければ世の中には普及しない。
オラクルはJavaのライブラリや開発キットを提供するベンダーの1つなのだが、商用利用する場合にはライブラリの使用ライセンスが必要になっている。
つまり、オラクルのJavaのライブラリを使って開発するなら金を払えということだ。
一方で無料で商用利用も可能なJavaのライブラリも存在し、こちらはopenJDKと呼ばれる。
どちらも動作は同じだが、商用ライセンスがあるものは、当然ながら不具合があった場合のサポートが行われる。
フリーソフトは対応されないかと言うと、サポートに時間がかかるがいずれ不具合対応はされる。
無料だったとは言え、それを提供するのに費用がかからない訳では無い。
つまり、コストをベンダーが負担していたことになる。
オラクルといえば、フリーソフトのデータベースであるMysqlを買収した。
こちらはまだフリーソフトとして提供されているが、買収当時はこれでMysqlは無料では使えなくなると騒がれた。
そんなの関係ないと思われるかも知れないが、Mysqlのシェアは高く、身近なところではCMSのデータベースによく使われているので、これが無料でなくなると、セキュリティに問題があっても最新にバージョンアップできないなんてことにもなりかねない。
お金をかけて作ったものを無料提供することがそもそも間違っているという考え方もできるので、オラクルの方針変更を世知辛いと言うのは早計かも知れないが、元々有志が手弁当で開発したものだけにそれに対して後から金を取るというのも何だかモヤッとする。

牛刀

文化包丁から牛刀に切り替えた。
牛刀と聞くと、肉切り包丁のように思えるが、牛刀はオールマイティな包丁。
刃が薄いので、気を付けないと刃が欠けてしまうため、文化包丁よりも上級者向けの包丁と言える。
包丁は使っていると当然ながら切れ味が悪くなる。
研げば良いのだが、これがなかなかに難しい。
文化包丁は妻が研いでいるが、出刃は自分が研ぐ。
ダイヤモンド砥石を使っているが、これにも寿命があるようだ。
アルミ板に工業ダイヤモンドを焼付したものだが、包丁を研ぐとそれが剥がれていく。
切れ味を戻すために、ゴシゴシ研ぐとダイヤモンドも剥がれていく。
どうやら寿命がきたようでなかなか研いだ包丁がめくれにならない。
本物の砥石はメンテナンスも必要なのだが、どうしようか悩むところ。
研ぎ方をチャンとすれば、砥石も無駄に削れてしまわない。
道具は正しく使わないとね。

請願と陳情

どちらも、行政に対して何かを改善してほしいとか、お願いをすること。
だが、この2つには大きな違いがある。
請願は議員を通じてのお願いであり、陳情は議員を通さずに直接行政にお願いする。
どちらも、同じお願いだけれど何故手続きに違いがあるのか。
おそらく建前としては、あなた方が選んだ議員を通じて役所への依頼を行ってくれないと、お願い事項が渋滞してしまうでしょ。そんなに処理できないよということ。
一般市民が直接市役所に対して何かをお願いするということはなかなか無い。
よくあるのは、家の前の市道のアスファルトが陥没しているので直して欲しいとか、街灯が切れてしまっているとかそんなことだろう。
大概は班長さんに言ったり、町内会長さんに言ったりするので、直接市役所にお願いすることはあまりない。
班長さんは町内会長に報告して、町内会長が市役所に依頼したり、直接の依頼ができないような道路補修とかは知り合いの市議会議員にお願いする。
正式には議員は請願書を作成して正式に行政に依頼するのだが、そうなると決裁やら何やらでやたらと時間がかかってしまう。
議員さんは、直接担当課に行ってこんなふうだから早く対応してくれと依頼する。
同じような依頼が重なっていれば、声の大きい議員の依頼が優先されることは想像に難くない。
声の大きい議員というのは、当選回数が多かったり、議会の役職経験者であったりするわけだ。
議会内で発言力を持つためには、上位組織に対して県議選や国会議員選挙での集票力が大きくないといけない。
上から市長に対して依頼という名の指示ができる国会議員にお願いできるかにかかってくる。
なので、当選するにしてもどれだけ得票できたのかで、その人に投票する人達の市政へのお願いが早くなったり後回しするようになる。
と、有権者は考えている。
実際どうなのかは議員や、市役所職員しかわからないことなのだが、地域一丸となって地元の議員を上位で当選させようとするのではないかと勘ぐってしまう。
では、陳情というのは全く無視されるのか?
例えば、高岡市ではコミュニティバスが財政赤字削減のために廃止された。
もちろん、これに対する復活陳情は数多くあげられているだろう。
だが、この陳情が今のところ叶えられることはない。
議員にお願いしているケースもあるだろうが、議員がこれを請願書として提出しているかと言うとこれまた微妙だ。
コミュニティバスの廃止は議会で承認した決議事項なのだから、復活をお願いするのは筋違いな話になると考える向きもある。
カッコよく言えば、筋を通していることにはなるが、おそらく若い世代にすれば誤りを修正できない古いシステムの守護者にしか映らないだろう。
陳情が通らないから請願が必要だけど、それがとおるかどうかは議員次第なんて洒落になってない。
まずは請願制度を廃止して、市民の依頼窓口を1本化しないといけないと思うのは自分だけだろうか。
請願制度と陳情制度の二本立ては、受験制度で誰もが受けられる一般入試ではまず合格することは無くて、推薦入試でしか合格の可能性がないことと同じようなことだ。
さらに推薦してもらうための条件が議員と知り合いで選挙協力していることなんてことは、日本中どこでも起きていることかも知れない。

今年はよく釣りに行く

まだまだ今年の釣りはおしまいではない。
ほんの二年前までは、年間釣行10回を目標にしていたのに、今年は多分20回を超えるだろう。
自分の個人的な富山での釣りシーズンの目安はおおよそ6ヶ月。
5月後半から11月後半まで。
なので、月平均で3-4回の釣行をしていることになる。
とはいえ、釣りのジャンルは極々狭い。
ほぼ、キスのチョイ投げがメインで秋になると、ハゼとかカワハギとかがターゲットになる。
今年はこれにサヨリが加わった。
実はこの魚、針への餌つけが老眼にはかなり厳しい。
イカの塩辛が良いとかで、試してはみたが、思った釣果は得られなかった。
富山でサヨリの投げカゴをしている人は正直なところあまり見かけない。
市内にたくさんあるコイン精米機から米ぬかを取ってきて、それを海水で溶いたものをジャバジャバ撒いて長い磯竿とかで釣るのが主流。
だが、これをやると、サヨリの腹の中は米ぬかだらけになって、匂いが気になってしまう。
今年はバスロッドでサヨリを狙ったが、エギングロッドでコマセカゴを付けた仕掛けを軽く投げて表層をフワフワ釣るのがどうも良さげ。
撒き餌は節約のために、冷凍アミに米ぬかと集魚剤を混ぜたのが良いだろう。
何しろ、今年久しぶりに食べたサヨリの美味かったことは感動ものだから。

黄色柚子胡椒とゆずポン酢

妻がゆずをもらったので、冷凍保存してあった青唐辛子を使って、黄色柚子胡椒を作ることにした。
青い柚子胡椒を今年の夏は作らなかった。
材料比率としては柚子の皮と唐辛子の割合は同率だったはずなのだがインターネットで検索したページでは唐辛子の量がかなり少い。
柚子5つに対して、唐辛子は2−3本となっている。
青唐辛子でも辛味はそれほど強くはないなだが、この分量だと黄色柚子胡椒は香り重視のものになりそうだ。
夏の青唐辛子では柚子の果汁は殆ど採れなくて、無理やり絞ると苦みが強くてポン酢には向かない。
この時期の柚子はタップリ果汁が搾ることができたので、柚子ポン酢も作ることにした。
果汁と醤油と少しの煮切り味醂。
それに旨味のための鰹節、昆布。
旨味をとった鰹節と昆布は乾煎りしてふりかけにできる。
一夜干しに、白焼き干し、柚子胡椒、柚子ポン酢。
シロギスのフライもあげる前のものをキープ。
なかなか充実。

2023年19回目の釣行

先々週に大きなキスが釣れた阿尾漁港。
今回は釣人もそこそこ多い。
ソルティストの入魂も兼ねての釣行。
前回よりもアタリは遠いがポツポツは釣れる。
10時からは釣れない時間帯になるとのBIグラフの予想。
確かにほとんどあたりすらなくなった。
デカギスのポイントはかなり狭いので、いわゆる小場所。
見切りをつけて太田マリーナに移動。
小突堤には誰も釣人がいないが、大突堤から狙う。
だが、ここもアタリは無い。
小突堤に移動するとアタリはあるが、乗らない。
たまに乗ってもピンギス。
ここの常連のおじさんが登場。
浜側ではなく、港側の堤防の際を狙って入れ食い状態。
しかもなかなかのサイズ。
雨が降り出し撤収。
そのおじさんは毎日キス釣りに来ているとのことで、釣れたキスを頂いた。
最大サイズは阿尾で釣れた20センチほどが2尾。
今回もフライ。
少し小さめは一夜干し。
今回は4%食塩水にして、白だしを2%ほど加えたものに2時間浸しての一夜干しに。
これ、カワハギでやったら旨そう。

前期のドラマ

トリリオンゲームを見て笑ってしまった。
ドラゴンバンクのシステムにログインしてゲーム開発の資料を盗み出そうとするシーン。
不正ログインするシーンではLinux系のCUIで操作。
出てきた台詞が、データベースはsqliteだ。
その後の資料を見るシーンではいきなりGUIでデスクトップ上によくあるドキュメントアイコン。
もしもドキュメントがデータベースに存在してsqliteを使っているなら、データベースファイルを抜け出せば良い。
セキュリティ云々という話をドラゴンバンクのシステム担当がするが、安っぽくて笑ってしまった。
ハッキングとかそんな話が良く出てくるが、リモートからサーバーに乗り込むにはそのサーバーのIPアドレスが判明していて、外部からのアクセスが可能なポートがわからないといけない。
ファイアウォールではアクセス可能なマシンのIPアドレスがホワイトリストとして登録されているはずなので、アクセス許可されたIPアドレスと、パケットヘッダのIPアドレスを改竄するツールで通信を行わなければいけない。
そんなハッキングがAIで可能になる可能性があるのは恐ろしい。

ますます詐欺メールが

詐欺メールが大量に届く。
ターゲットとなっているのは、1つのメールアカウントだけなのだが、ビットコイン要求でメールアカウントのパスワードまでもが漏洩していることが分かっている。
だが、どこから漏れたのかはわからない。
おそらく、何かのサービスに登録したユーザーリストが業者の手に渡っているのだろうが、それが何なのかはわかるわけがない。
厄介なのは、本来のメインドメインとなるべき方で漏洩が起きていること。
かれこれ20年メインドメインのサイトを運用しているのは、所謂共用のレンタルサーバー。
実験的なドメイン用の運用はVPSとなっている。
VPSの方ならば、ファイアウォールが使えるので、詐欺メールの送信元に対して拒否すれば良いのだが、レンサバではファイアウォールは使えない。
いずれは、サーバを1本化するつもりだが、その時にマルチドメインにするかも決めかねている。
スパムメールのターゲットになった場合に厄介なのは、そのアカウントに対してスパムメールが送られてこなくなることは金輪際ないということ。
そのメールアドレスを破棄しても、スパム業者はメーリングリストからそのアドレスを削除することはないから、仮に1年後にそのアドレスを復活させたらその日からスパムメールが届き出すことになる。
あぁ、何て面倒くさいんだろう。