注文していたタイドシーフのベイトシーバスロッドが届いた。
大雪で配達が危ぶまれたが予定通りに到着したので、よくあるファーストインプレッションを。
このロッドは大藤釣具という、大阪の老舗釣具店のオリジナル商品で製造数もおそらくそれほど多くない。
布製のロッドケースに入れたものを、段ボール箱内に固定されて配送されてきた。
箱潰れとかもなく、無傷で商品は到着。
袋から取り出した見た目の第一印象は、カッコいい。
2本継ぎで元竿の方はバット塗装が茶色っぽいが、昔のアブのロッドのようで渋い。
リールシートの締め込みネジは見た目がアルミっぽい色でこれまたカッコいい。
ロッドティップ側は、カーボン感の強い仕上がりで、うまく言えないが表面がジーンズ生地のようにザラザラした繊維感のような仕上がりで、見た目の全体バランスはかなり良い。
一点どうしても何とかしたいなと思ったのは、グリップエンドの仕上げだ。
シーバスロッドなのだから、常に持って使うロッドなので地面にバットのエンドを付けることはほとんどないという想定だからなのか、eva素材のグリップがグリップエンドまで覆っているタイプ。
このロッドはアジの投げサビキに使う予定なので、竿掛けに立てて地面に置くことが多くなる。
となると、グリップエンドはevaだと削れてしまうし、汚れも酷くなる。
ここはラバー製か、金属製のグリップエンドを取り付けたいが、まずは汚れが酷くなるまではこのまま使うことにしよう。
そもそも金属がいいか、ゴムがいいか、そこから決めなきゃなのだ。
2025年3回目釣行
2回目の氷見漁港釣行の翌日、3回目の釣行。
早朝から新湊へ。
暗いうちに現地に到着。
前日の残りのアミエビに、加工に失敗したオキアミ。
小さいアミエビも購入してきた。
朝マズメなら念願のアジが釣れるだろうと思いやってきた。
釣場にはすでに数名の釣り人がいて、ウキサビキでアジ狙いの人も1名いる。
夜光ウキが水面に浮かんで見えるが、釣れている様子はない。
セッティングして、明るくなって釣りを開始。
水深は2ヒロ半ほど。
前回の氷見漁港とは大違いの水深に期待も高まる。
だが、潮の流れはかなり速く見る見るうちにウキが流されていく。
これではコマセが効かないなと思いながら、打ち返していくがアタリは出ない。
朝マズメと思われる時間も終わり、今回もアジの顔は見れないかと諦めムード。
ウキサビキをされていた先行者がアジを持ち帰りますかと聞かれたので、いたたくことにした。
15−17センチほどのアジを20尾ほど頂いた。
どうやって釣ったのか聞くと、ウキサビキだが釣れる時間は限られていて、暗いうちしか釣れないとのこと。
この時間からは釣れないと言われ、夫婦揃ってがっかり。
ポイントを教えてもらい、そこに入らせて貰うことにした。
アタリは無いが、マキエはどうせ処分しなければいけないので、ダメ元で早め早めに回収して打ち続けたところ、初めてウキが消えた。
この場所ではアベレージらしいサイズの小アジ。
サビキ針には加工オキアミをつけているが、これが良かったのかどうかはアタリが続かないので確認しようがない。
サビキ仕掛けが結び目でスッポ抜けてロストしてしまうなど、改良の余地は沢山ある仕掛けだが、自作なので愛着は大きい。
結局夫婦2人で6尾のアジを追加して終了。
ダイソーカゴも2つロスト。
サビキ仕掛けは3つロスト。
根掛かりで切るとかそんなのではないので、ダメダメな仕掛けだ。
結び目の端糸を短くしたいのなら、結び目には接着剤などが必要だと思い知らされた。
投げるサビキでは、結び目が小さいほどトラブルが減るのだが、ラインシステムも含めて絡みにくいセットを考えるべきなのだな。
ウキ止め糸のためにリーダー無しのpe直結仕掛けを組んでいるが、超ショートリーダーなども有りなのかも。
とりあえず、電気ウキトップをアマゾンでポチッと購入。
再び大寒波がやって来るらしいが、次は三連休。
朝の暗い時間から釣ってみたいのだが、どうなるか。
ちなみに、やはりアジは美味い。
小アジなので脂ののりは少しさみしいが刺身はめちゃくちゃ美味い。
5尾を刺身にして、残りは南蛮漬けに。
南蛮漬けにするには少し大きなサイズなので骨は気になる。
次は、なめろうとアジのツミレにしよう。
ツミレにしてしまえば、冷凍保存もできる。
こんな取らぬ狸の皮算用をしているからダメなのかもね。
2025年2回目の釣行
大雪の後、今年2度目の釣行。
狙いはアジ。場所は氷見漁港。
釣場情報では堤防の先端から2月にそこそこのサイズのアジが狙えるとある。
氷見漁港と言えばブリで有名。
漁港の水深もそこそこあるものだと考えていたので、冬でも時合が合えば入ってきたアジが釣れるのだと思っての釣行。
だが、堤防の先端は立ち入り禁止のため釣りができる場所はおよそ水深3m程度。
これでは真冬にアジが回遊してきたとしてもルートからは外れてしまう。
小アジ程度なら回ってくるかもと期待して夕マズメ近くまで粘ったがアタリ一つなく、完膚無きまで叩きのめされた。
予想では水深は5メートルはあると考えていただけに、この差は大きい。
狙いたいアジは居付きではなく回ってくるサイズのものだけに、回遊ルートに仕掛けを入れていないと話にならない。
ちょっと深いプールの中で魚を釣ろうとしても無理な話。
逆に考えると、真冬に魚が回る場所は1年を通して魚が回る場所とも考えられる。
アミエビが残ったので、翌日は新湊で夜明け頃にリベンジすることにした。
結果は別記事で。
環付きアジでサビキ
サビキバリを自作しているが、ハリスを結んでから、スレッドやスキン、魚皮をミシン糸で巻いていく。
巻き終えたらミシン糸がほどけないように縛るのだが、一度だけの縛りだと釣り途中でほつれる心配がある。
接着剤などでほどけないように固めるのは必要だが、フィニッシャーという工具を使うと、端糸を針に数回巻き付けるのでほどける心配は格段に減る。
だが、このフィニッシャはハリスが付いたハリだととてもやりにくいというか、ほとんど使えない。
処理したい糸をくるくるとミシン糸で巻きつけて、端糸をクルクル巻きつけた糸の下を通すので、ほどけにくくなるが、ハリスがついたハリだと、巻きつけ時にハリスによりをつけるように糸が交錯する。
YouTubeで動画を見ても、いずれもハリスの縛ってない針に対してフィニッシャーを使っている。
針には環付き針というのがあって、針のチモトが輪っかになって、そこにハリスを縛り付ければ、この問題は解決するのではないかと思った。
早速、マルト針でアジの10号と6号を100本ずつ購入。
届き次第、サビキ針を作ってみることにしよう。
チャイニーズレジン
釣り道具のDIYでは接着剤とか、そんな類いのものをよく使う。
私の場合、サビキ針を作るときに巻き糸をほつれないようにするのに、今まではマニキュアのクリアトップコートを使っている。
大概、二度塗りで仕上げるのだけど、100均のマニキュアトップコートは開封すると、粘度が高くなっていく。
乾くのは意外と時間が掛かるので、トップコートを塗った部分がくっつかないようにしておくのが結構めんどくさい。
レジンで固定する方法はインターネットで検索するとたくさん見つかる。
レジンで勧められているのは、日本のメーカーの星の雫だったろうか。
100ミリリットルで2600円ほどする。
100均でもレジンは販売されているが、ベタベタするとレビューされているので、使いたくなかったが、これから死ぬまでに300本のサビキバリを自作しても100ミリリットルは使わないだろうから、勿体ないと思っている。
中国ECサイトで釣り小物をよく購入するのだけど、最低注文金額とかがあるので、100ミリリットルで800円しないレジンを買ってみることにした。
レビューがどこまで信用できるのか分からないが、ベタつかないし匂いも酷くないと書かれているので、チョッピリ期待して購入。
サビキの前に、サビキカゴのナイロンラインのほどけ防止にチョッピリ垂らして試すことにした。
硬化時間は、UVのLED(35w)で2−4分かかるとなっている。
これまた中華ECで365nmのLEDライトを購入して自分が使う量がどのくらいで硬化するのか確認した。
実際には至近距離で1分も照射すれば、硬化してベタつきもない。
波長が短いほど光線のエネルギーは高まるので、395nmのものよりは硬化時間は短くなるのだと、勝手に想像しているが、いずれにしてもこれは嬉しい誤算。
なかなか良い買い物ができた。
vmware
ライセンス料金が大幅に高くなり、サーバ運用をしている企業は次期の仮想環境を何にしようかと悩んでいることだろう。
全く気づかなかったが、開発環境で多く用いられるvmware workstationやplayerのライセンス変更。
playerは商用利用できないからほとんどの企業では利用できないと思われがちだが、商用ライセンスを購入すれば使える。
だが、ライセンスを購入するのならばworkstation proの方が圧倒的に便利だ。
理由は昔このブログで書いたので書かないが、多少の価格差があったとしてもproを使う方が良い。
話を戻すと、2024年の12月にworkstation proが商用利用可能になった。
vmwareがbroadcomに売却されて、これらのライセンスは2024年の5月と11月に見直しがなされているがついに12月に商用利用可能になったのだ。
もしも、この機会に仮想環境を使った開発環境を構築したいのならこのライセンス体系が変更される前にダウンロードして使い始めるべきだ。
12月の無償化に伴い、サブスクライセンスを持っているユーザーなどはそれによって付与されるサポート程度しかメリットがなくなったが、サポートを受けなければいけないのはハードウェアが少し特殊な使い方をしているとか、外部とのネットワークと仮想マシン群で構築した社内サーバーとの通信を仮想サーバで準備したファイアウォールで制御したいとか、そのようなケースがほとんどなのではないだろうか。
現在broadcomから提供されるものはそれに対してライセンスの無償が担保されている。
仮にこの後でバージョンが上がり、有償サポートになるとしても、バージョンアップさえしなければ、商用利用によるライセンス違反にはならない。
この記事を読んでいる方で仕事でvmware playerで商用利用での設計や開発をしている人。
もしも、playerに商用利用できませんと表示されているのを、そのまま使わされているとしたらそれは明らかにライセンス違反だ。
ライセンスはあるが、普通にダウンロードしたものを使っているだけなのだとか、そんなのは先ほどのライセンスの考え方では全く意味がない。
今使っているものに対して、ライセンスがどうなっているかだけが問われること。
原付免許を持っていて、違法な海外製の原付バイク相当のものを公道で乗り回し捕まった時に、自宅に原付バイクを持っているのですぐ乗り換えますから問題ないですよねと言うのと同じだ。
塩漬け
nisaの投資枠でいくつかの銘柄を保持している。
値上がりによる利益を期待しての保有ではなく、配当利回り重視で銘柄を選んでいる。
夫婦でそれぞれnisa運用していて、それぞれ銘柄が被らないようにしている。
配当利回り重視とはいえ、資産価値が低下するのは嫌なものだ。
配当利回りが4%銘柄ならば25年で株価相当の配当金を受け取ることができる。
実際には株価は上下するからそこまで単純な話ではない。
私の保有銘柄のひとつは購入価格の半分ほどになってしまっている。
これはもう、配当を受け取り続けて売却できない塩漬け株だ。
そもそも、株価の下落は業績低下によるものなのだけど、逆に業績回復すれば株価は高騰する銘柄だと思うので、数年のうちに回復さえすれば売却チャンスもあるだろう。
プライム市場のIT銘柄であっても有象無象の会社もあるということだ。
後は野となれ山となれ
無責任な言葉だが、この年齢になると自分がとか自分たちがとか、自分たちの世代がとか自分を含む集合体が今の世の中をさらに発展させようという気概はなかなかでてこない。
世の中は昔から見れば十分複雑になっていて、大きく変化している。
複雑なことを考えることは、年齢が高くなると億劫になる。
シナプスがビビッと連携しないなと言うのが実感できるからというのが、自分のモチベーションの低さの最大理由だ。
20年前なら、何とかしてやろうと思ったことも今のままでも良いやと考えてしまう。
そんなことを思ったら、老獪な政治家達はなんと野心が多くて精力的なことだろう。
言い方は偏見にまみれるが、悪いことをするにも色々体力も胆力も必要だ。
もしかすると、政治家が引退するのは、もう悪いことをやる体力が無くなってしまったと感じるときなのではないかとすら思う。
とにかく、今からもどんどん進化するIT環境で前線でバリバリやりたい気持ちは限りなくゼロに近い。
後は野となれ山となれなのだ。
ところで、若者たちは野心的でいるのか?
備蓄米放出
2023年は米が不作で米の市場価格が高くなった。
2024年は平年並みの収獲で米の価格は落ち着く予想だった。
だが、米の市場価格は安くなるどころか、さらなる高騰となった。
2023年の不作の時に政府は備蓄米を放出して米価を安定させることをしなかった。
備蓄米は凶作により、市場への米の流通量が減少した時に放出するものであり、価格安定のために放出はしないと言うのがその理由だ。
だが、2025年の今になって備蓄米放出を決定した。
流通するコメの量を増加させて、市場価格を低下させるための放出だという。
これに対して、噛みつく人がいる。
自由経済に介入するなとか、備蓄米の蓄積量は決まっているのだから、放出した分を速やかに、補填する必要かあるのだから一時的に価格が、下がったとしても下げ幅も、効果も限定的だとかそういう類いの話だ。
コメの凶作で価格が上がったときの首相と今の首相が別の人間なのだから、政策が異なるのは当たり前の話。
政権交代が起きたわけではないのだから、政策転換が起きるのは納得できないという人が一定数いるのは分かるし、自民党だから投票するという人にすれば、裏切られたという気持ちも働くのだろう。
コメの値段が高くなると、農家が儲けているという人と、JAが儲けているという人がいる。
政府は稼げる農業を目指している。
残念なことに、日本人向けの農業をする限り、稼げる農業などあり得ないと官僚達は分かっていて、海外への輸出額が増えれば良いと考えている節もあるのではないだろうか。
農業が食料政策に縛られること無く、静かに国内供給を減らしていくような改革は近いうちに起こり得るかも知れない。
自己満足の世界なのかも
アブガルシアのロキサーニ7のスプール回転がしょぼいので、フルセラミックベアリングに交換した。
ついでに、バスxとメタニウムもフルセラミックベアリングに交換するために、必要なセラミックベアリングをtemuで注文した。
届いたものをまずはベアリング単体で空回ししてみた。
購入したのは1030が4個に1150が2個。
ロキサーニとバスxはスプールシャフトに1150、メカニカルブレーキに1030、メタニウムはスプールシャフトにはベアリングは無くて、DCユニットの奥と、ピニオンギアのところが両方1030。
単純に1150と1030では1030の方が回転時間が長い。
そして、ベアリングの中心にピンセットを入れて回したのだけれど、上下で回転時間に違いがある。
当然だけど、ベアリングの個体差はそこそこ大きい。
よく回る1030の2個をメタニウムに。
後はどんぐりの背比べなので、適当にロキサーニとバスxに。
期待してスプールを空回ししたが、メタニウムはかなり回るようになって、バスxはそこそこ回るようになって、ロキサーニはあまり変わらない。
やはり、リールは国産ということか。