スパム対策スクリプト完成

先日から作っていたスパム対策のスクリプトがようやくできた。

手こずったのはドメインがスパム登録されているかをチェックする箇所。
pythonでspamhausを検索するといくつかパッケージが見つかる。
届いた迷惑メールでドメインがspamhaus.orgでチェックすると、スパム登録されているのだけど、パッケージのspamhaus登録では未登録になる。

あるパッケージではsurblでチェックすることができて、それではちゃんとスパムだと判定されたのでそちらを使うことにした。

ただ、作成が古すぎてpython3.6ではインポートエラーになる。
ライセンスはGPL3。
直して使うことも可能。
インポート文だけ直して動作することを確認。

しばらくこれで運用だ。

テリトリー

日本語訳では複数の意味があるが、今回は縄張り。

野生動物の被害を話題にするときに、人間が彼らのテリトリーに侵入したからなどと言う。
言外の含みがないものとして、この言葉をそのままの意味でとらえれば、まさに正論だ。

縄張りを広げるのは人間に限ったことではない。
野生動物も自分の縄張りを広げ、縄張り外にも出向き狩りや採取を行う。
しかし、縄張りという概念が野生動物にあるのか。
木に自分の匂いを付ける行動が人間の言う縄張りなのか。
縄張りに侵入したものに対して、全ての種が排除活動をするのか。

テリトリーという言葉は社会行動の中でのルールでしかない気がするなぁ。

スマホのバッテリーがヤバイ

ヤバイと言っても、発熱で発火とかではない。
容量がヘタってきたということ。

専門家ではないが、充放電は科学的な変化でゼンマイのネジをまくようなものだと思っている。
経年劣化でゼンマイをいっぱいに巻いても、動く時間が短くなる。

使ってるスマホはもうじき3年になる。
数回メールチェックして1時間もブラウジングすると、帰宅する頃には50%以下の残量に。
使用機器はバッテリー交換が自分でできるのだけど純正バッテリーはもう扱いがないようだし、互換性のあるバッテリーは怖い。

来春に買い替えを予定しているが、それまではモバイルバッテリーを駆使しながら、使うとするか。

続 労働人口

先日、新聞に2030年の労働人口についての記事があった。
発表はパーソナル総研と中央大学によるもので、総務省によるものではない。
その中でサービス業で400万人の不足が予想されていて、不足予想人数の半数以上になる。

販売員などはこれに含まれず、医療従事員や介護員などもこれに含まれていない。

じゃぁ、サービス業って何だよと思った。
いわゆる、物ではないものに対して対価を得る業務で、飲食店の調理とかホールとか、床屋、美容院、マッサージ、エステティシャンとかそんなくらいしか思い浮かばない。

AIで今の仕事の半分が無くなるというおどろおどろしい話もあるが、正直なところいつかはそうなるだろうという思いはある。
そうなった時に、人間に残された仕事は一体何になるのだろう。
新薬開発の治験台、音楽、美術、演芸が最後まで残る仕事だろうか。

人間がケージの中で飼われる生物になってしまう未来があるかも知れない。
そうなった時には生殺与奪は人類の総意で判断され、人間は平等でないことが明確になる、、、気がする。

明るい未来を作るという政治スローガンをよく聞くが、一体何が明るい未来で、今は暗いのか。
いい加減な言葉だなぁ。

読書の秋 オススメ読書メーター

自分でいうのもあれだが、ソコソコ本を読んでいる。
もっぱら、小説ばかり読んでいる。

図書館で借りたものを読むのだけど、既読なのか分からなくなる。
なので、読書管理に読書メーターというサイトを利用している。
読んだ本に登録しておけば、自分が既に読んだかどうかわかるので、重宝している。

また、面白そうな本を探すのに、相性のいい他の読書家さんと、その方が何を読んだかがわかる機能がとても便利だ。
とは言え、最終的に何を読むかは自分の趣味になる。

読書メーターでは本の登録とあわせて、感想の書き込みができる。
感想文といった大仰なものでなく、友達にこの本はこうだったよと伝えるていどのものだ。
読書メーターではこの感想に、いいね、的なナイスというのが付く。
他の読書家がつけてくれるもので、すごい人だとちょっとした感想に500以上のナイスが付く。
ナイスの数は人気本の感想に多くつく傾向がある。
ドラマ化決定とか、映画化決定とか、本屋大賞とか、そういうトレンドに注目が集まるというわけ。

自分が面白そうだと思った本が何人から登録されているかも、ナイス獲得の目安になる。
オッサンでも、ナイスが欲しいと思ってしまう。
snsのフォロワーといいねに一喜一憂する気持ちもわかるなぁ。

2割6割2割

知っている人もいると思うが、働きアリの話。
人間の集団にも当てはまる。

2割が働きもので6割が普通。残りの2割は働かない。
こんな感じ。
働かない2割を排除しても、残ったものの2割が働かなくなる。
働きものの2割を排除しても、残ったものの2割が働きものになる。
全員が働きものだと、全てに疲労が蓄積するので、全体停止になるそうだ。

皆、頑張って働いてほしいとリーダーや経営者は思うだろうが、そうではないらしい。
難しいですね。

さくらの迷惑メールフィルタ

スタンダードプランの迷惑メールフィルタではじかれないで、届いた迷惑メールがあった。

spamhausの登録状況はlisted
しっかりスパムメール配信ドメイン扱いだ。

ここでソフト屋はふと思う。
spamhaus dblのチェックって、毎回サイトに問い合わせてるのかなと。
イヤイヤ、そんなはずがあるわけない。
サイトパンクするでしょ。
だとすると、登録リストをダウンロードしてローカルに持つことになるが、そのリストは相当大きなものだし、いつ最新にするのか?

pythonでもspamhausパッケージがあるが、ありゃ一体どんな動きなんだ。
ちょっと調べる必要アリだ。

工業製品的なソフトウェア開発

これについては、できることとできないことがある。
物理的なものづくりと、そうでないものを同じものさしで考えてはいけない。

ソフトウェアの設計書は仕様書と呼ばれることが多い。
工業製品におけるものづくりでは仕様書もあるが、最終的には設計図に基づいて作成される。
そこには曖昧さが生まれることはない。
一方でソフトウェアには設計図はない。
仕様書は言葉で書かれ、曖昧さが完全に無くなることはない。
なのに、完全なソフトウェアが求められ、更には生産性まで求められる。
あぁ、何て理不尽。

ITガラパゴスはおきるのか

日本の産業はガラパゴス化しているものが衰退してしまうという気がする。
個人的にはガラパゴス化は悪いことではないと思っている。
そこには独自進化があって、そのためには相応の技術が必要だからだ。

アップルのファブレスもある種ガラパゴスだと思う。
今ではビジネスモデルとして認められているが、メーカーとして考えられない手法だったと思う。

家電メーカーはガラパゴス化して、衰退してしまった。
高機能、付加価値に対する盲目的な信奉が引き起こした悲劇とも言える。

日本のITはどうだろう。
独自技術が秀でているとは感じられない。
まぁ、現場に近いところで画期的な技術が生まれる可能性は極めて低いので自分が気づくことがないのだろうと思いたい。
まずはガラパゴス化していると言えるくらいに技術レベルアップすることが第一段階か。

下町ロケット的なこと

お客様は神様。
日本人はまだまだこの感情がかなり強い。
そのために理不尽なことがあったり、なかったり。

外注という言葉は今では使わなくなってきているけれど、ビジネスパートナーという言葉には嘘くささしか感じない。

コンプライアンスと生産性の縛りがあるかぎり、外注だらけの現場から発明とか革新的な発見はありえないと思っている。
じゃぁ、儲からない基礎研究は誰がやるんだ?

下町ロケットではそんなロマンを見せてくれる。
日本人は心の奥ではかなりロマンチストなんだ。