緊急事態宣言が解除された。
新しい生活様式と言うように、人と接しない生活が推奨されている。
価値観も変わっていくのだろうか。
新型コロナウイルスによる肺炎を死に至る病と捉えるかどうかで価値観は変わる。
一昔前は日常に死と隣り合わせの病気があった。
もちろん今でも罹患すると、高確率で短期間で命を落とす病気はある。
ただ、その感染確率が今の生活の中では極めて低い。
少なくとも日本ではそうだ。
感染流行の第2波、第3波のことを言っている人もいるが、多分殆どの人はこの病気の現在の致死率から、自分が死の対象にならないと思っている。
かくいう自分がそうだ。
それよりも、この流行のせいで、ドン底の暮らしを強いられることの方を怖れている。
仕事を失い、食うに困るシチュエーションは想像できるが、自分が人工心肺に繋がれて生かされるシチュエーションは想像できない。
そんな都合の良い考え方ができるから、人間は繁栄したのだけれどね。
こんなところに
電車の扉が自動では開かないという話を書いたと思う。
扉の手動開閉も2通りある。
1つはボタンで開閉できるタイプ。
もう1つは手で襖のように開くタイプだ。
ところが、いつからか手で開くタイプが自動開閉になった。
不用意に多くの人が触るものを減らそうと言うことだろう。
吊り革はどうなのとか、言い出せばきりはない。
できるところはやる。
それが大切だ。
駅のゴミ箱から新聞やらを拾って商売にしている人がいる。
ゴミ収集車のゴミですらウイルスの心配をしているのに、素手で集めている。
自分が感染することにも無頓着だし、他人に感染させることにも無頓着なのだろう。
クズ拾いから大きな会社を興した人もいるし、直接迷惑を被っているわけでないので何とも言えないが、こんな田舎であっても生活できるほどの収入があるのかと思う。
そう言えば、クズ拾いの青年が実に怪しい行動をとった。
自分のカバンの中から単行本を取り出して、トイレの中のどこかに置いた。
あれは一体何なのだろう。
乗務員もトイレはチェックするのでヤバいものではないと思うが、きっと何処かで誰かがその本を回収しているような気がする。
気になるなあ。
史上最大の赤字
ソフトバンクが1兆3646億円の赤字となった。
これは東日本大震災のあとの東京電力の赤字額を超える史上最大の赤字だそうだ。
近年のソフトバンクは、企業買収によるM&Aでの儲けが主力となっていたように思える。
これはと思った企業を買収して、その企業の儲けを当てにする。
このような事業で大きく屋台骨を崩した企業として東芝を思い出す。
元々、本業の一部として原発プラントの開発があったが、海外のプラント受注のために買収した企業が、東日本大震災の影響で世界的な原発開発の見直しにあってしまい、巨額赤字を出した。
ソフトバンクバンクグループの今季の赤字転落の大きな要因はレンタルオフィスの企業の赤字によるものだそうだ。
来期も同じような赤字となれば、ソフトバンクが何者にも代えがたい企業でないなら、ファンドの資金調達は難しくなり、日本企業最大の破綻が待っているかもしれない。
かつて、日本でのインターネット検索と言えば、ヤフーだった。
ナイツの漫才ネタでのヤホー検索が時勢を表していた。
今ではヤフーで検索などと言ってもピンとこない人が多いかも知れない。
もっとも、ヤフーの検索エンジンはグーグル検索エンジンなので、本家ではなく、ゴチャゴチャとしたヤフーのトップページから検索する必要がない。
技術力の高い企業というイメージで躍進してきたソフトバンクグループだが、赤字を垂れ流す企業を清算してファンドでの買収で利益を産み出す体質に戻すことができるか、未曾有とも言われる世界的なパンデミックの中、注目だろう。
アンチウイルスソフトの更新
長らく使っていたesetインターネットセキュリティ。
かれこれ9年ほど使ったろうか。
今回の期限切れを契機に使ってみたかったカスペルスキーを採用した。
esetはとにかく軽量、軽快動作が最大の魅力。
ウイルスの検知率とかは正直なところどれもほとんど変わらない。
気に食わないのが、ファイアウォールの設定とか、ちょっとした動作変更をしたい時のユーザーインタフェースのマズさ。
まぁわかりにくい。
カスペルスキーがどうかと言われたら、使って見ないとわからないのだけれど、期待したい。
でも、スマホやPCが激重になったら困るなぁ。
以前、と言っても20年ほど前。
マカフィーのアンチウイルスソフトを自宅のパソコンに入れて使っていた。
普段から見に行っていたサイトがウイルスに感染していて、見事に自宅のパソコンが起動すらしなくなった。
ウイルスに感染していたサイトからは登録していたメールアドレスに感染に関するお詫びメールと、感染したPCの復旧方法が届いていたが、それに気付いたのは、パソコンを再インストールした後で、何の意味もない連絡に呆れたことを覚えている。
マカフィーのアンチウイルスソフトが全く役立たずだったので、有効期限が切れる前にアンインストールして、無償のAVGあたりをインストールした。
そのときに日本でシェアの高いマカフィー、ノートンなどを調べてみたところ、ウイルスの検出率がかなり低いことを知った。
今ではどのソフトでもそこそこのウイルス検出率だが、当時は90%を切る検出率でクソ重いアンチウイルスソフトが多かったのだ。
今では検出率は98-99%程度でどの製品を選んでもウイルス感染する可能性はかなり低い。
製品選択の動機は軽快さだったり、価格のやすさだったりする。
コロナウイルスの検査薬も検出率に差があるようだ。
治療薬もまたしかり。
エアコン買い替え
一階のエアコンの調子があまり良くない。
考えてみれば、10年以上使用しているのだから、仕方がない。
電源を入れると、フイルター清掃が作動するのだが、カタカタと音がして時々エラーになってしまう。
室外機も音が大きくなってきている。
数年前には室外機の基盤交換してもらったりしたが、やはり寿命だろう。
完全に壊れてしまってからの買い替えは不都合が多い。
近所の大型家電量販店を周って検討した。
Y、K、100の3店舗がある。
最近は大型家電量販店の専用モデルがあったりするので、一概に同じモデルでの値段比較はできないが、型番からおおよそ同じモデルだろうという予測はできる。
結論から言えば、店員の対応は100が1番良い。
購入対象メーカーが三菱ならばここで間違いなく決めていたと思う。
Kと100は、同じようなモデルで、三菱ならば100が安く、日立ならばKが安い価格提示だった。
室外機の清掃機能があること、室内機の凍結洗浄機能、電気料金の低さで日立を選んだ。
Kと100の提示価格の差は、税込みで12000円ほど。
100の方はメーカー独自モデルとなっていてオリジナルの仕様があるので、価格交渉すれば、Kほどの価格までは下がる気もしたが、結局決め手は保証。
100で10年保証の条件はクレジット機能付きの会員カードを持っていること。
維持費が無料だとしてもクレカはあまり作りたくない。
Kは特に条件もなく10年保証される。
今買い替え対象のエアコンも7年目位に、暖房が効かなくなり修理してもらった。
Y電気の安心会員になっているので、無料で修理してもらえたが、修理費用がかかるとなると、そこそこの出費だったろう。
日本製品は壊れないなどと言うのはアテにならない。
経年劣化で必ずものは壊れるのだ。
長く使おうとするものの保証期間は重要なのだ。
Yの安心会員はそろそろ辞めたいなぁ。
検事総長の定年延長
国会審議の提出を見送ることになった。
正直なところ、公明党さえ裏切らなけければ野党が騒ごうが可決することができるのに、やらなかった。
司法の人事権の一部は行政である内閣が元々有する。
今回の検事総長の定年延長は司法人事権の一部であり、法制化する必要がある。
やらねばいけないことならば、強行裁決しても通すべきなのが法案。
世論に流されて引っ込めるくらいの法案なのか。
自分たちの天敵に首輪をつけようとしたら、目論見がバレて首輪を引っ込めた。
モラルを無くしていなかったと言えば良いのだろうか。
つまらない政治家たちだ。
世論が勝ったと言えなくもないが、決を採らせて、どれだけの議員が自分の保身のために天敵に首輪をつけようとしたのか。
もっとも、政党の政策に異を唱えることは公認候補として当選した議員にはできないけど。
それでも国民の過半数が次の選挙でも自民党を選択する。
議員数に比例して、全国会議員から組閣するのが良いと思うんだけど。
収束を使うようになってきた
新聞を読んでいて、最近ようやくコロナウイルスの収束と言うようになってきた。
拡がりを見せだしたころは、終息と書かれることが多くて、アホじゃないかと感じたが、考えてみれば発音は同じなわけだから、文字に起こした人が、発言者の意図する収束を勝手に終息としたのかもしれない。
発言する側にも少なくない責任はある。意味が似ていて発音が同じ言葉を選ぶことが良くない。
収束を言いたいなら、下火になるとかそんな言い方をすれば良いのだ。
などと考えていると、自分がひどく偏屈な人間だと思える。
多少の誤解があろうが、たどり着くべき結果が同じならそれで良いじゃないか。
夏野菜を全部植えた
プチトマトとカボチャの自家苗を定植した。
これで今年の夏野菜は全て植え揃ったことになる。
正直なところ、プチトマトは徒長してしまっているので不安なところもあるが、何とかなるだろう。
ナスの成長が揃わない。
植えた位置で若干の日当たりの違いがあるので、まあ仕方がない。
イチジクの夏果は萎れて落ちてしまっていたが、原因がわからない。
今年はそれなりの収穫を期待しているのだが前途多難。
キウイフルーツのレインボーレッドは1年目で平棚までなんとか成長させたいところなのだが、
能力評価主義
コロナの感染防止目的で広まったテレワークは定着するのだろうか。
日本の企業の人事評価では、成果だけではなく、過程を重視する文化がある。
テレワークでは過程が見えにくくなるので、成果での人事評価しかできなくなる可能性が高い。
個人的には成果による評価に賛成している。
成果が上がらない人には理由がある。
それを当人が気付いていなければ、成果は上がらない。
一方で、クリエイティブな職業では成果主義での評価だけでは正しくその人の仕事を評価できないという思いもある。
仕事では、種をまける人、種を育てられる人、成果を収穫できる人、成果に問題があった時にそれを解決できる人が必要だ。
これらがバランス良く実行可能なチームが良いチームだと言える。
仕事をマニュアル化して、誰がやっても同じ結果が得られるようにしようとすることは、どこでもやられている取り組みだと思う。
マニュアル通りに仕事を進めてみて、既存のマニュアルの誤りや、問題点を声高に指摘する人はどこの組織でも必ずいるものだ。
指摘は結構。
だが、指摘は立派だが、マニュアルを改善して良いものにする能力が低いとか、そんな能力が皆無だという指摘者も多い。
期限を守って仕事ができない人もいる。
期限を切らずに仕事をする輩もいる。
期限を口にはするものの、他の仕事を言い訳にして遅延することに無頓着な人もいる。
テレワークでは、そんな仕事の進め方では低評価になるはずだ。
テレワークでは、通勤時間が無くなるので個人の時間を大きく増やすことができるというメリットがある。
通勤不要となれば、大都市での雇用条件と地方での雇用条件の差が低くなっていくことも予測される。
企業は社屋の固定費や、従業員に対する通勤費、住宅手当の削減など削ることのできる費用は多くなる。
都会で賃貸に住む人より、田舎で実家暮らしの人の方が手当を低く抑えることもできるので、就職に有利になる時代がくるかもしれない。
管理職の数も極端に減らすことができるので、年功序列の給与体制を見直すことも可能になる。
企業は優秀な人材を継続的に使い続けることに注力するようになる。
そもそも、マネージャーの仕事とは部下を管理するだけではなく、部下の能力を引き出して利益を産み出すことが重要だというのが持論で、能力評価が目標設定と達成度なんてことをやっている管理職が高給なかつての形態の企業は生き残れないかも。
水耕栽培
トマトとカボチャの苗を種から育てている。
トマトは液肥が過多ぎみで、葉っぱの様子があまり良くないが、自宅屋内での育苗としては成功だろうと思っている。
葉物野菜ならば、水耕栽培可能なので苗を育てている場所でチャレンジしようと思っているのだ。
水菜とリーフレタス、ビタミン菜あたりが候補。
夏の実もの野菜は例年通り育てているので屋外では虫に食べられてしまいがちな葉物野菜を屋内で育ててやろうという計画。
これもステイホームの影響ですね。