千秋楽

優勝の行方は、照ノ富士となった。
結びを待たず、白星で自力優勝を決めた。
巴戦を見てみたい気持ちもあったが、今場所最も充実した相撲を取り続けた結果の優勝。
2ヶ月後の9月場所での番付でも今場所のような強さを見せられるのか。
優勝後でも、浮かれることなく精進できるなら、来場所も素晴らしい成績を残すだろう。
大関としての上位での取組みも経験しているだけに、自分に課した気持ちを持ち続け、さらに上位を目指してほしい。
朝乃山には来場所にはさらなる強さを、見せて欲しい。

朝乃山12勝の壁

14日目、完全に格下の相手にやられた。
決まり手は、取り足。
子供相撲で体格の小さい子が、大きな子に勝つために、足を手で取りに行く。
そんな決まり手で黒星。
これで千秋楽に勝っても結局は12勝止まり。
壁は破ることができない。
体格差もかなりある相手に対して、立ち合いで素早く前に出る必要はない。
気を付けるべきは、相手の立ち合いの変化。
あたりを受け止めてやるくらいでいれば、負けるはずの無い取組みだっただけに悔やまれる。
照ノ富士も正代に負けて、星が並んだ後の黒星は応援する側の気分も落ちる。
千秋楽に2敗の照ノ富士に対して3敗の御嶽海。
3敗同士の朝乃山と正代。
今場所の御嶽海は強い。
白鵬、朝乃山両方に土を付けている。
照ノ富士が勝てばその時点で優勝が決まる。
負ければ、3敗の力士が3名となり、三つ巴の優勝決定戦になる。
これはこれで面白い。
こうなると、朝乃山が優勝に絡まなくても、照ノ富士が負けるとかなり面白い。
朝乃山の応援をやめるわけではないが、やはり12勝の壁を超えなければ、横綱にはなれないだろう。
2関脇が来場所に、大関になる可能性も高い。
朝乃山は最低でも、千秋楽を白星で締めて、優勝に準ずる成績とし、綱取りに王手をかけておきたい。
そうしないと、正代、御嶽海の2大関が先に横綱になる可能性も出てくる。

朝乃山12勝の壁

13日目、横綱白鵬が休場し、優勝の大チャンスが訪れた。
しかし、何と言うことか、前頭17枚目の照ノ富士に負けてしまった。
照ノ富士が単独トップ。
14日目は照ノ富士、正代戦となる。
そして、おそらく千秋楽は御嶽海戦だろう。
照ノ富士は最高位が大関で再入幕での場所なので、強くて当たり前。
一方で幕内での戦績では朝乃山は13勝したことがない。
令和最初の場所での優勝でさえ、12勝しかできていない。
残り2日、2つとも勝てば13勝。
14日目は前頭7枚目の照強。
最高位が現在の位置のハッキリ言えば格下の力士。
照ノ富士のように、大関経験者でも無い。
勝てよ、勝ってくれ。
これで12勝。
千秋楽は多分、正代。
勝てば、幕内自己最高戦績の13勝になるが、無茶苦茶不安だ。
12勝の壁は超えられるのか?

大相撲夏場所

千秋楽まであと僅か、朝乃山、白鵬、一人の平幕力士の3名が黒星1つで並んでいる。
朝の山の黒星が先に付いた時には、白鵬が圧倒的に優位かと思えたが、翌日に白鵬にまさかの黒星。
ここまでは、12日目の取組み前に書いている。
残り4日、大関、横綱の取組みは金曜日から始まる。
金曜日に朝乃山と角番大関である貴景勝の取組みだろうか。
土曜日は白鵬と貴景勝の取組み、平幕がまだ黒星ひとつなら、朝乃山との取組みが組まれるだろう。
平幕、前頭17枚目と言えど、元大関までなっていた力士なので、実力はある。
向こうも優勝したいだろう。
本来なら、その番付で3役以上と取ることは無いのだが、以前、徳勝龍が平幕最下の番付で優勝した時にも3役との取組みが組まれた。
たしか、その場所は横綱が休場不在だったと思うが、それでも平幕最下での優勝は素晴らしかった。
千秋楽は白鵬と朝乃山の優勝をかけた結びの一番になると盛り上がる。
どちらかが星の差1つで追いかける状況でも良い。
追いかける方が勝てば、改めて優勝決定戦だ。
さて、ここからは12日目終了後。
なんと、白鵬が負けた。
1敗は朝乃山と照ノ富士。貴景勝は勝越して角番抜けたからか、休場。
そして、13日目に1敗同士の対戦が組まれた。
番付から行けば、朝乃山の順当勝ち。
しかし、勢いのある力士は侮れない。
油断などするわけもないが、盤石の取り口で白星を期待したい。
貴景勝の休場で、14日目の取組みがどうなるのかわからなくなった。
明日、朝乃山が勝っても負けても照ノ富士は白鵬との取組みが組まれるだろう。
朝乃山は貴景勝との取組みが無くなり、正代あたりが対戦相手になるだろうか。
新大関で優勝はできすぎだが、期待せずにいられない。

トマトのつるおろし

今年のプチトマトの苗は種から育てた。
残念ながら徒長気味の苗になってしまったが、収穫が順調に進み始めた。
徒長気味なので、高さがネットを超えてしまった。
我が家ではトマトの脇芽はあまり取らない。初期は取るのだが、途中から放置する。
雨で急に水分が増えると、トマトの実が割れる。
脇芽を取らない放任栽培だと、実割れが少なくなる。
背の高くなりすぎたトマトはつるおろしで高さを抑える。
トマトは地面に近いほうから順に実がなり、収穫できる。
後から地面に近い位置に花が咲いて実がなることはない。
そこで、地面近くで幹をとぐろを巻くようにして、全体を引き下ろすのだ。
そのつるおろしをやったのだが、失敗した。
大きく繁茂したトマトの重量を甘く見ていた。
支柱に縛っている紐を解くと、トマトは自重で下に下がり、とぐろを巻こうとした主幹が折れてしまった。
完全に分断はしていないが、3/4程度は折れた。
しかし、植物は強いはず。
折れた箇所を幅広のビニル紐で巻きつけた。
骨折した骨をギブスで固めるようなものだ。
1週間後に、トマトの上の方が枯れていなければ、復活できたことになる。
ダメなら、放任した脇芽を主幹にして栽培を継続する。

何がわからないかわからないこと自体わからない

考えようによっては当人にとって、これはかなり幸せな状態だ。
分からないことをきちんと捉えているなら、答えを探せば良い。
何がわからないのかがわからないなら、全体像を説明してもらって、何が足りないのかを気付けばいい。
何がわからないかわかっていないだろうことを、自分がわからなかったら、それは分かっていないこと自体が無かったことになる。
だが、この最後のケースは仕事の上ではあってはいけないことだ。
そんな人がいないようにしないと、仕事は質も量も偏ってしまう。
ただし、オーバーワークになった人が優秀だというわけでないところがミソだ。
他人に対して、わかってねぇなと思ったところで、何も改善しない。
空しくなるだけだと気付いた。
気楽に、ま、いいかと割り切れば良いのだ。
自分にとっての最重要事項は技術的な知識の蓄積だけ。
そんな風に考えれば、ニーズに答えられていない今の体制も、全てがフワッと軽くなる。

新大関

朝の山の戦績。
中日で無傷の8連勝は幕内では横綱の白鵬と二人だけ。
朝の山自身、初日からストレートでの給金直しは初めてのこと。
千秋楽で全勝同士での優勝をかける1番になればシビレル。
相撲では勝ち越さないと、給金が上がらない。
勝ち越した星の数に応じて、基本給が上がる
制度なのだ。
だが、勝越せば番付があがり、翌場所ではより強い相手との対戦が組まれる。
白鵬がいかに強い横綱なのかがうかがい知ることができる。

世界のコロナ覚書

短く終わってしまうが、世界のコロナ感染人数の覚書。
1610万人。
アメリカが425万人でトップ。
次がブラジルで240万人。
3位がインドで139万人。
日本は29684人。

地方創生

新聞に首都集中を緩和するために、地方の大学の定員を増加させるとあった。
国公立の定員が増えれば、私立大学ではなく国公立に進む人、専門学校ではなく私立大学に進む人と人員のシフトが起きる。
かと言って、地方の大学に進学するか?
魅力ある大学でなければ、定員割れになるだけだろう。
高校までを地元で過ごして、その後の人生を進学先の都会で過ごすという選択は仕方ない。
親からの束縛が減り、快適だった学生時代から何でわざわざ親元に戻る必要があるのだ。
心配しなくても、東京集中は問題ではなくなる。
地方の高齢化が進み、地方から東京に移動する対象となる学生自体が減少するからだ。
地方に残る老親は年金が減り、経済力が無くなる。
病気になっても誰もみてくれる親族はいない。
若者が減っているので、成婚率も低くなり、いずれは早期独居老人も増加する。
植物と同じ。
発芽後の双葉は、本葉のために光合成を行い、いずれ枯れていく。
本葉が双葉のために何かをすることは無い。
人間は社会性動物だと言うが、本能が強すぎて社会的な生活を構築することを許さない。
本能のまま生存することが当たり前。
植物はきちんとした苗にさえなれば、その後の環境が多少悪くてもきちんと成長し、花を咲かせ、実を生らせる。
発芽時から密生した植物は徒長し、僅かな風雨でも折れてしまい、なかなか良い実がならない。
実のならない植物はそれでも枯れてしまうまで、土壌の養分、水分を取り続ける。
やがて生命力の強い外来種がその後に増殖して、在来種を駆逐し、そのフィールドに新しいルールを作る。
地方でいくら良い苗を作ったところで、収穫は都会が丸取りする。
税制を大きく変えて、例えば扶養期間だった年数の間の地方税は100%本籍地に納付するとかしないと不公平だろう。
大学卒業後なら22年間、44歳までは地方税を全額出身地に納める。
地方では地元から出ていった者の税率を高く設定して、地元に残った者の税率を優遇する。
このままでは都会での生活は成り立たなくから、給与を高くするしかない。
44を過ぎたら、ようやく居住地に税金を納めるが、税金が下がるわけではない。
膨れ上がった住民を支える税収元が少ないのだから、下手をするとさらに税金が高くなるかも知れない。
そうなると、子供なんて作る余裕が無くなるので、ますます高齢化と人口減少が進む。
遠い未来に日本という国が日本人国家として機能しなくなる日が来たときに、数百年とかの流れで振り返ると、人口減少を防ぐ事ができるポイントが最後となるのがいつ頃かわかるのかもしれない。
3人以上の子供を育てたら、越えた人数に応じて老齢年金の原資に加算するとか色々政策はあると思う。
子供が欲しくてもできない人の気持ちを踏みにじるとか言う人も出てくくるだろうが、それとこれとは話が別だと思うのだけど。
実際に子供をひとり社会人になるまで育てた時の経済的負担は、扶養者がいない人が多少多く払う税金とはケタが違う。
未来を支える人間を増やさないなら、結局は滅びるか大きな後退をせざるを得ない。

今年2度目の釣行

4連休、今年は梅雨明けも遅れるもよう。
朝の暗いうちに梅雨の晴れ間を狙ってシロギス釣りに行ってきた。
楽しみながら釣るのだから、ベイトタックルで狙う。
ロッドは自作のワンピースのウルトラライト仕様。
リールは廃盤になっているシマノのアメニスタ左ハンドル。
前日にラインを巻きかえ。
フエメールのバーサタイルスタイルとかいうナイロンの8lb。
パッケージにはしなやかだが、ハリ、コシがあると書いてある。
個人の感覚なのだけど、固い。
薄暗いうちに国分港に到着。
老眼に四苦八苦しながら、準備する。
チョイ投げスタイルの仕掛けは超簡単。
3号の中通しオモリにヨリモドシを付けて、キス針をハリス10cmほどで縛ってヨリモドシに結んでおしまい。
3号のオモリは、約12グラム。
ベイトタックルでも楽に投げられる重さ。
たまに2号にすることもあるが、8グラムだと、距離が飛ばない。
チョイ投げでもできれば30メートルは飛ばしたいので3号を使う。
ポイントは道路に近い堤防付けね。
船着場になつているので、少しだけ浚渫してあるが、スロープもあり、緩やかな駆け上がりのイメージ。
2投目でシロギスがきた。
絶好調かと思ったがあとが続かない。
人がボチボチ来だして、サーフと平行に伸びる突堤にも人が入ってしまった。
小場所なのでもう、自分がはいる余地はない。
港内にテトラ越しに釣るポイントを狙って見るが、反応するのはマイクロサイズのハゼばかり。
これはこれで今年の秋が楽しみだが、肝心のキスが釣れない。
船を係留しているロープの間を狙うと、ピンギスがボチボチ。
突堤の釣り人が退散したので、速攻で移動。
濁りと海藻ゴミがヒドい。
アタリが出ない。
エサが見えないんだろうなぁと思いながら、大きめのエサ付けでようやく釣れた。
サイズは片身で握り寿司にするのにいいサイズ。
つまり、15cmほど。
ウルトラライトのロッドなので、このサイズでも結構曲がる。
キモチいい。
このサイズを7,8匹追加したところで、雨。
合計で20匹くらいは釣れたので、撤収。
4時間は釣ってるので、満足はできないが、仕方ない。
ちなみに、ベイトリールのメカニカルブレーキの調整方法を間違えていた。
ベイトリールを初めて使ったのは25年近く前。
アブガルシアのアンバサダーと言うクラシックでカッコイイモデル。
ブレーキ調整は、投げたい状態でクラッチを切って、ゆっくりとラインが出ていく強さとなっていた。
確か、遠心ブレーキも付いていたと思う。
今でもその調整で使っていたが、そうじゃないらしい。
シマノなら遠心ブレーキであるsvsを半分オン。
メカニカルブレーキはゼロ設定とか言って、スプールのガタツキが止まる位置に設定するらしい。
バックラッシュが無くなって、スピニングリールと飛距離が殆ど変わらなくなる日も近そうだ。
スピニングリールの場合、ラインは投げて巻いてを繰り返すと、よじれてくる。
その状態でテンションがかからないまま、巻いていると、キャストの瞬間にラインがまとめて出てしまう。
それとか、奥のラインがスプールから飛び出してしまうこともあり、バックラッシュよりも厄介なトラブルになる。
ベイトリールはバックラッシュを起こさないようにすることは可能。
子供の頃、20号とかのジェット天秤を付けて投釣りしてた頃にはなかったトラブル。