地元選挙区では、自民党議員による議席独占の可能性がある。
市議会では自民党議員同士であっても考え方の違いで対立意見があるので、正常な議会運営が期待できる。
県議の場合、公認候補となるためには一定数の党員だったか、後援会人数だかを示す必要があり、一枚岩であることを強く求められる。
首長選挙の際も、市議会議員は支持する候補者がわかれることはあっても、県議のそれはない。
本意にそぐわない候補に対して積極的に応援しないことはあるのかも知れないが、党県連の方針に表立って反対することは無いだろう。
それはすなわち、離党し袂を分かつ決心をするに等しい。
選挙区ごとに何かしらの議決が行われることはないにしても、1党独占は気持ち悪いと考える有権者がどれだけいるのか。
選挙は立候補者への審判だけではない。
民度が試されるのだ。
大学定員数に関するルールの厳格化
大学に定員に対して在籍する学生が50%未満の定員割れ学部がある場合に、新しい学部の開設を許可しないようになる。
これの適用は2025年度からなので、駆込みで新規の学部開設が増えるだろう。
これについては、ネットでも少子化が進んでいるのに新しい学部や新しい大学が増えているのはおかしいと言う意見が多く流れている。
同時に、学歴神話にしがみつく親世代も批判されている。
では、現実問題として学歴による収入格差が無くなる日は来るのだろうか。
何だか大学ばかりがやり玉に上がっているが、義務教育だけを終えて働く者の賃金が自由教育を履修した者と同じ評価で賃金格差が無くなるようにならなければ、マヤカシだ。
生産年齢人口の定義は15歳から65歳までとなっている。
実際にこの数は少なくなる一方だが、現在の大学進学率を鑑みて、就職して働き出す人間の殆どが22歳からだと考えると労働人口はさらに少なくなる。
人口から適切な社会保障や食料自給率を考えるのか、運用可能な社会保障や食料自給率から、適切な人口を考えるのか。
野菜を食べよう
国産野菜の栄養価が下がってきているらしい。
原因は化学肥料による栽培で野菜が栄養を溜め込まなくなったせいかも知れない。
野菜に限らず、植物は動物と同じように種の保存本能がある。
飢餓状態であれば、種の保存のために種子を増やす。
体内に栄養を蓄積しようとする。
しかし、潤沢に必要な栄養素が与えられる環境では、体内に栄養を蓄積する必要が少なくなる。
なので、植物自体の栄養価が下がってきているのかも知れない。
だが、いろいろな意味で必要な野菜の生産量を確保するために、今更有機農法に切り替えるという選択は今のところあり得ない。
もしも、有機農法への回帰が起きるとすれば、海外からの化学肥料の原料が激減するなどの要因だろうか。
コオロギ食が話題に上がるが、日本人は食べ物が無くなったら、昆虫を食べるしかないということへの政治的伏線だと見る人たちもいる。
コオロギ食を子どもたちにさせるのは、間違っているといった声もあるが、もしも近い将来に昆虫食が不可避になるのならば、恐ろしいことだが国家規模での食育とも言えるだろう。
家庭用ルーターに対する注意喚起
警視庁が家庭用ルーターの使用に対して設定変更されていないかなど、定期的にチェックするように呼びかけている。
外部から踏台にされて、不正アクセスに利用されないようにして欲しいということだ。
これで、警察は知っていたのに注意喚起しなかったという誹りを免れる。
だが、一体どれだけの家庭でルーターのチェックがされるというのだろうか。
現実的ではない注意喚起を行うことが昨今増えてきている。
例えば老後資金の2000万円不足問題。
若い世代ならば、今から準備できるかも知れないが、年金支給開始年齢まで数年の猶予しかない国民がどうやって2000万円もの資金を準備できるというのだ。
若い世代だからといって、子供がいたら貯蓄はかなり難しい。
夫婦共働きで子供がいないとか、ごく一部の高収入世帯以外は老後は生活できないということだ。
アステラス製薬の社員がスパイ容疑
アステラス製薬の社員が中国当局にスパイ容疑で拘束された。
具体的にどのような行為がスパイ容疑になったのか経緯の説明を求めると外務省幹部がコメントしているが、あくまで日本国内向けのやってますアピールのためのものであると信じたい。
諜報活動は多くの国で重罪であり、極刑もしくはそれと同等の処分が下される。
それを、何をしたからスパイ容疑なの?などと尋ねるのは、何が国の機密なの?と質問しているに等しい。
日本国内では、スパイ活動防止法が無い。
これを成立させようとすると、太平洋戦争戦時下での特高警察の再来だと大騒ぎされることは目に見えているからだ。
普通に中国で過ごしていたにも関わらず、スパイ容疑がかかるとすれば、国家機密が日常の中で簡単に目に入るということなので、それはそれでどうなの?という気もするが。
衛星写真が無かったころは、港や空港、工業地域で写真撮影するだけで、スパイ行為と見做されたらしいが、今でもそれに近いようなことがあるのだろうか。
統一地方選挙2
既に期日前投票は済ませてきた。
連日、選挙カーが候補者の名前を連呼して仕事をしていても少しうるさい。
ある党の候補者が、消費税を廃止するとか、防衛費を減らすとかそんなことを声高らかに話している。
県議にはそんな力は無い。
もちろん、選挙の鉄則として地方選挙で勝った議員の集票で国会議員の選挙戦を戦うのだから、県議になることで国政選挙を少しでも優位にしたいという気持ちは解るが、そんなことを県の議会で訴えるのは正直時間の無駄だ。
国会への法案提出を県議ができるわけでもないのだから、彼らの主張はある種の宗教団体の教義とさほど変わりはない。
統一地方選挙
統一地方選挙の選挙戦が始まった。
県議は何をしているのか解りにくいと言われる。
県の予算を審議するくらいしか思い浮かばない。
国からお金を集めるのは、国会議員や知事の仕事だし、暮らしの周辺の問題解決は市議の仕事だ。
国会議員のように議員提出議案は県議にはあるのだろうか。
県議が議会で質問した内容は新聞にも掲載されるが、予め質問は提示されていてそれに対する回答が準備されている。
少子化対策が喫緊の課題であることは、チョットまともな人間なら解ることだ。
課題に対して何かしら画期的な解決方法を出すことは彼らの仕事ではない。
というか、そんな能力はない人が大多数。
良い方法があり、それにお金が要るのならば何とかしようというのが議員の仕事なのだと思っている。
あたかも、自分達が解決しますというふうに話す議員は信用ならない。
選挙カーと同じくらいに、課題に対して大きな声をあげてくれる人に投票したいものだ。
皆様の力を下さいってのが、私の安定した生活のために一票入れて下さい。そんなふうにしか聞こえない候補者が多い。
ステルス値上げ
商品価格を変更せずに内容量を減らして販売されている商品も多い。
ステルス値上げと呼ばれるやつだ。
そういう商品を見るたびに、10%相当の値上げをステルス値上げで実施しようとすると、内容量をどれだけ減らせば見合うのかと思う。
10%の内容量減少では、足りないだろう。
フードロスの問題対応も含めて、マヨネーズなどの調味料は容量を減らして価格を据え置く方向に舵を切ったメーカーも多い。
消費量がさほど多くない家庭であれば、期限切れで廃棄してしまうものが少なくなって良いかもしれないなとも考える。
近所の桜
近くの川沿いがちょっとした桜並木になっている。
歩かなければと思い、桜を見ながら散歩した。
同じコースを往復したのだけれど、帰り道に一体何本の桜の木があるのだろうかと数えることにした。
並木と呼べるところでは、両岸合わせて約174本確認できた。
ポツリポツリとある場所も含めると約188本の桜がある。
見落としがあるかも知れないが、200に少し足りない位の桜の花のトンネルができている。
公園沿いになる場所では、近所の方がビニルシートを敷いて花見をされていたり、ベビーカーを押しての夫婦がいたりと、なかなか賑わいを感じさせる。
風が少し強く、散り始める頃だろう。
その後は一気に葉桜になる。
2023年の花見
桜を見に行った。
氷見の朝日が丘公園に行ったが、少し早かった。
満開にはもう少しかかりそうな感じ。
花見のハシゴをすることに。
初めて行く場所を選んだ。
場所は小矢部市の城山公園。
こちらの桜は素晴らしかった。
並木のように一列に並んだ桜ばかりでなく、斜面にも植えられた桜の景観が素晴らしい。
2箇所の花見に行って驚いたことが。
どちらの公園にも、神武天皇の銅像が建てられていた。
杖のようなものを持ち、その先端には八咫烏だろうか、鳥が停まった銅像だったので、同じものが銅像になっているのだと気付いた。
正直なところ神武天皇像は今まで見たことが無かったのだが、まさか花見に行った両方の場所で観るとは思わなかった。
家に帰ってから神武天皇像がそれほど沢山建てられているのかと調べたところ全国で12体しかない。
そして、その内の4体が富山県にある。
花見に行ってその内の2体を観たのだが、県内の残り2体のうちの1体は小矢部市にあることを知った。
全国12体の内2体が車で10分もかからないところにあるとは。
神武天皇は最初の天皇として、生まれた日も、没した日も記録があるのだけれど、真実は定かではない。
しかし、ロマンがある花見だった。