日本では女性の社会進出率が低いとされている。
企業内での管理職率だったり、女性議員の割合だったりが低いために女性の社会進出率がが低いとみなされている。
女性の社会進出率が高くなると、少子化がさらに進むと考える人も少なくは無いだろう。
ヒトという生物を考えた時に、生殖能力と、生産能力の高さを示す年齢カーブは同じような形を示すのだろうか。
出産が女性固有の能力ではなく、人口子宮などでも可能となったときに、女性の社会進出を声高に叫ぶ人たちは歓声を上げるのだろうか。
子育てが負担だというなら、育児も人工的にできるようになれば更に嬉しいのだろうか。
卵子と精子だけを準備すれば、15年間経過するまで自動的に育てることができるようになれば、どうなるだろう。
優秀な子供以外は作られなくなるんじゃないかと考えてしまうのだが、これでは優生保護法と全く同じか。
総裁選
小泉進次郎の公約に驚いた。
企業の解雇に対する規制を見直し、解雇しやすくするという。
彼の父親は非正規雇用を広げ、賃金格差どころか、社会保険制度すら危うくしたと考えている。
個人収入が減少し、税金が取れなくなった分を社会保険料という形で補ったので、婚姻した後も夫婦で働かなければ生活していけずに子供を持てない状況を招いた。
そしてその総理の息子は、正規雇用に留まる権利を潰そうとしている。
親子で雇用の頭と尻尾を切り落とすのか。
避難所の冷房
避難所は大概、学校の体育館が使用されている。
近年の酷暑で、大勢の人が体育館に避難すると熱中症が恐ろしい。
だが、体育館の冷房設置は1%にも満たないらしい。
あれだけ大きな空間を冷やすとなると、機器設置だけでなく断熱工事が必要になる。
冷房が設置された場合、避難時だけでなく学校での授業でも使うことになるだろうが、電気代の増加もある。
耐震工事については、全ての公共施設に対して行われた。
冷房設置については、どうなるだろうか。
リスキリングとは
そもそもリスキリングとは何で、なんのために必要なのかがとても曖昧だと感じている。
新たな職種や変革する環境への対応のための技術習得のことで、生産性を高めるためにリスキリングは必要とされている。
リスキリングしなかったらどうなるのか?
社会的生産性は肉体的な劣化に合わせて低下し、極端なはなしその人は不要と判断される。
だから、仕事は属人化の解消は進まない。
それでは、仕事が属人化しなくなったらどうなるのか。
企業は生産性が低下した人材を切り捨てることができるようになる。
一方で、リスキリングできる人間はどうなるのか。
新しいことへの順応性がどれだけ高くても、どこかの企業が認めて転職できなければ全くリスキリングは活かされない。
転職エージェント会社がそれを解決するようなCMが多く流れているが、エージェント会社は学歴や年齢を完全に判定基準としない斡旋を行うことなどできるのだろうか。
地元自民党
地元の話。
衆議院選挙を控えて現職議員を推薦するか揉めて、予備選挙の実施という話も出たが、結局は党員アンケートを行うことになった。
パーティ券のキャッシュバックを受け取っていた議員として名前が公表された後、個人からの寄付になるとされる会費だけを受け取る励ます会も問題となったのは随分前の話。
それが今になって候補として不適切でないかという意見が県連から出たのは、何だかマッチポンプ臭い。
そうこうしているうちに、アンケートすら実施を取りやめて、推薦候補とすることを決定した。
党推薦候補とするのは問題ない。
だが、地元県民は少なくとも国会議員に関しては自民候補イコール地元選出議員というイメージを強く持っているし、恐らく自民以外から魅力的な対立候補が擁立できない可能性が高い。
自民県連も裏金議員に対して、遺憾であるというポーズを見せたいし、裏金議員当人も推薦候補となることで半分禊ができたと考える。
あまり使いたくない言葉だが、県民は自分たちの民度が高いか低いかどちらと考えるだろう。
日本のリンゴ南限
埼玉県の蕨が南限らしい。
地元でも果実農業としてのリンゴ栽培は行われているが、蕨よりも北なのだろうか。
気になったら調べられるものは調べる。
北緯はそれぞれ高岡市が37’36、蕨市が35’49。
緯度は赤道が0なので、高岡市の方が北になる。
蕨市のリンゴ栽培品種は秋ではなく、6−7月に収穫期を迎える品種で夏の暑さが果実の充実期に影響を与えないようなものらしい。
南北に長い日本では色々な農産物が南限と呼ばれる制限で作ることができなくなっていく。
農業は作るものを変えていけば良いという単純なものではない。
ノウハウがあり、育成過程でのタイミングに応じた作業を行わなければ、収量も品質も十分なものはできない。
世界一の種苗技術を持つ企業が日本にはある。
果樹については、それ自体が収穫できるまでに数年を要する。
まさに日本の食卓が変わっていかざるを得なくなる。
過渡期においては飼料作物を食べ方を工夫して人間が食べざるを得ない時期も来る可能性はある。
AIのために発電量を3割増やす時代はもうすぐそこ。
どう考えても、温暖化ガス排出量は増えるこそすれ減少することはありえない。
政党政治
富山一区の国会議員が年内に行われる衆議院選挙での自民県連の推薦がすんなり決まらないことになった。
当の議員は裏金議員とされる人物で、当人は収支報告書の記載ミスだというスタンスなのだろうが、世間はそうは見ていない。
世間どころか、自民県連ですらそう見ていない人がいることが判明した。
もしも、県連が別候補を推薦することになり、裏金議員も立候補すると、自民党の公認はどうなるのか。
県連の推薦候補を無視して、裏金議員を公認候補とするかも知れないが、そうなると完全に自民党は地方自治を軽視しているととらえかねられない。
結局、民意は無視されて裏金議員が推薦候補、公認候補となるのだろうが、白けるね。
生成AI
こんな仕事をしていながら、ブログであまり触れてこなかった。
今時点では、生成AIで何ができて、どのように効率化を図るかということばかりが騒がれている気がする。
そもそも、生成AIはぽっと出てきたたまたま見つかった技術ではない。
設計した技術者たちがいて、どんなことができるようにするか考え抜いた結果が今のそれなだけだ。
少なくとも日本はどんなことができる生成AIを作るのかを考えなければいけないのだが、かなりハードルは高い。
少し前のBIGデータの蓄積と管理すらきちんとしたものができているのかどうか怪しいのだから、蓄積されたデータの特性と利用方法を紐付けするに至るには、気の遠くなるような時間がかかる。
せいぜいできたことは、ネットモールの顧客情報と販売データ、検索データを蓄積する仕組くらいなのではないだろうか。
膨大なデータを維持するためのインフラ費用と効果だけを考えて、データの取捨選択を行った可能性は高い。
だが、日本人は統計データから製品を作ることが苦手な訳では無い。
ウォシュレットのノズルの位置や噴出角度や強さは統計から設計したのだ。
世界中のどこにもそんなことを考えたメーカーは存在しなかった。
今こそ踏ん張るタイミングなのだけどな。
たまにはいいこと書くじゃないか
日経クロステックのメルマガでなぜプログラミングを開発と呼ぶのかという記事が書かれていた。
ソフトウェアを生産物として捉えるならばプログラミングは開発ではなく、製造だ。
ただし、この記事が100%正しい訳ではなく、プログラミング工程のことを製造と呼ぶ企業も少なからず存在する。
だが、プログラミング工程を開発と呼ぶ企業も存在するのは確かだ。
その記事では設計、開発、テストとするのがIT企業であり、この工程は他の業界からはとても違和感を感じるとされていた。
設計、開発、製造、テストが普通だろうということらしい。
では、ソフトウェア製品の開発においてどの工程が具体的に当てはまるのか。
設計は要件定義が該当するだろうか。
開発は基本設計、機能設計、詳細設計が該当するだろうか。
製造がプログラミングに該当すると言えよう。
モノを作る企業では、開発が肝心で製造とテストを誰がやってもできるようにする事かもしれない。
ソフトウェアにおいては、どれだけ詳細な設計書があったところで、プログラミングは誰にでもできるわけではない。
とはいえ、いずれAIが詳細設計からプログラムコードを作れるようになるのは間違いないと考えていて、そうするのが日本のITが世界の覇権を握ることのできる可能性の一つだと思うのだ。
ちょこざいな詐欺メール
詐欺メールが届くメールアカウントにはまともなメールも届くことがあるのでアカウント削除はしていない。
詐欺メールかどうかは、メール内のクリッカブルなURLと送ってきたアカウントを目で比較している。
ヤマト運輸なのに、メール内のリンクが楽天市場ぽいものになっていた。
このアドレスがなかなか巧妙で、サブドメインの部分に楽天市場のURLを書いている。
IT技術の先進国でない日本をターゲットに、(IT技術という言葉は情報技術技術となるので適切ではないが、IT普及は先進国だが技術的には先進国でないと言う意味)もはや技術的に日本を超えているだろう中国が本気で何かを仕掛けてきたら、情報戦争で日本がズタズタにされるのではないかととても心配なのは、私だけだろうか。